ハースF1が19歳の「オリバー・ベアマン」獲得を発表しました。
ベアマンの他にも噂があり、彼らのF1のレギュラーシート獲得により、F1から離れるドライバーも出てきます。
海外メディアの一部でF1を離れる危険のあるドライバーが誰になるのか話題になっています。
目次
ハースのベアマン獲得
2024年7月4日、『ハースF1』がF2の『プレマ』で戦っている、19歳のイギリス人「オリバー・ベアマン」の獲得を発表しました。
複数年契約ということで、2026年から導入される新レギュレーションでも彼は走ることになります。
4人が別チームのシートを探す？
ベアマンの他にも今季F1で走っていないドライバーの来季のレギュラーシートの噂はあります。
例えば、プレマでベアマンのチームメイトである16歳のイタリア人「アンドレア・キミ・アントネッリ」は、『メルセデス』のルイス・ハミルトンの後任の最有力候補と言われています。
『アルピーヌ』は今季いっぱいで離脱する「エステバン・オコン」の代役としてリザーブの21歳のオーストラリア人「ジャック・ドゥーハン」が候補に挙がっています。
また同チームには25歳のドイツ人「ミック・シューマッハ」の名前も挙がっています。
最後にビザキャッシュアップRBには22歳のニュージーランド人「リアム・ローソン」が「角田裕毅」のチームメイト候補です。
つまり、現在F1で活動をしているドライバーのうち、「少なくとも4人」が別チームのシートを探す必要がありと、GPblogは伝えています。
ローガン・サージェント
その一人が『ウィリアムズ』所属のアメリカ人「ローガン・サージェント」です。
彼は25年はF1で活動しなくなることが確実視されています。
サージェントの個人スポンサーが再び財布を開くことで、どこかに滑り込むことがあるかもしれませんが、現実的ではありません。
現状インディカー・シリーズに参戦する可能性が高いと言われています。
周冠宇
中国人「周冠宇」は、所属の『キックザウバー』で強い印象を残せていません。
スポンサーからの巨額資金をバックにアルピーヌのシートに希望を託しているようですけど、アルピーヌは本気でチームを前進させられる人材を欲しています。
現所属チームも彼との契約更新を望んでいない現状、彼がF1に留まれば奇跡と言えるかもしれません。
ダニエル・リカルド
『ビザキャッシュアップRB』所属のオーストラリア人「ダニエル・リカルド」は、今回あがっている候補者の中では、最も有名で実績のあるドライバーです。
ここ数週間で改善の兆しを見せていますが、それでは十分とは見られていないのか、レッドブルのアドバイザー「ヘルムート・マルコ」はリアム・ローソンにチャンスを与えたいと発言しています。
また、ウィリアムズが彼の起用を検討しているとの噂が流れています。
ケビン・マグヌッセン
ハース所属のデンマーク人「ケビン・マグヌッセン」は以前も1年間F1から離れたことがありましたが、今回もその可能性が高まっています。
今季チームメイトの「ニコ・ヒュルケンベルグ」に対して継続的に劣っていて、ハースは「エステバン・オコン」との交渉をしていると噂があります。
ハースがマグヌッセンを放出すれば、彼のF1キャリアは終わると考えられます。
エステバン・オコン
アルピーヌ所属のフランス人「エステバン・オコン」は、今季いっぱいでのチーム離脱を明らかにしています。
先述したように、ハースが彼を希望リストのトップに挙げていて、『アウディ』もまた彼を真剣に検討しているとされています。
よってオコンはおそらく来季もF1でのキャリアを継続させることになるでしょう。
バルテリ・ボッタス
キックザウバー所属のフインランド人「バルテリ・ボッタス」。
アウディは当初彼をリストに入れていませんでした。
ところが、ヒュルケンベルグのチームメイト探しに苦戦しており、F1での活躍を続けたいボッタスにとっては朗報になるかもしれません。
アウディが他のドライバーを選んだときは、『ウィリアムズ』が選択肢になるでしょう。
ボッタスが2025年も最高峰クラスで活動する可能性は十分にあります。
カルロス・サインツ
フェラーリ所属のスペイン人「カルロス・サインツ」は来季のシートを確定させていません。
現在ドライバー市場の中心にいる人物で、シートに余裕のあるすべてのチームが彼に興味を持っていると言われています。
あとはサインツがどのチームで走りたいかを選ぶだけです。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
リカルドとオコン、ボッタス、サインツは残るかなと思っています。
オコンはまず間違いなさそうですし、サインツは彼が決断するだけ。
リカルドとボッタスに関しては全盛期は過ぎているものの、彼らの持つ経験を欲するチームはあるでしょう。
それこそベアマンの教育係として、この2人はうってつけではないでしょうか。
ベアマンとしても彼らから学びつつ、でも速さでは安定して上回ることでその先、つまりフェラーリへの昇格も見えてくるはずです。
他の3人は生き残りは厳しいでしょうか。
資金次第では余裕のないチームは欲するかもしれませんけど、そもそも速さがないのでは話にならないですからね。
サージェントとマグヌッセンに関しては、よく壊しますし。
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おわりに
ということで、ベアマン加入により少なくとも1人がF1を離れることになり、誰がそれを恐れているかとの報道の感想を書いた記事でした。
