先日「足湯句会・雪割草句会」なるネット句会の存在を知りました。
1つの句会につき月イチ、それを2つ、月2ペースでインターネット上で句会をされているようです。
「第35回足湯句会」に参加させていただきました。
記事作成現在、句会は絶賛開催中です。
目次
俳句好き
俳句が好きです。
テレビ番組の『NHK俳句』や『プレバト!!』はほぼ欠かさず観ています。
ここ1,2年は視聴だけでなく作句もしています。
ネット句会『足湯句会・雪割草句会』
2022年9月、ネット句会『足湯句会・雪割草句会』さんの存在を知りました。
きっかけはいつものとおり、Twitterのホーム画面右にある「おすすめツイート」欄におすすめされていたことです。
どうやら、ここ数ヶ月参加させてもらっている「ほしくず研究会」によく参加している方が主催をされている句会のようで、それでオススメされていたのでしょう。
第35回足湯句会
2022年11月は「第35回足湯句会」が開催されます。
と言いますか記事作成現在開催されています。
句会ルール
「足湯句会」の句会ルールです。
足湯句会・雪割草句会のご案内です。
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2021年4月1日
足湯句会は雑詠、毎回参加者を9名募集します。(管理人を入れて定員10名)
雪割草句会は兼題あり、雪割草句会は新潟のネット句会メンバー(固定)4~5名+ゲスト枠5~6名を募集となります。#足湯句会 #雪割草句会 pic.twitter.com/JuIZhqiRXt
句会のルールは上記ツイートにあるとおりです。
足湯草句会は10名の定員。
兼題を詠んだ1句を提出。
選句は特選1句のみ。
選評は提出された句全てに書く。
こんな感じでしょうか。
【第35回足湯句会 スケジュールのお知らせ】
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2022年11月11日
夏雲システム使用の句会です。在住地・所属を問わずお申込みいただけます。詳細はトップの固定ツイートのスレッドをご覧ください。
定員は管理者を含め10名。先着順です。(続く)#足湯句会
参加受付 11月15日(火)20時~
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2022年11月11日
投句締切 11月25日(金)22時45分
選句締切 12月 5日(月)22時45分
当季雑詠 1人1句出し (続く)#足湯句会
◆ 投句が間に合わなかった場合は自動的に参加キャンセルとなります。選句のみの参加はできません。
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2022年11月11日
◆ 選句選評の〆切も自動で行われます。やむを得ぬご事情で間に合わない時は、落ち着かれてから談話室に評を書き込んでいただくかたちになります。書き込み期限はありません。
(続く)#足湯句会 pic.twitter.com/JkJTesu34X
参加希望の方は、受付期間になりましたら以下のいずれかの方法でお申込みください。初参加の方は登録する俳号もお書き添えください。
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2022年11月11日
・当アカウントへDM(推奨・フォロー無しで送れます)
・管理者へメールかLINEで連絡
・メールフォーム(ツイートの続き参照)で申込
(続く)#足湯句会
フライングは無効ですが、うっかりフライングされてもペナルティはありませんのでご安心を。
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2022年11月11日
受付期間にメールフォームを利用される方はこちらからどうぞ。お名前欄にはご希望の登録名(俳号)を記入してください。
よろしくお願いします🙇#足湯句会https://t.co/UX8UWPj61O
日程や兼題は上記ツイートのとおりです。
句会に参加するためには、句会が開催される毎に足湯句会・雪割草句会のTwitterアカウント「@ashiyu_info」にDMを送って登録してもらう必要があるようです。
ただいま満席となりました、ありがとうございました!
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2022年11月15日
今回は参加を見送られた方も、また次回ご都合がよろしければお声をかけてください✨#足湯句会
参加者数に制限があるため、悠長に構えていると締め切られてしまいます。
参加した
句会に参加しました。
参加しています、と書いた方が正確ですね。
記事作成現在、句会の真っ最です。
投句期間は11月25日22時45分までありますから、日程に余裕があります。
投句した
投句も、私は終わっています。
足湯句会は当季雑詠です。
晩秋か三秋、初冬、三冬のどれかになるでしょうか。
いまいちわかっていないですけど。
暦の上では立冬を過ぎていますけど、表を歩いていると紅葉が綺麗ですので、晩秋感の方が強いです。
なので私は晩秋の句を作りました。
ただ期限までは日数があるため、もっとよい句ができたと思えば差し替える可能性はあります。
選評はまだ
なので選評期間はまだです。
俳号は「D」
私の俳号は「D」です。
『傍点』さんの句会に参加して以来同じ俳号を使用しています。
『傍点』さんの句会システムはTwitterアカウントと連携して行っていることから、Twitterアカウント名の「頭文字」を使いました。
要するに当ブログの管理人名「dysdis(ディスディス)」の「D」です。
結果はまだ
結果もまだ出ていません。
皆さんもいかが?
この記事をご覧になって、投句したいと思った方はぜひ参加してください。
第35回は既に募集を終えていますから第36回以降の句会に。
雪割草句会は毎月15日に始まるようです。
参加されるならそちらの方が早いですね。
「第19回雪割草句会」の結果
先日、前回開催された「第19回雪割草句会」の結果が出ました。
参加したときの様子は上にリンクを貼った記事に書いています。
結果は、私を除いた参加者9名のうち1名から特選をいただきました。
ありがとうございます。
前回の特選4よりはずいぶん落ちた感がありますけど、特選をいただけましたし、それ以上に選評が概ね好評だったのでホッとしています。
兼題「デジタル」
今回「デジタル」が兼題でした。
デジタルの文言を入れてもよいし、デジタルの文言を入れずデジタルから想像を膨らませて詠んでもよいし。
私は「短日」の季語を使って、デジタルリマスターされた特撮ドラマのことを詠みました。
どうして先ほど「ホッとした」と書いたかと言いますと、今回の俳句は季語をつかめていない感じがしていたのですよね。
短日は苦手意識のある季語で、今もそれを払拭できていない感じです。
短日とは冬になり日が短くなることを言うのですが、これがなかなかつかめないのです。
一日がたちまち過ぎてしまう気ぜわしさがある
手持ちにある文庫本の歳時記で短日の項目を読んでみますと、その最後に上記引用部のように書かれていました。
この引用部が、今回私のつかめていない感の正体と思っています。
つまり短日の正体は「気ぜわしさ」である。
今回私は、この短日の気ぜわしさを捕らえ切れていない句を提出したと感じているのです。
他の参加者さんが、そこを好意的に汲み取って解釈してくだって、助けられた感じがしました。
それで先ほどホッとしたと書いたのですね。
俳句は詠み手のものであるのと同時に読み手のものでもあると、再認識した句会になりました。
でも、作る側は読者に甘えてはいけないとも思っていて、今後の大きな課題になったなと感じています。
指摘をしてみた
今回の句会で、個人的に大きな変化をつけました。
それは選評を書く際に、感想だけでなく「指摘」をしたことです。
提出された句のここが気になる、ここがよくない、ここをああしていれば的なことを書いたということです。
以前の記事でも書きましたように、私は今まで、参加したネット句会で、指摘したい箇所があってもあまり指摘してきませんでした。
理由はネット句会が文章だけのやり取りになるから。
文章だけでは「感情」が見えにくくなり、冷たい印象を与えがちになると想像されます。
やり取りも、相互というより一方通行になりがちでしょう。
なので、傷つける意図はないのに相手を傷つけてしまう危険はリアルな句会より高いだろうと思え、指摘することを避けてきたのです。
リアルな句会に参加したことがないので実態を知らないのですけど。
その一方で、句会で違和感に気づいているのに指摘しないことは罪な気もするのです。
句会に参加しようと思うほどに俳句に熱中されている方は、上手くなりたい想いを抱いている方が多いはずだからです。
話を聞いていると、恐ろしいことに結社に所属されている方も少なからずいらっしゃるようで。
結社など私にはまるで縁がないので畏怖の存在です。
もちろん、私が頓珍漢な指摘をするかもしれませんし、私は参加者の中で下の立場でしょうから、そんな人間の指摘など無価値かもしれません。
でも、何がきっかけで気づきを得るかは誰にもわからないことなので、そのチャンス自体を潰す行為は罪ではないかと思えるのですね。
なので今回、意を決して指摘をしました。
表現に気をつけながら、でも思ったことは正直に書きました。
あれで気をつけたつもりなの? と気を悪くされているかもしれませんけど。
今後も指摘をするか、それが今の悩みです。
まだ指摘することの怖さがあるのですよね。
う〜ん。
俳句歴2年
句会とは関係ない俳句の話。
俳句の雑記を書く場を設けていないので、こちらで失礼します。
おそらくですけど、私、そろそろ俳句歴が丸2年になりました。
3年目に突入。
記録をつけていないものですから、いつから俳句を始めたか正確な日付がわかっていません。
しかし、2020年の10月か11月に始めた記憶があるので、そろそろ2年経ったと思います。
成長しているのかどうかもよくわかっていないです。
でも成長しているはずです。
そう思いたい。
2021年の春くらいからは、作った俳句を全て手元に残しています。
記事作成日の1年ほど前の作句を見ると、今とは作風が全然違うのですよね。
当時は今より正統派と言いますか、良い句を作ろうとし過ぎているように見えます。
自分の中にある「俳句らしい俳句」を作ろうとしている感がある、というか作ろうと「し過ぎている」感がある。
中には今見ても悪くないと思えるものもありますけど。
今なら発想の段階で捨てるだろうと思える句も多かったです。
先ほどは成長しているかわからないと書きましたが、そういう意味では成長していそうですね。
17音内であれこれする技術より、発想の技術と言いますか、類想を避ける技術と言いますか、発想をズラす技術と言いますか、そういう力はこの1年ほどで多少ついたかなと感じます。
まだまだですけど。
おわりに
ということで、俳句ネット句会『足湯句会・雪割草句会』さんの「第35回足湯句会」に参加していることと、前回の句会の結果と感想を書いた記事でした。