『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年3月16日の放送に俳句コーナーがありました。
2023年「春光戦」が開催されています。
予選B・Cブロックが行われました。
Bブロックのお題は「引っ越し」、Cブロックのお題は「入学」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト!!』
テレビ番組『プレバト!!』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時から20時までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句2023年春光戦
『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年3月16日の放送でも扱われました。
今回から2023年「春光戦」が開催されます。
2023年3月16日の放送は予選B・Cブロックが行われました。
Bブロックのお題は「引っ越し」、Cブロックのお題は「入学」です。
「引っ越し」は季語ではないと思います。
「入学」は春、晩春の季語です。
2023年『春光戦』予選組み合わせ
前回行われた2023年の『春光戦』の「予選組み合わせ抽選会」の結果です。
詳しいことは前回の感想記事からご覧になってください。
上にリンクを貼った記事がそれ。
シード権
シード権を持っている方がいらっしゃいます。
2022年の「金秋戦」で優勝した「藤本敏史」さん、永世名人の「梅沢富美男」さんと「村上健志」さんと「千原ジュニア」さんの計4名です。
出場できるのは10名ですから、あと6名を名人と特待生の皆さんで争うことになります。
各予選ブロックの1位の3名と、その他A〜Cブロックの2〜4位の中から上位3人が勝ち抜けになります。
Aブロック
Aブロックです。
以降、敬称略で失礼します。
- 横尾渉
- 松岡充
- 北山宏光
- 春風亭昇吉
- 犬山紙子
おそらく今回の予選の再激戦区でしょう。
Bブロック
Bブロックです。
- 的場浩司
- 本上まなみ
- 千賀健永
- 中田喜子
- 皆藤愛子
テーマは「引っ越し」。
Cブロック
Cブロックです。
- 立川志らく
- 馬場典子
- 森迫永依
- こがけん
- 勝村政信
テーマは「入学」。
結果
2023年「春光戦」予選B・Cブロックの結果です。
各ブロックの1位が決勝進出です。
Aブロックの結果
Aブロックの結果です。
結果は以前当ブログで記事にしました。
あわせてご覧になってください。
Bブロックの結果
Bブロックの結果です。
- 皆藤愛子
- 千賀健永
- 本上まなみ
- 中田喜子
- 的場浩司
フォントカラー青が決勝進出、オレンジが補欠の方です。
Cブロックの結果
Cブロックの結果です。
- 勝村政信
- 森迫永依
- 立川志らく
- 馬場典子
- こがけん
フォントカラー青が決勝進出、オレンジが補欠の方です。
敗者復活
各グループの2位以下の方の中で上位3名が敗者復活です。
敬称略で失礼します。
- 森迫永依
- 横尾渉
- 立川志らく
上記の3名が決勝進出となりました。
彼ら3名と、シードの梅沢さんと村上さん、ジュニアさん、フジモンさん、昇吉さん、皆藤さん、勝村さんの10名で決勝です。
感想
2023年「春光戦」予選B・Cブロックの放送を視聴しての感想です。
Bブロック
Bブロックの感想です。
皆藤さんの句が好みでした。
1位も納得。
カーテンの到着が遅れて、部屋に春日向があるという句でした。
いやいいなぁ、決勝でもよいところに行けたのではないでしょうか。
決勝で予選の句の方がよかった、なんてことのない、もっと上の句が出てくることを期待しています。
千賀さんの句は悪くないと思うのですが、添削もありましたし、印象に残らない感じで、落選も致し方なしという感じです。
本上さんは3位。
「あたらしき春の泥」の「あたらしき」をいじれるという夏井先生の評価でした。
しかし個人的には先生のこの評価は賛成できません。
原句はあえて平仮名にしているのだから、子どもが庭ではしゃいで泥がついた様子とわかるので、具体的な情報が描かれていると思えるからです。
本上さんがどうして平仮名にしているかの理由を、先生の口から触れられていなかったので、もしかしたら作者の意図を読み取れきれていなかった可能性もありそうです。
中田さんは、以前から当ブログで書いていますが、段位ほどの実力がないと思っているので、力どおりかなと感じました。
Cブロック
Cブロックの感想です。
1位勝村さんは、こちらもとてもよい句でした。
知人の実話とのことでリアリティがありましたね。
入学前夜の「前夜」の言葉をよく見つけてきたという先生の評価でしたが、おっしゃるとおりと思いました。
出てきそうで出てこないワードかと。
2位森迫さんの句もよかったです。
先生は、原句の上五中七が下五に置かれた季語「春眠し」の説明になっているようでなっていないと評していましたが、個人的には説明をしているように思えます。
先生は「説明になっているようでなっていない」と捉えた理由の解説を何もせずに評を終えてしまったので、もやもやが残る感じです。
しっかり説明をして欲しかったかなと思います。
志らくさんは勝ち残りましたが、個人的にはあまりです。
というのも、季語に「八重桜」を用いていらしたのですが、八重桜である理由が見つからなかったからです。
実体験なのでしょうけど、他の桜でも他の花でも行けそうだなと私は思ってしまいました。
添削も入っていましたし、お情けで勝ち抜けたのでしょうか?
A3位の犬山さんは添削がなかったのに勝ち抜けませんでしたし、勝ち抜け基準の曖昧さが引っかかる敗者復活戦でした。
こがけんさんは最下位でした。
しかし発想がよく、やはり俳句の感覚に優れた方だなと感じました。
名前を書いては消してという、不安と緊張が伝わるシチュエーションを切り取ろうと思ったことが、彼にセンスがある証拠になっているでしょう。
あとは技術的なところを磨いていくだけな気がして、今後の活躍が期待されます。
おわりに
ということで、MBS『プレバト!!』の2023年3月16日放送の俳句コーナー2023年「春光戦」予選B・Cブロックを視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。