ディスディスブログ

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【F1】エイドリアン・ニューウェイと他のデザイナーの明確な違いを語るクルサード【2024】

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元F1ドライバーの「デイビッド・クルサード」が、「エイドリアン・ニューウェイ」の他のデザイナーとの違いを、海外メディアに語っています。

 

目次

 

ニューウェイのアストンマーチン入り?

2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。

 

F1 (エフワン) 速報 2024 Rd13 ハンガリーGP (グランプリ) &Rd14ベルギーGP (グランプリ) 号 [雑誌] F1速報

dysdis.hatenablog.com

 

離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。

2025年3月いっぱいと捉えてよいでしょう。

 

ニューウェイがレッドブル離脱後の動向について、様々な憶測があがっています。

離脱発表当時、フェラーリが次の移籍先のポールポジションにいると目されていました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

近ごろでは9月初旬にもアストンマーチン移籍が決定されるのではという報道がありました。

 

ニューウェイが他のエンジニアと異なる点

これまでに合計6つのマニュファクチャラーズチャンピオンシップと、7つのドライバーズタイトルを獲得したマシンデザインにおいて、重要な役割を果たしたエイドリアン・ニューウェイ。

13回のグランプリウィナーである元F1ドライバーの「デイビッド・クルサード」が、motorsportとのインタビューで、ニューウェイと他のF1のデザイナーとの違いを語っています。

 

エイドリアンが才能のあるデザイナーであることは明らかだが、彼が他のデザイナーと違うのは、レーシングドライバーのような考え方をしていることだ。

もちろん彼自身も趣味としてレースをしている。エイドリアンはマックス・フェルスタッペンを怖がらせるようなラップタイムを記録したわけではないが、今年初めにもモナコで開催されたヒストリックグランプリに参加していた。

だからドライバーがアクセルを踏むときのアンダーステア​​について、あるいはコーナーを出るときのアンダーステア​​からオーバーステアへの移行について話すとき、何を言っているのかを彼は正確に把握している。

エイドリアン自身もレースエンジニアでもあるため、彼は実際にすべてのパッケージを持っているんだ。

今では、彼らは全員スペシャリストだね、例えばマテリアルエンジニアだ。彼らは特定の部品がどの材料で作られるべきかを正確に知っている。それが彼らのスキルセットだけど、彼らは必ずしもレーサーではない。彼らは純粋なエンジニアだ。

今日では、特定の役割に特化した人材が必要とされているが、エイドリアンのリーダーシップは、コンセプトから構築、そしてマシンのトラックでの走行からドライブに至るまでのプロセス全体を理解することから生まれている。

それが彼に、学術的にはるかに高く評価されている他者よりも競争上の優位性を与えていると思う。エイドリアンは多くのエンジニアを怖がらせるほどの学術的な履歴書を持っていないかもしれないが、これも理論と実践の例になっている。

最終的に良いパフォーマンスを達成するためには、実践的な知識が必要だということだ。

 

とのこと。

誤訳御免。

 

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感想

感想です。

 

ニューウェイという「天才」の、何が天才たらしめているのかを理解する上で、非常に重要な発言と思いました。

クルサードはマクラーレンとレッドブルで一緒に仕事をしていたかと思いますけど、彼がサーキット内外で彼と一緒に仕事をした中で、肌感覚として感じ取れたのでしょう。

 

マイアミGPからでしたか、ニューウェイがレッドブルを離脱というか、チームのデータにアクセスできなくなったり、ミーティングに参加できなくなったのは。

偶然ではないと私は思っているのですが、奇しくもその辺りからレッドブルはレースに勝ちにくくなっていきました。

アップデートが狙い通りに機能していないと感じられることが増えましたし、セットアップを外すことも増えたように私には思えます。

その理由もクルサードの言葉を聞いて腑に落ちました。

 

と同時に、どうしてピエール・ワシェとエンリコ・バルボはニューウェイがいたときのようにレッドブルを浮上させることができないのか、その理由もクルサードの言葉には表されているように感じられます。

クルサードの言っていることが正しければ、おそらくレッドブルは今後マクラーレンやメルセデスにさらに差を縮められ、追いつかれ、あるいは先を越される可能性が高いでしょう。

そして来季のマシンにはそれがより顕著に現れるだろうとも思います。

 

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おわりに

ということで、クルサードがエイドリアン・ニューウェイと他のデザイナーとの違いを語っている報道の感想を書いた記事でした。

 

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