F1の2024年シーズン、2024年7月5日から第12戦「イギリスGP」が開催されています。
2024年7月5日金曜日はFP1（フリープラクティス）とFP2が行われます。
この記事では1日目FP1を扱います。
結果と感想を書いています。
目次
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
- チーム (PU) ：ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル（ホンダRBPT）：マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス（メルセデス）：ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ（フェラーリ）：シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン（メルセデス）：ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン（メルセデス）：フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ（ルノー）：ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ（メルセデス）：アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー（フェラーリ）：バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB（ホンダRBPT）：ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース（フェラーリ）：ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー（キックザウバー）とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。
第12戦イギリスGP
F1の2024年シーズン第12戦イギリスGPが2024年7月5日から開催されています。
場所はイギリスはノーサンプトンシャー州トウスターにある「シルバーストン・サーキット」です。
アップデート
アップデート情報です。
- レッドブル：フロアボディ、フロアエッジ
- メルセデス：フロントウィング、リアウィング、フロントコーナー、リアコーナー
- マクラーレン：リアウィング、ビームウィング（ハイロード、ミッドロード、ロウロード）、コーク／エンジンカバー
- アストンマーチン：フロントウィング、リアコーナー
- ビザキャッシュアップRB：ヘイロー
- キックザウバー：フロアフェンス
- ハース：フロアボディ、フロアフェンス、フロアエッジ、サイドポッドインレット、コーク／エンジンカバー、ミラーステイ、リアコーナー
上記のとおり。
見落としがあるかもしれません。
タイヤコンパウンド
使用されるタイヤコンパウンドについて。
All set for the first day of the #BritishGP: these are tyres available for this Grand Prix. pic.twitter.com/O05M00fEME
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) 2024年7月5日
今回使用されるタイヤコンパウンドは上記のとおり。
C1〜C3とのこと。
C1がハード、C2がミディアム、C3がソフトタイヤ。
FP1＆FP2
2024年7月5日はイギリスGPのFP1とFP2が行われます。
FP1の結果です。
FP1 CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2024年7月5日
The perfect start for Lando Norris 👌#F1 #BritishGP pic.twitter.com/m7APZbjwIY
F1の公式Xアカウント (@F1) のポストのとおり。
感想
2024年F1第12戦イギリスGP1日目FP1の感想です。
首位は
FP1首位はマクラーレンの「ランド・ノリス」でした。
Strong first run! 🏁
— McLaren (@McLarenF1) 2024年7月5日
More to come this afternoon. 👊#BritishGP 🇬🇧 pic.twitter.com/EN8sZHN3KW
チームメイトの「オスカー・ピアストリ」も3位に入っています。
1位3位というと調子がよさそうに見えますが、2位にアストンマーチンの「ランス・ストロール」が入っていることで、まだまだ各チーム余力を残しているものと想像されます。
Meanwhile, Piastri is reporting a hydraulic issue and has stopped at the entry to the pit lane 😮#F1 #BritishGP pic.twitter.com/QlpCBLyz0L
— Formula 1 (@F1) 2024年7月5日
また、終盤にピアストリが油圧トラブルを訴えていて、ピットレーン入口付近でマシンを止めていました。
FP2以降に響かなければいいですが。
レッドブルは
なのでレッドブルの「マックス・フェルスタッペン」は1位ではありませんでした。
FP1 done and dusted 🇬🇧
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) 2024年7月5日
Plenty of valuable lessons to be learnt 💪#F1 || #BritishGP pic.twitter.com/hYioEgQQR6
4位です。
オーストリアでのノリスとの接触の話題でほぼ埋まっていた1週間でしたが、両者で話し合いが持たれたようです。
元々仲の良い2人ですから、ここで破綻するようなことはなかったみたいです。
ホッとしたような、バチバチの戦いが見たかったような。
チームメイトの「セルジオ・ペレス」は走りませんでした。
ルーキー起用義務ルールの消化をしました。
ペレスの代わりは噂どおり「アイザック・ハジャー」でした。
最終盤までタイムが出ていませんでしたが、何とかタイムを出しています。
マシンを壊さないように慎重に走っていたのでしょうか。
ベアマン
昨日、来季のレギュラーシート獲得が公式に発表された「オリバー・ベアマン」。
その来季のシートを与えたハースで、FP1を走っています。
ハジャーと同様、ルーキー起用義務消化で、「ケビン・マグヌッセン」がシートを譲っています。
🏁 FP1 Complete 🏁
— MoneyGram Haas F1 Team (@HaasF1Team) 2024年7月5日
A strong first session at Silverstone with valuable information gained 🙌#HaasF1 #BritishGP pic.twitter.com/5Pw27C1VdA
「ニコ・ヒュルケンベルグ」が11位で、ベアマンが14位でした。
タイム差は0.454秒、結構な差があります。
まぁ毎戦走っているヒュルケンの方がマシンに慣れているでしょうし、遅くて当然ではあります。
でももう少し縮めたかったでしょうね、0.3秒差ほどに。
VCARB
ビザキャッシュアップRBはスペインに大型アップデートを持ってきましたが、やはり失敗しているようです。
First practice session of the weekend is complete! Fewer runs for Yuki after his car gets stuck in the gravel, but we’ll be back for more laps later 👊 pic.twitter.com/DyzgVVRjep
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) 2024年7月5日
「ダニエル・リカルド」が13位、「角田裕毅」が19位でした。
角田は後述しますが、リカルドが13位というのはアップデート以前とほぼ変わらない位置です。
ただリカルドはアップデートされたマシンに好印象を持っているコメントがあります。
つまり乗りやすい車になっていると受け取れます。
しかしそれでも速さが出ていない、順位が変わらないというのは問題です。
アップデートが機能していなくて速さが出ないなら、マシンを改善すればタイムや順位が上がると期待できますが、アプデが機能しているのに速くないのですから。
先ほど書きましたように、やはりアプデは失敗だったと判断できるでしょう。
またはリカルドが衰えていることも考えられます。
🔴 RED FLAG 🔴
— Formula 1 (@F1) 2024年7月5日
Yuki is beached in the gravel at Luffield 😮#F1 #BritishGP pic.twitter.com/tDHrsM2pad
角田はコーナーでスピンを喫し、グラベルにハマってマシンを降りました。
その後走れずに順位は最下位。
ただ、このスピンは角田のドライブミスではなく、マシンに不具合が起こったような、変なスピンの仕方でした。
ギアを上げた瞬間でしょうか、リアから滑っていった感じで、もしかしたらギアがロックしたのかもしれません。
ギアボックスが怪しいスピンだったように私には見えました。
だとしても走れなかったことは痛いです。
どうも流れがよくないですね、ここのところずっと。
サマーブレイク前に流れを変えたい。
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おわりに
ということで、F1の2024年第12戦イギリスGP初日FP1の感想を書いた記事でした。
