レッドブルF1の顧問の「ヘルムート・マルコ」は「セバスチャン・ベッテル」がレッドブルに復帰したいと申し出ていたことを明らかにしていました。
しかしマルコは、ベッテルを「マックス・フェルスタッペン」と対決させることはできなかった、と海外メディアに述べているようです。
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セバスチャン・ベッテル
ベッテルはレッドブル・ファミリーの一員としてF1で名声を博しました。
2009年にトロロッソからレッドブルのシニアチームに昇格、その翌年からドライバーズチャンピオンシップで4年連続で獲得し、チームとしてもそれらのシーズン全てでダブルタイトルを獲得しました。
ベッテルは2014年末にレッドブルを離れ、フェラーリとアストンマーティンを経て2022年末に現役を引退しました。
ところがその後、マルコはベッテルがチーム復帰の可能性について「何度も尋ねてきた」と言っています。
マルコがベッテルの復帰要請について語る
マルコはベッテルからのレッドブルへの復帰要請を断ったそうで、その理由をF1-Insider.comに語っています。
セバスチャンはすでに2年間(F1から)離れている。
(ニコ)ヒュルケンベルグも長いこと離れていたが、彼は4度の世界チャンピオンではないから、よりハングリー精神を持っていた。
正直に言えば、レッドブルでセバスチャンがマックス(フェルスタッペン)の隣りにいるなんてことを、彼にさせたくなかったんだ。
(ベッテルとフェルスタッペンを)あまり比較すべきではない。
しかし、マックスは圧倒的なパフォーマンス、全体像を把握し、限界を再び押し上げる能力を持っている。それは他に類を見ない。私はこれまでこんなことは経験したことがない。
マックスはまだ26歳だが、すでに史上最高の選手の一人に数えられるはずだ。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
復帰したがっていたのですね。
復帰したがったというか、勝ちたかったのでしょう。
2022年、2023年のレッドブルならベッテルでも何勝かできていたと思いますし。
ただ、マルコが懸念しているように、おそらく直接対決をしたらフェルスタッペンが圧勝してしまい、ベッテルのキャリアを壊してしまう危険がありました。
キャリア晩年、アストンマーチンではランス・ストロールとどっこいどっこいでしたから、その程度ではまぁ間違いなくフェルスタッペンにボコられるでしょう。
なので復帰の話を無視したことは、マルコの彼への愛情・温情なのだと思います。
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おわりに
ということで、ヘルムート・マルコがベッテルの復帰要請を無視したことの説明をした報道の感想を書いた記事でした。