ディスディスブログ

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目を覚まして!『プレバト!!』2023年4月27日放送の俳句「遊園地」回を観た感想です

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『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年4月27日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「遊園地」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

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MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年4月27日の放送でも扱われました。

 

今回のお題は「遊園地」です。

遊園地は季語ではないでしょう。

 

この回は「 安藤和津」さんとKis-My-Ft2「宮田俊哉」さん、「寺田心」さん、ジャングルポケット「斉藤慎二」さんが出演していました。

レギュラー陣では永世名人「千原ジュニア」さんと「村上健志」さん、特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

 

4位が寺田さん(才能なし、50点)、3位が斎藤さん(凡人、60点)、2位が宮田さん(才能あり、70点)、1位が安藤さん(才能あり、71点)でした。

 

永世名人、句集完成への道!

ジュニアさんと村上さんの「永世名人、句集完成への道!」です。

句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。

 

ジュニアさんは50句まで残り27句。

村上さんは50句まで残り22句。

 

ジュニアさん

まずはジュニアさん。

 

句は、継父と観覧車に乗る前の心境を、季語・春嵐を使って詠んでいました。

 

まだ馴染んでいない新しい父親の乗らないといけない、密室での不安を詠まれたようです。

 

季語は「春嵐」。

読みは「はるあらし」。

 

結果は「ボツ!」。

一言は「うっかりミス」。

 

フルポン村上さん

フルポン村上さんです。

 

句は、回っている木馬の、目の潤みを春愁との取り合わせで詠まれていました。

 

季語は「春愁」。

読みは「しゅんしゅう」。


結果は「ボツ!」。

一言は「かつての村上さんらしさがないよね」。

 

特別永世名人「締めのお手本」

最後は、特別永世名人であらせられる梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

句は、遊園地に落ちている桜の花に混じってポップコーンがあることを詠まれていました。

 

季語は「落花」。

読みは「らっか」。

 

先生の査定は「お見事!」。

一言は「質感の対比がうまい!」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

平場の順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は1位の安藤さんです。

 

誰も乗っていない色の褪せた木馬と春時雨の取り合わせでした。

情景が目に浮かびますし、自らの人生にも照らし合わせることができる、本当、よい句でした。

語順も素晴らしく、個人的には今回一番勉強になった句です。

 

dysdis.hatenablog.com

 

安藤さんは以前もタイトル戦でよい句を詠まえていましたし、今回だけでなく、普通に実力者と思います。

誰とは申しませんけど、名人の中には安藤さんより実力が下の人がいらっしゃいます。

 

レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

ジュニアさん。

ジュニアさんはよい発想のよい句と思いました。

ただやはり番組で指摘されていたとおり「見上ぐる」とすべきところを「見上ぐ」で終止形で切ってしまったところが惜しかったですね。

私もここが気になるなと見ていました。

添削句は「の」「の」「の」と続けてフォーカスを寄らせる感じにしていましたけど、個人的にはあまり効いていないように見えました。

中七をそのまま「継父と見上ぐる」とすると8音で中八になりますけど、私は添削句よりは中八になっても「継父と見上ぐる」でいいじゃんと思ってしまいます。

どうしても中八が嫌なら、見上ぐではなく「仰ぐ」なら連体形も「仰ぐ」だったと思うので、仰ぐとするか、ですね。

 

村上さん。

「かつての村上さんらしさがないよね」と先生から言われていましたけど、私もそう思います。

場数を踏んで経験を積んだがために、思い切りの良さがなくなっている感じがするのですよね。

ジュニアさんも仰っていましたが「置きにいっている」感があるというか。

ロマンチストとか何とか言われるのが嫌だったのか知らないですけど、「〜君の形のマスクかな」とか、「二枚目はベランダで読む〜」とか、ああいうのを私も期待しています。

もっと視聴者の背中が痒くなるような句を!

 

梅沢さん。

梅沢さんは特別永世名人になられて初のお見事をもらっていました。

私も肩の力の抜けたよい句と思います。

実景だったみたいですけど、ポップコーンの語を見つけてきたのが特によいと感じました。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

犬山さん

そう言えば以前から思っていたことがあるのですが、それは犬山紙子さんについてです。

犬山さんは先日の春光戦時も今回の放送でも、自分は俳句の力がないかのような発言をされていました。

 

そんなことがないと思うのですよねぇ。

私は犬山さんに才能を感じています。

「母の二の腕は静謐」や「喪服着てメロンソーダ」の句なんて、犬山さんにしか作ることができない句と思います。

 

森迫永依さんや村上健志さんのように、初めから上手い人もいますけど、ジュニアさんの例もあるように、成長は人それぞれと思います。

今は自力をつけるときで、力が安定していないだけの可能性だって十分あるのですから、諦めずに挑んで欲しいです。

ただ、本人がやりたいと言えば出演できる訳ではないでしょうから、プロデューサーやディレクターに見限られた可能性もあるのかもしれませんね。

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年4月27日放送の俳句コーナーのお題「遊園地」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

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