数年前にレッドブルジュニアを解雇された「ユーリ・ヴィップス」は、8月のポートランドGPでレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに出場する予定です。
目次
ユーリ・ヴィップス
当時レッドブル・ジュニアチームにいたエストニア人「ユーリ・ヴィップス」。
2022年、彼はTwitch上のライブ配信中に人種◯別的な発言をしたため、レッドブルから契約解除が発表されました。
彼は解雇されるまでレッドブルF1のリザーブドライバーとして「マックス・フェルスタッペン」と「セルジオ・ペレス」のバックアップを務め、F2でもレースをしていました。
問題発言がなければ今、F1でグランプリを走っていたかもしれません。
インディへ
あれから2年が経ち、ヴィップスはインディカーで再び大きなチャンスをつかむ準備を整えた、とCrash.netが伝えています。
昨年2023年にも、彼は『レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング (RLL) 』の30号車を駆り、ポートランドとラグナセカに参加していました。
そのポートランドでは、スタート、フィニッシュともに18位でした。
今回で3度目のレイハル・レターマン・ラニガン・レーシング・チームでのレースとなる。
今年、No.75のアマダ・ホンダをドライブする予定です。
ヴィップスとレイホールのコメント
ヴィップスのコメントです。
この機会を与えてくれたチームにとても感謝しています。
シミュレータープログラムでチームと緊密に連携してきました。マシンに乗ってから1年が経ちましたが、昨年のポートランドとラグナセカで得た経験が、すぐにスピードアップするのに役立つと確信しています。
それでも非常に大きな挑戦となるでしょうけど、とても楽しみにしています。
チームの共同オーナーの「ボビー・レイホール」のコメントです。
ポートランドでユーリを走らせることができるのは、いくつかの理由から喜ばしいことだ。
まず、彼は昨年ポートランドとラグナセカの両方で、私たちと一緒に走るどのイベントでも確実に活躍できるペースを持っていることを示していたこと。
彼は今年、シミュレーターで多くの仕事をしてくれ、ハイブリッドシステムを理解するのに役立っている。彼の努力に報いることができたことだ。
これによって彼がRLLでもっとレースに出られるようになることを期待している。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
ビップスは角田裕毅やリアム・ローソンと同時期にジュニアで切磋琢磨してきたドライバーなイメージで、気にかけてきました。
彼の◯別発言からの解雇は当時、仕方がなかったかなと思っていました。
ただ、それと同時に再起の機会を与えて欲しいとも思っていたので、今回のシート獲得は素直に嬉しいですね。
インディで活躍してF1に再び挑戦するというより、インディで名を残すドライバーになってくれたらいいなと。
もちろん彼自身がもう一度F1にと思っているならそれがいいです。
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おわりに
ということで、レッドブルジュニアを解雇されたユーリ・ヴィップスがインディのシートを獲得との報道の感想を書いた記事でした。