レッドブルF1の顧問「ヘルムート・マルコ」はハンガリーGPで話題になっている「2つのトリック」について、海外メディアにコメントをしているようです。
1つはマクラーレンの「ブレーキドラム」にあった「穴」、もう1つは「フレキシウイング」です。
目次
マクラーレンMCL38の「ブレーキ」に強い疑念
レッドブルF1がマクラーレンの今季型マシン「MCL38」の「ブレーキ」に強い疑念を抱いていると、Auto Motor und Sportが報じています。
数日前に少し触れました。
Auto Motor und Sportは、レッドブルF1が最近のグランプリレース中にマクラーレンのブレーキドラムに穴を発見したと報じました。
この穴はフリー走行後に塞ぐ必要があると言います。
チームはフリー走行中にセンサーを取り付けることが許可されていますが、センサーが残した穴は(それが原因であれば)塞ぐ必要があります。
しかし、マクラーレンはフリー走行後もブレーキドラムに開けられた穴を露出したままだったことを、レッドブルが発見して苦情を申し立てたと。
苦情が明るみに出たのがシルバーストーンの後のことです。
マクラーレンのブレーキドラムの穴は「奇妙」
Motorsport.comからこの件を質問された、レッドブルの顧問「ヘルムート・マルコ」は、それを「奇妙」だと言いました。
FIAに問い合わせた方がいいよ!(笑)
もちろん私はエンジニアではないが、いずれにしてもあの穴は奇妙だった。
それに対してマクラーレンのチーム代表「アンドレア・ステラ」は、ライバルによってエスカレートされたものだとSkyF1で反論しています。
実際、この問題は非常にシンプルだよ。
これはセンサーにアクセスするための穴であり、FIAからこの穴は許可されていないという説明を受けたので、テープで貼り付けただけだ。
これは非常にシンプルな問題だが、何らかの理由でパドックでの話題にまでエスカレートしたようだが、そんなことはない。
とのこと。
フレキシブルウイングの規制は序列を「混乱」させる?
また、次戦第14戦ベルギーGPでは、FIAがフリー走行中に「選ばれた」マシンに追加のカメラを設置し、フロントウイングの「たわみ」をチェックする予定です。
各チームともフレキシウイングに関する規則を遵守しているますが、現在のテストでは、FIAはさらに詳しく調査したいと考えています。
元F1ドライバー「マーティン・ブランドル」は、この調査はF1チームの序列を「混乱させる」取り締まりにつながる可能性があると述べています。
しかし、マルコはレッドブルに関しては問題ないと考えているようです。
いや、そう(序列が混乱する)は思わない。FIAはすでにテストを実施しており、それに合格すればレースで何が起ころうと関係ない。
(FIAは)別のテスト方法を見つけなければならない。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
ブレーキの点はまだわからないことが多くて何とも言えません。
フレキシブルウィングも結局よくわからないですが、走行中はウィングはある程度たわむものですから、素人目にどれだけたわめばセーフかアウトか、わかりませんから。
フレキシブルウィングへの取り締まりが強化されると序列が、というブランドルの意見は正しいものと思います。
確実に落ちるチームがあるでしょう、メルセデスやハース辺りは、と個人的に思っていますがどうなるでしょうね。
マルコがああ言うのですから、レッドブルは影響が小さいのでしょうね。
取り締まりが強化された方がいいとすら思っているのかも。
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おわりに
ということで、マクラーレンのブレーキドラムの穴とフレキシブルウィングについてヘルムート・マルコの見解が報じられた感想を書いた記事でした。