夜ドラ『作りたい女と食べたい女』を観ようと思っていました。
が、気づいたら全10回中9回になっていました。
今さらながら9話を観て、ああ1話から観ておけばよかったと後悔しています。
10話の最終回まで観ましたので、視聴した予想などをあれこれ考えています。
ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
夜ドラ『作りたい女と食べたい女』
夜ドラは2022年11月29日から『作りたい女と食べたい女』が始まっています。
公式webサイトがありました。
あらすじ
本作のあらすじです。
料理が大好きだが、ひとり暮らしで少食のため、もっとたくさん作りたい!と日頃から感じていた野本さん(比嘉愛未)。ある日、職場でのストレスから、とても食べきれない料理をつい作ってしまう。思い浮かんだのは、同じマンションに住んでいる女性・春日さん(西野恵未)。思い切って声をかけてみたことから始まる、2人の交流。豪快な食べっぷりの春日さんと過ごすうち、野本さんは、自分が抱いている思いに気づいていく・・・。
公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。
夜ドラとは?
夜ドラとは? 何でしょう。
夜ドラとはNHKの朝ドラに対して夜に放送される15分の連続ドラマだからでしょうか。
2022年度から新設されたドラマ枠だったはずです。
大きな違いはその規模でしょうか。
朝ドラは基本、1作品につき半年ほどの期間をかけて放送されます。
一方夜ドラは1作品10話みたいですから、半月くらいになりそう。
放送時間と放送局
放送時間と放送局です。
放送時間は平日の22時45分から23時30分まで、15分間。
放送局はNHK総合。
原作
原作があるかないかについて。
本作は原作があるようです。
『作りたい女と食べたい女』(つくりたいおんなとたべたいおんな)は、ゆざきさかおみによる日本の漫画作品。元々は作者が2020年3月にTwitterやpixivの個人アカウントで発表していた作品だったが[3]、いいねを30万集めるほど注目され、2021年1月8日より、KADOKAWAのウェブコミック配信サイト『ComicWalker』内レーベル「COMIC it」にて商業連載中[4][5]。
2022年5月時点で累計20万部を突破している[2]。
2022年11月より、NHK総合テレビにてテレビドラマ化されている[1]。
作りたい女と食べたい女のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
作者は「ゆざきさかおみ」さん。
SNS等で発表されていた作品が商業化されたもの、みたいですね。
そういう展開もあるのですねぇ、夢があります。
「つくたべ」という略称、愛称があるみたいですね。
第9話の感想
2022年12月13日は『作りたい女と食べたい女』の9話が放送されました。
あらすじ
9話のあらすじです。
春日さん(西野恵未)に対して抱く気持ちについて、もやもやが晴れた野本さん(比嘉愛未)。そんな中、春日さんが快気祝いにと持ってきたブロック肉で、ローストビーフを作って食べることになった2人。春日さんがおいしそうに食べる様子を見て、野本さんは春日さんとごはんを作って食べることの幸せを噛み締める。▽女性2人の日常を描く人気マンガ「つくたべ」をドラマ化。
録画データには上記引用部のように書かれています。
8話まで観ていない
実は私はこの9話から本作を観始めました。
もう終わりじゃんという。
実は本作が始まる前に観たかったのです。
放送前にNHKを観ていると、まもなく新番組が始まるよと宣伝が入るじゃないですか。
それで本作の番宣を観て、ああこれは面白そうだなと思っていました。
ただ、そのときは本作が夜ドラ枠と認識していなかったのです。
平日の夜、22時から45分くらい放送されているドラマ枠もありますよね、1チャンネルでは。
私は夜ドラを観る習慣がないこともあって、本作はてっきりその45枠で放送されるものと思っていました。
後日、そう言えばあのとき番宣されていたドラマはいつ放送されるのだろう。
さすがにあれから数週間経っているから、何話か経過してしまったかなと番組表を確認したのが2022年12月13日のことでした。
番組表に番組があったので、じゃあ観てみようと思ったら、2022年12月13日の放送で9話と表示されていました。
ん?
何話か見逃したとは思っていましたが、9話ということはないでしょ? と我が目を疑いました。
番組表をよくよく見てみると、夜ドラであることが判明。
頭の中でうそ〜んと言っていました。
10話中9話ということは物語のクライマックスを迎えているでしょうから、何が何だかわからないだろうと判断して、録画しないでおこうとも思いました。
が、観たかったドラマなので、わからなくてもいいかと録画をしました。
面白い
そうして観た9話、面白かったです。
面白いと言ってもワーキャーするような大きな盛り上がりはありません。
9話に関しては全編落ち着いていました。
私はこういうほのぼのとした、落ち着いたドラマが好きなので、ああいいなと思ったのと同時に、8話まで観ていないのに録画した自分を褒めました。
野本さんと春日さんの関係、いいですね。
食事シーンもいい時間で、観ているこちらも幸せな気分になりました。
純愛
私は映画もドラマも「純愛もの」が好きです。
普段民放のドラマをほとんど観ない私が『逃げ恥』を楽しく観られたのも、そういう理由からと思っています。
今思い返すと理屈先行で微妙な気もしますが。
『つくたべ』も9話を観る限り純愛ものです。
ただ逃げ恥などと大きく異なる点は、比嘉愛未さん演じる「野本」さんが女性を好きなことでしょうか。
でも個人的にはそういうことは無関係に、この純愛の15分間を楽しめました。
春日さんは?
先ほどから言っているように8話まで観ていないです。
なので9話時点の、野本さんと、西野恵未さん演じる「春日」さんの関係がいまいちわかっていません。
9話の感じからすると、野本さんは春日さんのことが、友だちではなく好きであることに8話で気がついたのでしょう。
最終話の10話で告白をするのかどうかというところ。
春日さんは、野本さんが同性を恋愛対象にする人だと知らないのでしょう。
告白の前にその点のカミングアウトも必要になってきます。
春日さんが受け入れてくれるかどうか。
今の関係のままならあえて言わなくてもいい。
でも信頼をおいている人だからこそ伝えたい。
野本さんはその葛藤にさいなまれるというところでしょうか。
知っているのでは?
でもたぶん、たぶんですけど春日さんは野本さんがレズビアンだと気がついているのではないかと思います。
と言いますか、春日さんもレズビアンなのではないでしょうか。
お互いに踏み切れていないだけで、お互い同じことで悩んでいる可能性は大いにあるかなと思っています。
9話しか観ていないのでわかりませんけど。
最終話でそれがわかるのかどうか。
その点が見どころの一つでしょうね。
わかった上で春日さんが受け入れるかどうかも。
15分しかないのでそこまで描けない可能性もあるでしょう。
気づいたのは最近?
野本さんは自分がレズビアンだと気づいたのもごく最近のことでしょうか。
9話の前半に描かれた、野本さんが見ていたSNSと、会社内での性的マイノリティーに関するやり取りが、何となくそう思わせます。
ここも8話まで観ていないからわからない点ですね。
ここまでの内容は10話最終回を観る前に書いています。
10話を観てどうだったかは↓以降です
第10話(最終話)の感想
2022年12月14日は『作りたい女と食べたい女』の10話が放送されました。
最終回です。
あらすじ
10話のあらすじです。
2人で迎えた大晦日。野本さん(比嘉愛未)と春日さん(西野恵未)はドライブをしたり、定食屋さんでお昼ごはんを食べたり、取り寄せた手巻き寿司セットでパーティーをしたり…と楽しい時間を過ごす。春日さんから、このまま朝まで起きていて初日の出を見に行こうと提案され、喜ぶ野本さんは…。▽女性2人の日常を描く人気マンガ「つくたべ」をドラマ化。。
録画データには上記引用部のように書かれています。
好きな人と年末年始を過ごす
10話では2人で大晦日と元日を過ごしている様子が描かれていました。
好きな人と2人だけで年末年始を過ごす、こんな生活をもうずいぶんとしていないので、羨ましかったですね。
家族と過ごすのもよいですが。
告白したか
9話を観て、10話で野本さんが春日さんに告白するかと思っていました。
告白するということは春日さんにカミングアウトすることにもなります。
告白してどうなるか、春日さんは受け入れてくれるのか、そこを個人的な楽しみにしていました。
結論を言えば「告白しません」でした。
そういう雰囲気ではなかったですね。
そういう段階でもない感じ。
原作はまだ完結していないみたいですし原作を未読なこともあり内容を知りませんけど、そういう結論は最後の最後までしないのかもしれません。
2人のくっつきそうでくっつかない、そのもどかしさを楽しむことがこのコンテンツの魅力になっているのでしょう。
春日さん視点
最終回は「春日さん視点」でも語られるシーンがありました。
これは9話にはなかったですけど、8話までにはあったのでしょうか。
その春日さん視点でのシーンを見るに、やはり春日さんも野本さんのことを好きと思われます。
相思相愛。
でも現状、お互いがお互いにカミングアウトしていないでしょうから、踏み込めないことが大きいのかなと思いました。
同性同士が恋人になることはハードルが高いかもしれませんね。
そのカミングアウトが段階として組み込まれるはずなので。
場合によってはそこで関係が終わるかもしれない。
私は同性を恋愛対象に抱いたことがなく、その辺はわかりませんで、想像で書いています。
再放送はないのか
本作の再放送はないのでしょうか。
9,10話しか観ていないので、1話から観たい気持ちがあります。
どういうきっかけで知り合ったのか、どうやって一緒に食事をするようになったのか、野本さんはいつから春日さんを好きになったのか。
8話での出来事がその決定打になっているような9話の描かれ方だったと思いますけど、やはりこの目で見てみたいですね。
漫画読んでみたいなぁ
と同時に漫画も読んでみたくなっています。
既刊3巻とあるのですぐ追いつけそうです。
ネットで全話ではないものの、1話から結構な話数を無料で読むことができそうです。
そちらで読めるかぎり読んでみます。
と言いますか、ドラマのキャスティングは原作の雰囲気に合っているように私には見えます。
ドラマが先なのでそういう感覚になっているかもしれませんけど。
おわりに
ということで、夜ドラ『作りたい女と食べたい女』の9話と10話(最終話)を視聴した感想を書いた記事でした。
↓Amazonからも観られるのでしょうか。
検索をかけたらヒットしました。