『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2022年3月10日の放送に俳句コーナーがありました。
今回から2023年「春光戦」が開催されます。
まずは予選Aブロックが行われました。
Aブロック共通のお題は「卒業」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト!!』
テレビ番組『プレバト!!』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時から20時までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句2023年春光戦
『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年3月2日の放送でも扱われました。
今回から2023年「春光戦」が開催されます。
2023年3月2日の放送は予選Aブロックが行われました。
Aブロックのお題は「卒業」です。
「卒業」は季語です。
仲春ですか。
2023年『春光戦』予選組み合わせ
前回行われた2022年の『春光戦』の「予選組み合わせ抽選会」の結果です。
詳しいことは前回の感想記事からご覧になってください。
上にリンクを貼った記事がそれ。
シード権
シード権を持っている方がいらっしゃいます。
2022年の「金秋戦」で優勝した「藤本敏史」さん、永世名人の「梅沢富美男」さんと「村上健志」さんと「千原ジュニア」さんの計4名です。
出場できるのは10名ですから、あと6名を名人と特待生の皆さんで争うことになります。
各予選ブロックの1位の3名と、その他A〜Cブロックの2〜4位の中から上位3人が勝ち抜けになります。
Aブロック
Aブロックです。
以降、敬称略で失礼します。
- 横尾渉
- 松岡充
- 北山宏光
- 春風亭昇吉
- 犬山紙子
おそらく今回の予選激戦区でしょう。
結果
2023年「春光戦」予選Aブロックの結果です。
各ブロックの1位が決勝進出です。
Aブロックの結果
Aブロックの結果です。
敬称略で失礼いたします。
- 春風亭昇吉
- 横尾渉
- 犬山紙子
- 北山宏光
- 松岡充
フォントカラー青が決勝進出、オレンジが補欠の方です。
感想
2023年「春光戦」予選Aブロックの放送を視聴しての感想です。
1位の昇吉さんの句が素晴らしすぎましたね。
卒業するときに、誰しもが確たるものを持っている人ばかりじゃないという想いを、それを口語の調子に乗せている句でした。
これはめちゃくちゃよかったですね。
卒業を詠んだプレバト句の中では、村上さんの詠んだ「階段に階段の影」に匹敵する佳句ではないかと個人的には思います。
2位の横尾さんの1on1もよい句で添削もなかったです。
けれど横尾さんの句は、夕桜を季語に使っていたこともあり、卒業をテーマにしたことにはつながらないと思います。
夏井いつきさんは夕桜が卒業につながるようなご意見でしたけど、桜とくれば入学を想像しがちで、卒業は想像できないと思います。
河津桜など3月の初旬に咲いている桜はあるでしょうけど、桜といえばやはり染井吉野ですよね。
3位犬山さんのルーズソックス句も添削なし。
しかしこちらも卒業をテーマに詠んだことにはつながりにくい句でした。
ただ、個人的には横尾さんの句より犬山さんの句の方がまだ、卒業したからルーズソックスがいらなくなったのかなと受け取れそうでした。
私の中では犬山さんが2位です。
ただ犬山さんは俳句に慣れてきたのか、勉強していらっしゃるのでしょうけど、それ故に以前より俳句が飛び抜けなくなったと言いますか、大人しくなってしまっているかなと感じますね。
観ていて、軽くスランプなのではと思いました。
話を戻します。
その点、昇吉さんの句は卒業の文字は入っていないのに、読むと明らかに卒業を意識できますので素晴らしいです。
名人10段も今回は敵わなかった。
昇吉さんは文句なしの決勝進出でしょう。
2位横尾さんと3位犬山さんは先生の添削なしでした。
4位北山さんは先生の直しありでした。
一応4位まで敗者復活の権利を持ちますけど、直しが入った時点で勝ち残りは厳しくなったと思います。
犬山さんはまだ可能性がありそうです。
おわりに
ということで、MBS『プレバト!!』の2023年3月2日放送の俳句コーナー2023年「春光戦」予選Aブロックを視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。