F1の2024年シーズン、2024年7月5日から開催される第12戦「イギリスGP」に、F2で活動をしている「オリバー・ベアマン」が走るようです。
目次
第12戦イギリスGP
2024年7月5日からF1は第12戦イギリスGPが開催されます。
開催地はイギリスはノーサンプトンシャー州トウスターにある「シルバーストーン・サーキット」です。
オリバー・ベアマンFP出走へ
F2の『プレマ』で活動している19歳のイギリス人「オリバー・ベアマン」がイギリスGPのフリープラクティスに出走するようです。
出場チームは『ハース』、シートを譲るのはデンマーク人「デビン・マグヌッセン」になりそう。
いわゆる「ルーキー起用義務」ですね。
FP1セッションに6回参加できると聞き、しかもシルバーストンがその1つだと知ったとき、日数を数え始めたんだ!
素晴らしいトラックだし、イギリスのファン全員にとってピットレーンから出てくるときは特別な気分になるだろう。
とベアマンはプレスリリースで語っているようです。
2年目のF2で苦戦中
ベアマンは今季2年目のF2で苦戦中です。
先日オーストリアのスプリント今季の初勝利をあげたもの、ドライバーズランキングで14位と低迷しています。
小松代表のコメント
ハースのチーム代表「小松礼雄」がデンマーク紙Ekstra Bladetに、ベアマンの起用について語っています。
私は彼が我々とどのように協力するかをより重視している。
彼を見るためのF1セッションはまだたくさんある。
メルセデスでのF1デビューも噂される、F2でのベアマンのチームメイトである「キミ・アントネッリ」も、ベアマンと同様プレマで苦戦中です。
なので、チームが苦戦しているのはドライバーが理由ではないと小松は考えているようです。
新ルールの下でプレマがマシンにどのような問題を引き起こしているのか、私には見当がつかない。
何かは聞いたことはあるが、詳細をすべて知らなければ、間違った結論を導き出すのは簡単だ。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
日本人であれ全員敬称略です。
他ではヘルムート・マルコなどと書いているのに、小松だけ小松さんではおかしいので。
今回に限らず小松のベアマンへの発言は、彼を起用することが前提となって、あれこれと理由づけをしているように感じ取れます。
プレマの2人が今季F2で不調なことは、それが「彼らの今の実力」と私には思えます。
F1でもF2でも結果が重視されますよね、それなら擁護を前提とせず、結果を受けてその理由を探るべきでしょう。
マシンを開発したりセットアップしたりすることも、ドライバーの大事な仕事と思っています。
プレマが今季、マシン開発を失敗したりマシンの特性をつかめていないのだとすれば、それはドライバーは2人とも開発やセットアップなどチームを強化する力が足りていないのです。
F1とは異なり、F2は同じマシン・エンジンで戦うのですから、その力の差は余計に目立ちます。
いつどこにいるか誰と出会うか、それは運も大いに絡みますけど、そういう運や移籍先のチームを見極める力、政治力、これらもドライバーの実力のうちでしょう。
よって現状では、プレマの2人は速さだけでなくトータルでF2を勝ち抜く力が足りていない、そういう判断を私はしています。
例えば、私は角田裕毅を応援しています。
彼は速さに関してはF1でもトップ3内にあると私は思っていますが、それでも彼が中位のチームに留まり続けているのは、彼のメンタル、チーム内外の政治力、スポンサーを引き付ける力が足りていないのだと判断しています。
トータルでは彼もやはり実力が足りていないということです。
あんな暴言を吐いていたら、スポンサーだってサポートしづらいですよね、コマーシャルに使いにくいですから。
(人◯の問題もあるかもしれませんが、それを言ったら負けな気がしますので言いません)
都合のいいところだけを見て、都合の悪い情報は蓋をするのでは、正しい評価はできないのでは、と小松のコメントを読んでいて感じました。
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おわりに
ということで、オリバー・ベアマンがイギリスGPのFPでハースから出走する報道の感想を書いた記事でした。