Eテレ『暮らしごと〜ユミさんの土とちくちく〜』を観ました。
シリーズ物なのか単発なのかわかっていません。
視聴した感想などを書いています。
目次
Eテレ『暮らしごと〜ユミさんの土とちくちく〜』
Eテレ『暮らしごと〜ユミさんの土とちくちく〜』についてです。
番組説明
番組の説明です。
高知の山間で自給自足に近い生活をする布作家の早川ユミさん。自分で種をまき収穫し、食べる。天然素材でちくちく服を縫う。暮らしと仕事が一続きのユミさんの暮らしごと。
番組の録画データに上記引用部のように書かれていました。
放送時間
放送時間です。
2022年11月27日水曜日の15時30分から16時00分まで。
放送局は『Eテレ』です。
再放送は2022年12月4日の15時30分から、同じくEテレであるようです。
出演者
出演者です。
出演者は布作家の「早川ユミ」さん。
他、彼女のご家族やお弟子さんたち。
感想
Eテレ『暮らしごと〜ユミさんの土とちくちく〜 』を視聴しての感想です。
ちなみに11月27日の放送は「畑で土に触ることと、布で服を作ることはつながっている」とサブタイトルが打たれていました。
丁寧な暮らし
「丁寧な暮らし」というワードを、近年よく見聞きします。
早川さんはそれを実践されている方でしょう。
実践されているだけでなく徹底されている印象です。
自分たちの畑で採れたものを料理して食べる。
服作りに必要な布も、日本だけでなく世界中を旅して集めた手製の布で作る。
誰かが誰かのために出作りしたものという意味で、両者は共通しています。
お宅や作業場を見ても、道具にプラスチック製品があまりありませんでした。
全く無くもなさそうでしたが。
番組説明にあるように”ほぼ”自給自足の生活がそこにはありました。
先ほど丁寧な暮らしを徹底などと書きましたが、早川さんご自身は「徹底しよう」「しなければ」とは考えていないのでしょう、たぶん。
それが好きで、好きなことをし続けたら、結果的に今のような生活スタイルになっていただけなのかなと感じます。
周りからすれば、世間の目とか便利さに流されるとかがあって、早川さんがしているところまではどうにも実戦できない。
だからこそ早川さんの生活に魅力を感じているのでしょうね、お弟子さんもワークショップのお客さんも、私のような番組視聴者も。
早川さんのような生活スタイルは、長い歴史から見ればちょっと前まで、日本中で見られた光景だったのかもしれません。
でも2022年現在の私たちからすれば、今回のように番組のコンテンツになる生活様式になりました。
なってしまいました、というべきか。
子供の頃の思い出
早川さんのスタイルのベースにありそうなお話が、番組の中でありました。
早川さんが小さな頃には彼女のお母様が子どもの服をこしらえていたそうです。
お母様は幼い子どもが服の前後をわかるようにと、背面に布を当てている、服の左右もわかりやすいように右側にパッチポケットをつけている。
早川さん自身も、既製品の後ろ襟にある商品タグが気になっていた。
記憶をたよりに書いていますけど、確かそんな話をされていたかと思います。
彼女の中では、その思い出が今までずっと続いているのだろうなと。
そして、やはり誰かが誰かのために作る、土着、それが彼女のベースにある考えだろうと感じられます。
遺体を包む布
個人的に番組で一番気になったことは「遺体を包む布」です。
アフリカの「マダガスカル島」で見つけたという、土色の厚手の布を、早川さんは取り出してカメラに見せていました。
キャンバスのような綿生地に見えましたが、もしかしたら麻かもしれません。
「野性的」と、早川さんはその布のことを表現していたでしょうか。
マダガスカルは土葬の習慣があるらしく、埋葬する際にでしょうか、亡くなった人の身体を布で包むそうです。
その布は、市場に売られているのではなく、専用のお店があったと仰っていたかと。
マダガスカルの人は生まれた直後も布に包まれ、亡くなったときも包まれる。
早川さんはその布に魅力を感じたそうです。
私も、今回番組内に映っていたどの布よりも魅力を感じました。
飾り気も何もない、ただの厚手の布地に対して。
用途が用途だけに不謹慎かもしれませんけど、カッコよかったです。
次回以降も観たい
次回以降もぜひ観てみたい番組でした。
面白かったので。
次回は2022年12月4日の15時00分からと予告されていた気がします。
こちらも観ます。
おわりに
ということでEテレ『暮らしごと〜ユミさんの土とちくちく〜』を視聴した感想を書いた記事でした。
AmazonでもNHKオンデマンドの契約ができるみたいですね。