レッドブルF1のチーフエンジニア「ポール・モナハン」が、チームとの契約を更新したようです。
目次
ニューウェイのレッドブル離脱
2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。
離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。
2025年3月いっぱいと捉えてよいでしょう。
ポール・モナハン
「ポール・モナハン」はレッドブルのF1プロジェクトに初日から携わっています。
また、彼はその前に所属していたマクラーレン時代から天才と名高い「エイドリアン・ニューウェイ」と長年共に仕事をしており、ニューウェイを最も知る人物の一人と言えるでしょう。
レッドブルと契約更新
Autosportなどによると、そのポール・モナハンがレッドブルと契約更新をしたようです。
レッドブルはこれまでにもテクニカルディレクターの「ピエール・ワッシェ」は、フェラーリが興味を示す中、新たに長期契約をしています。
ワシェについては契約内容を更新するというニュースも少し前にありました(上に貼った記事リンク先)。
また、空力部門責任者の「エンリコ・バルボ」と、パフォーマンスエンジニアリング部門責任者の「ベン・ウォーターハウス」も契約延長しています。
今回モナハンを確保したことにより、レッドブルは2026年以降の新レギュレーションへ向けて、体制を一層強化したことになります。
誤役御免。
感想
感想です。
しかし、ニューウェイがレッドブルの仕事に携わることがなくなったマイアミGPから、マクラーレンの「ランド・ノリス」に勝利を奪われ、続くイモラでは後数周あればノリスに逆転されるところまで近寄られ、さらに次のモナコ(記事作成現在FP2まで終了)ではフェラーリやメルセデスの後塵を拝する状態です。
ニューウェイがミーティングに出られず、データにアクセスできなかったことと、レッドブルがマクラーレンなどライバルに接近を許した、あるいは逆転を許したことが直接関係しているかはわかりません。
しかしあまりにもタイミングが合いすぎています。
既にニューウェイ離脱の影響が出ているとすれば、2025年のマシン開発にも影響が及ぶでしょう。
RB21はRB20からの改良程度では、ライバルに置いて行かれる危険があります。
今はホンダがトップクラスのPUを造ってくれているのでPUの心配をせずに済んでいますが、26年からはそうはいきません。
エンジン部分をレッドブルが自社で製造し、ICE部分をF1に新規参入するフォードが造るということが決まっていますが、大丈夫でしょうか。
25年に関してはまだ、ホンダがいるのでトップクラスを維持できるかもしれません。
トップでいられるかは怪しいもののトップクラスではいられるのではと。
しかし26年からどうなるか、この数戦を見ているかぎりは不安しかないレッドブルです。
フェルスタッペンもカルロス・サインツも角田裕毅も、そこまで考えて自らの将来を考えているところでしょう。
ドライバーラインナップの意味でも、レッドブルの今後のパフォーマンスは、とても興味深いものがあります。
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おわりに
ということで、ポール・モナハンがレッドブルと契約を更新した報道について書いた記事でした。