メルセデスの育成「アンドレア・キミ・アントネッリ」が、第8戦ハンガリー大会のフィーチャーレースで今季2勝目をあげました。
メルセデスF1のチーム代表「トト・ヴォルフ」が、アントネッリの勝利に関して海外メディアにコメントしているようです。
目次
キミ・アントネッリ
17歳のイタリア人「アンドレア・キミ・アントネッリ」は、アントネッリはカートで走っていた頃からメルセデスのサポートを受けています。
2022年と2023年に『プレマ』で、それぞれイタリアF4とフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権でタイトルを獲得し、今季F2にプレマでデビューを果たしました。
アントネッリは2205年のメルセデスF1のレギュラーシートの候補にもあがっていて、メルセデスでデビューしなくともカスタマーチーム、例えばジョージ・ラッセルがそうだたように、ローガン・サージェントの替わりにウィリアムズからデビューさせるのではとの噂もあります。
しかし、今季中のウィリアムズからのF1デビューについては、メルセデスのチーム代表である「トト・ヴォルフ」は時期尚早として、報道を否定していました。
そして先日行われたイギリス大会のスプリントレースでF2初優勝をあげています。
アントネッリ2勝目
2024年7月21日にF2選手権第9戦ハンガリー大会の「フィーチャーレース」が行われ、キミ・アントネッリがF2での2勝目をあげました。
前回はフィーチャーレースでは初勝利です。
スプリントレースはリバースグリッドですので、フィーチャーレースを「本物」と表現されることはままあります。
なので今回の勝利はひとしおだったことでしょう。
アントネッリのコメント
アントネッリのコメントです。
この勝利は僕にとって救いだよ。
来年F1でレースができたらいいね。イタリアでは多幸感にあふれているけど、正直、(F1で走る)準備ができているかわからない。
とのことです。
トト・ヴォルフのコメント
メルセデスのチーム代表「トト・ヴォルフ」がレース後のプレスカンファレンスにて、アントネッリのF2優勝について、海外メディアにコメントしています。
おそらく我々は、17歳のときに自分たちがどれほど愚かだったかを忘れているかもしれない。
アントネッリがし続けなければならないのは、間違いを犯し、そこから学ぶことだ。
このレースで彼はタイヤを完璧に管理していて、我々は彼がチームをリードし、レースを読み、彼がやっていること全てを見たいと思っている。
しかし、F2では常に判断がとても難しい。
我々にとっては、彼のF1マシンのテストで収集されたデータの方が重要だ。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
ベアマンが今季F2で精彩を欠いているにもかかわらず、2025年のF1のレギュラーシートを獲得しました。
それを踏まえてトトのコメントを読むと、来季に向けてアントネッリを採用する可能性がない訳でもないなと思えます。
個人的には、まだ彼がF2を優勝していなかった頃にあがっていた、アントネッリのF1昇格の話題には反対でした。
しかし、それは彼がまだF2でやるべきことをやっていないように思えたからで、彼のF1昇格自体を否定したものではありません。
仮に今季彼がF2のタイトルを獲得するのであれば、F1のチャンスを与えて欲しいと思います。
そうしないとF2の存在意義が大きく削がれてしまう気がするからです。
ただでさえ、ドルゴヴィッチとプルシェールと、2年連続でF2王者がF1に昇格できていない事態が続いているので。
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おわりに
ということで、F2で2勝目を挙げたキミ・アントネッリについてメルセデス代表がコメントをした報道の感想を書いた記事でした。