ウィリアムズF1は2025年のドライバーラインアップから、アルピーヌF1の「エステバン・オコン」を外したという報道がありました。
理由はやはり、彼のモナコでのアクションです。
目次
ガスリーとオコンの同士討ち
第8戦モナコGPの1周目のターン8で、アルピーヌ所属のオコンと、同じくフランス人「ピエール・ガスリー」が接触をしました。
突っ込んだオコンがリタイアをし、ガスリーはその後も走り続けて10位入賞しています。
Gasly 💥 Ocon
— Formula 1 (@F1) 2024年5月28日
We saw some dramatic incidents over the weekend 😱 Watch all the best action from onboard with the drivers 🍿#F1 #MonacoGP | @qatarairways #DrivenToPerfection
Esteban Ocon is handed a five-place grid drop for Montreal after his dramatic first-lap clash with team mate Pierre Gasly in Monaco #F1 #MonacoGP https://t.co/BCI1oN7ZGd
— Formula 1 (@F1) 2024年5月26日
オコンへは、10秒ペナルティと、次戦モントリオール、カナダGPでの5グリッド降格処分が言い渡されています。
ペナルティポイントが2ポイント課せられているでしょうか。
ファミンの逆鱗に触れる
アルピーヌのチーム代表である「ブルーノ・ファミン」はレース後、オコンの犯した行為に対して「厳しい決断を下す」つもりであることをメディアに述べていました。
オコンは翌カナダGPでチームから降格処分を受け、替わりにリザーブドライバーであるオーストラリア人「ジャック・ドゥーハン」が起用されると噂されています。
当初ドイツ人「ミック・シューマッハ」との意見もありましたが、近ごろはドゥーハンで統一されている印象を持ちます。
ウィリアムズがオコンを外す?
ウィリアムズF1は先日、タイ人「アレックス・アルボン」との契約更新をしました。
チームはアルボンのパートナーも探していて、様々なドライバーの名前が挙がっています。
しかし、Motorsport-totalやcrashの報道によると、チーム代表の「ジェームス・ボウルズ」は、アルピーヌ所属のフランス人「エステバン・オコン」を候補から外したようです。
オコンを候補から外した理由は「チームプレイヤーではないことへの懸念」とのこと。
オコンは過去にも
しかし、実際にはまだ何も発表されていませんで、現状、オコンの将来は不透明です。
オコンは来季の移籍市場で積極的な動きを見せていました。
例えば、メルセデスへの噂や、ハース、ザウバー/アウディ、ウィリアムズとの交渉が噂されてました。
しかし、このうちウィリアムズは、オコンがチーム環境下で働ける能力を疑っていることは、今回の記事でお伝えしているとおりです。
これまでのF1キャリアの中で、オコンはチームメイトとの間で事故を起こす傾向がありました。
すべての事故が必ずしも彼だけのせいではなかったものの。
フォース・インディアでは「セルジオ・ペレス」と何度も衝突をし、アルピーヌでも「フェルナンド・アロンソ」と衝突しています。
ガスリーとの衝突は今回が初めてではなく、例えば2023年のオーストラリアGPでは両者が接触をして、どちらもレースを終えています。
彼のチームプレイヤーとしての能力や資質が、彼自身の2025年以降のF1シートに影響を及ぼすかもしれません。
誤役御免。
感想
感想です。
因果応報というか自業自得というか。
同情は一切ありませんね。
ガスリーへのあれは、下手をするとガスリーを負傷させたり数したりする可能性があるくらい、危険な行為でした。
上に書いたように、過去の行いを思い返しても、彼はチームメイトに対して常に異常なほどに攻撃的でした。
F1だけでなくモータースポーツで走らせたらいけない人物、という認識を多くの人が抱いたのではなかろうかと思います。
自動車の運転からさせない方がいいと思えるくらい。
ウィリアムズに続くチームが出てきても何ら不思議ではないでしょう。
ウィリアムズもあくまで噂ですが。
それはさておき、ジャック・ドゥーハンが本当にカナダGPで走るのなら、ガスリーを相手にどれだけやれるかが楽しみです。
ドゥーハンは2022年と2023年の2年間、F2で戦っています。
チャンピオンシップ6位と3位、チャンピオンを取れませんでした。
F2で2年を費やしている時点で、ルクレールやピアストリのような才能はおそらくないでしょう。
ただ、初年度から勝利はもちろんのこと、ポールポジションやファステストラップを何度か取っていることから、速さはそこそこありそうです。
アルピーヌのテストドライブでの地道な作業で力をつけているかもしれません。
何よりシミュレータなどの地道な作業自体が、この記事で挙げられているチーププレイですから、その点で彼は心配なさそうでもあります。
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おわりに
ということで、ウィリアムズがオコンを2025年の候補から外した報道について感想を書いた記事でした。