レッドブルF1の顧問「ヘルムート・マルコ」が、「マックス・フェルスタッペン」からメルセデスへの移籍の可能性は検討の対象外であると明言した、と海外メディアが伝えています。
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ヘルムート・マルコのレッドブルとの新契約
ヘルムート・マルコはレッドブルとの現行契約を2026年末まで延長したと報じられました。
F1-Insiderによれば、この新契約は「フェルスタッペンを失うことへの恐怖から、レッドブル首脳陣は再びマルコにさらなるパワーを与え、最終的にはマルコがホーナーとの権力闘争に勝利した」ことになるようです。
フェルスタッペンの契約は2028年まで
マックス・フェルスタッペンとレッドブルとの契約は2028年末までになっています。
例に漏れず、現王者にも一定の「パフォーマンス条項」が設定されていますが、選手権の状況により今年は除外されていて、再び条項に効力が現れるのは2025年までとされます。
2014年末にセバスチャン・ベッテルがフェラーリに移籍したとき、2022年10月に亡くなったレッドブル創設者のディートリッヒ・マテシッツと彼の友人でアドバイザーのマルコは「この条項は勝利者には当てはまらない」と同意しました。
「マックスの場合は違う」とマルコはF1-Insiderに認めました。
これは、レッドブルが自らの最大の宝石を自発的に手放すことはないことを意味します。
フェルスタッペンの選択肢はキャリアに終止符を打つことです。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
抽象的かつ自己陶酔的な文章でわかりにくいのですが、要するにマルコがレッドブルと契約延長をしたことは、事実上、フェルスタッペンの残留も保証されたと言いたいのだと思います。
逆を言えば、フェルスタッペンのメルセデスへの流出を避けるべく、レッドブル本社がマルコを選んだということになるかもしれません。
内部抗争の流れからクリスチャン・ホーナーによって一旦は権力を制限されたマルコでしたが、ニューウェイの退団やレッドブルの相対的な競争力の低下、それがマルコの復権を後押しした。
そう考えると、マッチポンプ感が否めないですが。
ただ、マルコが復権するとなれば、相対的にはホーナーの力が弱まるというか、抑えられることにもなるでしょう。
そうなれば、角田裕毅のレッドブル昇格も、ホーナーが独裁する状態よりは可能性が上がると思われ、その意味でいい流れにあるのかもしれません。
角田に関してはフォードがホンダ系の彼の起用を許すかという問題も出てくることが想像されます。
2026年以降までレッドブルグループにいられるかは別問題として存在するということですね。
それもあるので、まだマシンがトップグループにある、そしてホンダPUを使っている今のレッドブルなら彼に昇格の芽があるのではと思います。
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おわりに
ということで、ヘルムート・マルコの新契約でマックス・フェルスタッペンのメルセデス移籍の芽がなくなるとの報道の感想を書いた記事でした。