アストンマーチンF1は、2024年6戦消化時点で全レースでポイントを獲得しています。
しかし、1年前は6戦終了時点で5回の表彰台を獲得し、2024年の3倍のポイントを獲得しています。
アストンマーチンは自分たちの問題がリア・サスペンションにあると感じてるようです。
目次
タイヤに厳しい
Auto Motor und Sportによると,アストンマーチンは2024年型マシン「AMR24」の問題点はタイヤに厳しいことにあると捉えています。
予選ではグリッドの2列目へ導く速さを持ちますが、レースになった途端、AMR24はタイヤを食ってしまいます。
フェルナンド・アロンソも「タイヤに火をつけることは容易いけど、レースでは逆に激しい摩耗によってその代償が支払われるんだ」と語っています。
昨年型と逆の特性
また、アロンソはAMR24はAMR23とは「逆の特性」を持っているとも言います。
つまり「低速コーナーよりも高速コーナーの方が優れている」ということ。
DRSの効果が優れていることもあり、タイヤに対する要求がさらに厳しくなっていると。
リア・サスペンションが一因か
アストンマーチンのチーフエンジニア「トム・マカロー」は「リアアクスル」にその原因の1つがあると捉えているようです。
AMR24はリアにさらなるダウンフォースを欲している。
ほとんどの場合でリアタイヤが熱くなりすぎてグリップを失っている。
そして、メルセデスも同様の問題を抱えている。
リアタイヤのデザインも関係しているのかもしれません。
ピレリは2023年イギリスGPで、新しいタイヤを導入しています。
アストンマーチンのエンジニアらは、昨年型マシンは既にタイヤの摩耗が増加する傾向にあったと認識しています。
特に重量があり、タンクに燃料が多く入っている状況下で。
レースでも、アストンマーティンは常に、レース前半の方が後半よりもライバルと比較してはるかに困難な状況にあります。
イモラでアップデート
アストンマーチンは5月17日から開催される「エミリア・ロマーニャGP」で、日本GP次いで2回目のメジャーアップデートを施す予定です。
マイアミでは新しいリアウィングを持ち込んでいましたが、最終的には使っていませんでした。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
記事にはありませんが、アストンマーチンのサスとギアボックスはメルセデス製だったはず。
つまりメルセデス製のサスペンションが原因の1つではということを、記事では言いたいのだと私は推察しています。
同じメルセデスPU勢でも、マクラーレンはサスもギアボックスも自社製だったと思います。
なので2チームのような問題は出ていないのでしょう。
アストンマーチンのアキレス腱は、このサスペンションとギアボックスがメルセデス製だというところにあるように思います。
ホンダとパートナーを組む2026年にどうなるのか、どうするのか。
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おわりに
ということで、アストンマーチン「AMR24」の問題はリアサスペンションにあるのではという報道について書いた記事でした。