F1の2024年第8戦「モナコGP」では、昨季の王者レッドブルが予選・決勝でフェラーリやマクラーレンの後塵を拝することとなりました。
レッドブルのチーム代表「クリスチャン・ホーナー」が、ライバルチームとのタイム差が縮まっていることに関して説明をしているようです。
目次
第8戦モナコGP
F1の2024年シーズン第8戦モナコGPが2024年5月24日から開催されました。
場所はモナコ公国モンテカルロ市街地です。
決勝の結果と感想については、以前当ブログに書いています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
ライバルの差が縮まる
レッドブルはマイアミGPからライバル、特にマクラーレンとフェラーリに差を詰められています。
マイアミではマクラーレンの「ランド・ノリス」に優勝され、イモラでもノリスに1秒差以内に迫られ、モナコではノリスや彼のチームメイト「オスカー・ピアストリ」ばかりかフェラーリの「シャルル・ルクレール」や「カルロス・サインツ」にも負けてしまいました。
昨季22戦21勝と文字どおり他を圧倒レッドブルでしたが、もはや安穏としてはいられない状況です。
レッドブルのチーム代表「クリスチャン・ホーナー」は、ライバルたちの接近を認めつつも、自分たちのマシンの問題解決に注力することをメディアに話しているようです。
昨年のシンガポールでも同じようなことが起きたし、他でもそのようなことがあったと思う。
そこが我々が取り組む必要のあるマシンのエリアと把握している。
(略)
今週末に得られた教訓と、マシンに関して対処しなければならない問題がいくつかある。
フェラーリとマクラーレン、彼らは速い。収束進化は常に起こる。
マクラーレンは大きな一歩を踏み出したと思うが、フェラーリの一歩はかなり微妙なものだった。今後数レース、様子を見てみよう。
これからチャンピオンシップの核心に入っていく。
モントリオール、バルセロナ、オーストリア、シルバーストーン、次のいくつかのサーキットで物事がどうなるかを見てみよう。
チャンピオンシップは短距離走ではなくマラソンだ。
我々にとって今週末は厳しくると予想していた。予選が困難で、レースでの順位を左右してしまった。
さらに続きます。
RB20とVCARB01
現行マシン「RB20」の問題を、RB20と姉妹チーム「ビザキャッシュアップRB」のマシン「VCARB01」との違いについてもホーナーは語っているようです。
マックス・フェルスタッペンはカンガルーのように跳ねるとかゴーカートのようだとかと不満を訴えていました。
「まず、何が問題なのかを理解すること。それができれば、適切な解決策は何かを検討できると思う。
これは今年のアップグレードパッケージで修正される可能性がある。
それは継続的なプロセスだ。
もちろん収穫逓減の法則には逆らえないし、問題が何であるかによって焦点が変わるのは当然のこと。
だから、これからは「なぜこのような乗り心地の問題が起きたのか。なぜマシンは縁石で苦戦しているのか」ということに重きが置かれるだろうし、そうなるだろうと思う。
VCARBのマシンは昨年のサスペンションで走っているが、同じ問題は起きていないようだ。
だから原因が(今季)我々が導入したしたものかどうかを理解する必要がある。
とのことです。
誤役御免。
感想
感想です。
わかっているけど、メディアに正直に伝えるつもりはないのか。
あるいは本当にわかっていないのか。
具体的なコメントは聞かれませんでした。
当たり前と言えば当たり前ですね。
確かにRB20よりVCARB01はスムースでしたね。
RB19から継続して起こっている問題が、攻めたデザインのRB20にも継続されているどころか、さらに悪化しているのでしょうか。
エイドリアン・ニューウェイは会議に出られないみたいですし、データへもアクセスできないみたいです。
チームが彼に意見を聞くことも、彼が答えることもできない中で、どう対処するのか。
ピエール・ワシェたちの力量が試されますね。
RB20が改善されるのか、ライバルたちを再び引き離すことができるのか、チームがどうなっていくのか、すごく楽しみです。
F1はDAZNで!
F1観戦は『DAZN』で!!
『DAZN』ではF1などが配信されています。
Amazonの「Fire TV」で『DAZN』を視聴可能です。
『Fire TV』ならDAZNだけでなく、TVerやU-NEXT、NHK+も。
おわりに
ということで、F1の2024年第8戦モナコGPでのレッドブルの苦戦をクリスチャン・ホーナーが説明した報道について感想を書いた記事でした。