レッドブルファミリー内のドライバーを実際に決めるのは誰か?
ビザキャッシュアップRB (VCARB) のチーム代表「ローラン・メキース」が海外メディアに答えています。
目次
角田裕毅の残留
VCARB所属の日本人「角田裕毅」はF1挑戦4年目です。
昨季途中から経験豊富なチームメイトのオーストラリア人「ダニエル・リカルド」との戦いが続いています。
これまでのところ角田はチームメイトに対して10点のリードを保っており、彼のパフォーマンスは広く賞賛されています。
なぜ彼が「マックス・フェルスタッペン」と並んでレッドブルのシートに真剣に検討されなかったのか、そこに疑問を覚えた人も少なくありませんでした。
早期の残留発表は当然
VCARBはカナダGPにて、角田との契約をもう1年延長することを決定しました。
もう1つのシートはまだ決定しておらず、現レギュラーのオーストラリア人「ダニエル・リカルド」とリザーブのニュージーランド人「リアム・ローソン」だけではなく、F2チャンピオンシップをリードしているフランス人「アイザック・ハジャー」、スーパーフォーミュラで戦う日本人「岩佐歩夢」もシートを狙っていることでしょう。
レッドブルファミリー内のドライバーは全員同じ雇用主と契約を結んでいるため、異動の可能があります。
レッドブルファミリーの中で誰がドライバーになるかを決めるのは誰なのでしょうか?
顧問の「ヘルムート・マルコ」がその権限を独占しているのか、VCARBのチーム代表「ローラン・メキース」がどれだけの影響力を持っているのか?
当のメキースがそのことについてRacingNews365の独占インタビューに答えています。
ドライバーを選ぶのは一人と思われがちだが、どんなチームでも決してそんなことはない。チームのオーナーでもない限りね。
たとえあなたがチームのオーナーであっても、何か言いたいことがあるチームの上司がいるはずだ(これは冗談で言っているようです)
冗談はさておき、我々はグループと取引している。我々は上司、株主、そしてより広い意味でのレッドブルファミリーと話し合うつもりだ。我々はそのファミリーの一員であり、ドライバーを選ぶことができて幸運だよ。
それは決して個別の判断ではないんだ。しかし、適切な時期が来たら、VCARBの2番目のシートをグループとしてどうするかについて一緒に話し合うつもりだ。繰り返しになるが、おそらくどのチームにも当てはまると思うが、それは株主次第になる。
おそらくどのチームでも株主はそのような決定に関与すると思う。それが我々のシチュエーションでもあり、そこに伴うものポジティブなことだけだと思う。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
これまで散々、マルコが人事権を握っているとか、権力抗争の結果ホーナーにそれが移ったとか報じられているので、メキースの言葉は本当なのか。
対外的にそう言っているのか事実なのか、「今、権力抗争が膠着しているからどちらがより強く決定権を持っていることはない」ということか。
株主次第と言っていますけど、それも株主が人事権を一任していることもあり得ます。
ディートリヒ・マテシッツはマルコに一任していた可能性が小さくなくありますし、今だってそうかもしれません。
ユーウィッタヤー家はホーナーに一任しているかもしれません。
結局、私たちには答えを知りようがないので、信じるかどうかということになるのでしょう。
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おわりに
ということで、角田裕毅の契約更新は論理的な選択だとローラン・メキース代表が海外メディアとのインタビューで語った報道の感想を書いた記事でした。