2024年6月3日月曜日にアルピーヌF1は「エステバン・オコン」へ別れを告げました。
オコンの替わりにアルピーヌのシートをつかむ、その候補と目される一人が「ミック・シューマッハ」です。
ミックがかつて所属していたハースで当時代表を務めていた「ギュンター・シュタイナー」が再び、アルピーヌがミックを選ぶことは間違いだと言っているようです。
目次
エステバン・オコン
2024年6月3日、アルピーヌF1から所属のフランス人「エステバン・オコン」が2024年シーズンを最後にチームを離脱することが公式に発表されました。
詳しいことは上にリンクを貼った記事に書いています。
あわせてご覧になってください。
ピエール・ガスリーの将来
オコンの現チームメイト、フランス人「ピエール・ガスリー」も、今季いっぱいで契約を満了します。
そのため一気に2人のドライバーがチームを離れる可能性もあります。
アルピーヌはミックを取るべきではない?
オコンの代替候補には何人かのドライバーがあがっています。
そのうちの一人がドイツ人「ミック・シューマッハ」です。
言わずもがなミハエル・シューマッハの子ですね。
元ハースのチーム代表「ギュンター・シュタイナー」が、Red Flagsのポッドキャストで、ミックがアルピーヌに加入することはチームにとって間違った選択だと主張しています。
今のところ、私は『ノー』と言うだろう。
現時点では、可能な限り最高のドライバーを採用するよう努めなければならない。
ファクトリーチームとして、できる限り最善を尽くさなければいけないんだ。
とのことです。
ミックを推さない理由
シュタイナーがアルピーヌのドライバーにミックを勧めない理由は何でしょう。
GPblogによると、ドライバーラインナップについてシュタイナーが語ったことがあるようです。
こちらはオコンが退団する前のコメントですが、ご紹介します。
誰が加入できるかを考えなければいけない。
(カルロス・)サインツはアルピーヌに行きたがっていないと思うが、それが私の意見だ。
角田(裕毅)もいる。
アルピーヌはファクトリーチームとして、移籍市場で可能な限り最高のドライバーを連れてくるための資金を持っていなければならない。
それがファクトリーチームがしなければならないことだ。
フリーだったドライバーのうち、(アレクサンダー・)アルボンは既に出発(契約更新)した。
サインツか角田がいるから、その2人のどちらかを獲得する必要があると思う。
彼らにはジャック・ドゥーハンとビクター・マーティンズ(あるいはビクター・マルタンス)といったドライバーもいる。
彼らには、ビッグマンを獲得できなかった場合に頼ることのできる、かなりの数の人材がいるよ。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
シュタイナーの意見はご尤もという感想です。
オコンを手放すと決めたからには、勝手知ったるガスリーをキープすることに全力を尽くすべきです。
2人とも新規のドライバーと契約すると、チームとドライバーのコミュニケーションの再構築を図らなければならないからです。
それはマシン開発にも響くかもしれません。
ただでさえ、今季の彼らは過去最悪レベルのパフォーマンスですが、ここの人選を誤ると来季は今季よりもっと酷いことになりかねないでしょう。
撤退すら考慮されるくらいに。
というか、現時点で既にルノー本社で撤退を主張する人がいても、何ら不思議ではありません。
なのでガスリーをキープして、もう一人はテストドライバーとしてチームと関係を作れているであろうドゥーハンが最も無難です。
記事にも名前のあがったサインツか角田を獲得できれば尚良いと思います。
周冠宇も少し噂にあがっていますけど、ミックと同じ理由で私なら却下です。
ガスリーと角田のコンビは楽しみではあります。
ただあまり期待しない方がいいと個人的には思っています。
というのも、ガスリーはトロロッソやアルファタウリで、角田と差があったから、いわば「勝者の余裕」から、仲良くできていた可能性があります。
仮に、角田が今の対リカルドのように、対ガスリーに勝ったとき、あるいは対等なところまで登りつめたとき、ガスリーがあの頃と同じように角田と接するかはわからない、ということです。
チームメイトは倒すべき敵であることは、どのチームでも同じです。
期待しない方がいいです。
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おわりに
ということで、アルピーヌがミック・シューマッハを獲得することは間違っているとギュンター・シュタイナーが主著していることについて感想を書いた記事でした。