TVアニメ『メイドインアビス』第2期「烈日の黄金郷」が、2022年7月6日から放送されています。
TOKYO MXで視聴しています。
2022年8月18日には7話「欲望の揺籃」が放送されました。
視聴した感想をあれこれ書いています。
以下、ネタバレ要素を含みますから、バレても構わない方のみ下にスクロールしてください。
目次
アニメ2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』
2022年7月6日よりTVアニメ2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』の放送がスタートしました。
貴重な遺物が眠る秘境の大穴アビスを舞台に、少女リコと少年ロボットのレグの冒険を描く。
番組の録画データには上記引用部のように書かれています。
放送日時と局
放送日時です。
放送日時は毎週木曜日01時05分（水曜深夜25時05分）から。
放送局は『TOKYO MX』など。
登場人物
登場人物。
先ほどの録画データの引用部どおりですね。
原作
原作は漫画です。
「つくしあきひと」さんの作品。
Wikipediaによると、出版社は『竹書房』、掲載誌は『まんがライフWIN』『WEBコミックガンマ』、レーベルは『バンブーコミックス』とのこと。
発表期間は2012年からで、既刊10巻だそうです。
沖縄旅行をしたとき漫画喫茶に立ち寄って、そこで通して読みました。
当時は7巻とか8巻とか、そのくらいまで出ていたでしょうか。
7話「欲望の揺籃」
2022年8月18日はTVアニメ2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』、7話「欲望の揺籃」が放送されました。
以降ネタバレ要素がありますので、大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。
説明
7話の説明です。
決死隊「ガンジャ」の生き残りだと明かしたヴエコは、「成れ果て村」の忌むべき成り立ちについてリコたちに語り始める。かつて「還らずの都」へと辿り着いたワズキャン率いるガンジャ隊。黄金郷を見つけたという喜びもつかの間、昇降による異形の呪いのせいで地上に戻ることができないことに気づく。隊員たちは「黄金郷で最初の民として生きていこう」と決意するが、食糧と水場の確保に難航する。
番組の録画データには上記引用部のように書かれています。
水曜深夜は「メイドインアビス 烈日の黄金郷」放送日！
— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) 2022年8月17日
第7話「欲望の揺籃」
【AT-X】22:30～
【BS11】25:00～
【TOKYO MX】【サンテレビ】【KBS京都】25:05～
【Amazon Prime Video】25:00～
あなたの願いは何ですか？https://t.co/RetDZB24zA#miabyss #メイドインアビス pic.twitter.com/L5R51HjRbQ
アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) による告知ツイート。
7話を視聴した感想
『メイドインアビス』7話「欲望の揺籃」を視聴した感想です。
揺籃
内容の感想を書く前に、「揺籃」という語を初めて知りました。
「籃」がわからなかったです。
「かご」なのですね。
かごというと籠か篭の知識しかありませんでした。
意味はほぼ同じと思いますので、揺れる籠でしょう。
読みは「ようらん」ですか。
勉強になります。
1話を観ていない
私は2期1話を観忘れました。
なので、7話で描かれた「ガンジャ隊」のことをほとんどわかっていません。
公式サイトのストーリーやキャラクターのページに書かれた部分は把握しました。
これから書く感想はそれを踏まえた上でのことです。
理解が足りていなかったり、間違えていたりする可能性は今までの感想以上に大きいと思います。
ご了承の上ご覧になってください。
Wikipediaの詳しい内容はなるべく見ないようにしています。
先の物語のネタバレがあるはずなので。
イルミューイ
「イルミューイ」ですよね、7話は。
原住民の女の子。背中に刺青が彫られている。
ヴエコに懐き、案内役としてガンジャ隊に同行する。
公式サイトのキャラクターページの、イルミューイの説明です。
イルミューイは原住民の子なのですね、なるほど。
六層に原住民がいることって、目の前に展開される慌ただしさを前に見落とされがちですけど、とんでもない情報ですよね。
欲望の揺籃
ガンジャ隊は今回、ある「遺物」を発見していました。
それがサブタイトルにある「欲望の揺籃」です。
上のTwitterの画像にある、卵のような形をしています。
ベヘリットみたい。
「ヒトの成体は雑多で複雑。適していない。使わせるなら幼体がいい。」
— つくしあきひと (@tukushiA) 2022年8月17日
「丸い遺物は願いの形」
— つくしあきひと (@tukushiA) 2022年8月17日
遺物『欲望の揺籃』は、本来は原生生物などが使うんだろうね。#miabyss
人間が使用した際に、その願いを叶える遺物だす。
誰が何のためにこしらえたのか、これらは干渉器/干渉機と名乗っているよ。#miabyss
— つくしあきひと (@tukushiA) 2022年8月17日
特に幼体、つまり子どもの使用に適していると、干渉機は言っていたかと思います。
水もどき
ガンジャ隊がピンチに陥りました。
ガンジャ隊の多くの人たちが体調を崩しています。
お腹をくだしているようです。
ガンジャ隊は、ベース基地近くから「水」を確保していました。
念のため煮沸をしてから飲むようにしていたのですが、それでも体調を崩しています。
それだけでなく、身体が木のようでも岩のようでもある感じに溶けて、溶けた上に固まるようです。
原生生物『水もどき』はリコたちの時代では見つかっておらず、
— つくしあきひと (@tukushiA) 2022年8月17日
なので対策も不明なんだって。
リコたちは流水から水を得ていたので、ひょっとしたら『水もどき』には、ある程度の規模になるまで繁殖できる池が必要なのかもしれないね。#miabyss
どうやら彼らが飲んでいた水は原生生物だったようです。
「水もどき」ですか。
○痢をしているということは、そこから伝染もしそうでした。
ガンジャ隊が全滅の危機に瀕します。
水を飲まないと生きていけないし、飲めば身体の内部から攻撃されるし。
動けないから食糧も手に入れられない。
ある意味で、原生生物の直接的な攻撃以上に、こういう内部からじわじわくる攻撃はえげつないですね。
新型コロナウィルスを経験している私たちにとっては、よりリアルに感じられるかもしれません。
イルミューイが
イルミューイも体調を崩しています。
先ほど書いたような身体が溶けてから固まったような。
左手がまず、木の枝みたいな形状になっていました。
ワズキャンは、遺物「欲望の揺籃」をイルミューイに与えることを提案していました。
ヴエコが提案しワズキャンが許可を出したのでしたっけ、忘れました。
床に横になったイルミューイに「欲望の揺籃」を与え、それをイルミューイは胸に抱えていました。
結果、イルミューイは回復します。
がしかし、身体に大きな変化が起きています。
「水もどき」の影響がまだ続くのか、身体の変化が著しく、それだけでなくイルミューイが痛みなどを一切感じていない様子です。
ヴエコたちはその異常さ話し合っていました。
それと「子ども」を生んでいます。
生まれたと言っても「欲望の揺籃」が埋まっていたであろう、胸の中央に大きな穴が開いて、そこからこぼれ落ちるように生まれている描写でした。
イルミューイは子を産めない身体と自覚していたので、子を産むことがイルミューイの願いだったのでしょうか。
しかも、イルミューイが産み出した子どもは、人型をしていません。
どちらかというと「メイニャ」のような「成れ果て」のような、そういう見た目です。
しかも、その子どもは生まれてすぐに○んでしまいます。
産まれた翌日だったでしょうか。
食物を摂取する器官が存在しないようで長くは保たないようです。
ワズキャン
そうこうしているうちにヴエコまで体調を崩しました。
衰弱をし床に横になりながら水を渇望しているヴエコ。
そこにワズキャンが食事を与えると、ヴエコはたちまち回復しています。
元気を取り戻したヴエコはワズキャンの元へ行きます。
食事は効果てきめんだったと、ワズキャン。
発言内容から、他のガンジャ隊の人たちも、その多くが命を救われたのでしょう。
当然一つの疑問が浮かんできます。
ガンジャ隊が壊滅の危機にあるのに、ワズキャンはどうやって食糧を手に入れられたのか。
ヴエコがこの答えを知る前に、7話が終わってしまいました。
でもヴエコも、視聴した私たちも、その答えにたどり着いています。
ファプタ
私は原作を途中まで読みました。
けれど成れ果ての村の箇所は読んでいません。
そのためわかっていないことだらけです。
ただ今回7話を観て感じたことは、ファプタとイルミューイの関係です。
イルミューイの肩周りに巻いている布、この模様がファプタの頭部の模様（？）にそっくりなのですよね。
顔も似ていますし、目が特に。
なのでファプタは、イルミューイが「欲望の揺籃」で生んだ子の一人なのだろうと感じています。
それならどうしてファプタは生きながらえているのか。
生きているということは消化器官を持っているはず。
どうして成れ果ての村の外側にいるのか。
どうして干渉機のガブールンと行動を共にしているのか。
イルミューイはどこにいったのか。
どうしてヴエコはヒトの姿をしたままなのか。
こういった疑問はまだ解決されていません。
ファプタは成れ果て村の成れ果てたちと敵対しているかのような様子をうかがえました。
成れ果てたちがファプタに対して畏怖している感じもあったかと。
ワズキャンたちが今回イルミューイにしたことを思うと、色々と繋がってくるものがあります。
現在の成れ果て村のベースはガンジャ隊であることは間違いないでしょう。
ファプタが成れ果てたちを恨んでいるとすれば、やはりファプタはイルミューイの子どもである可能性が高いですよね。
子にとっては、親がそんなことをされていたと知ったら、それはもう、ワズキャンたちを恨むしかないでしょう。
今後、彼らはもっと酷いことをイルミューイたちにするはずです。
自分たちが生き残るために。
と考えると、リコたちの時代にはイルミューイはもう○んでしまっている可能性も少なからずありそう。
いいように使われ続けて。
生き続けていた方が地獄なのでむしろ、という願望込みで。
おわりに
ということでTOKYO MXでTVアニメ2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』7話「欲望の揺籃」が放送されたので、視聴した感想を書いた記事でした。
私の認識や理解が間違っていたら申し訳ありません。
Amazonでも観られるみたいです。
気になる方はぜひ。
