Eテレにて『あおきいろ』なる番組が2022年度から始まっています。
好きな番組で観ています。
この中の「おしえて!せんせい」というコーナーが特に好きです。
視聴した感想などを書いています。
目次
Eテレ『あおきいろ』
Eテレ『あおきいろ』についてです。
番組説明
番組の説明です。
「あお」と「きいろ」2つのあきらかに違うけど、重なりあうと「みどり」になる。多様な個性と共に生きるための「共生マインド」を育む子ども番組です。
番組の録画データに上記引用部のように書かれていました。
放送時間
放送時間です。
月曜 午前8時35分
木曜 午前7時00分(再)
10分版が毎週月曜日08時35分から08時45分まで。
放送局は『Eテレ』。
毎週木曜日07時00分から再放送があります。
同じくEテレです。
他にも5分版と1分版もあり、局の力の入れようがわかります。
登場人物
登場人物です。
河童のような「アオ」と、鬼のような「キイ」。
心が通うと現れる「イロトリドリ」なる鳥。
この3キャラクターがいます。
アオは「神木隆之介」さん、キイは「二階堂ふみ」さん、イロトリドリは「千葉繁」さんがそれぞれ声を担当していらっしゃいます。
他にも多くの方が出演しています。
感想
Eテレのアニメ『あおきいろ』を視聴しての感想です。
おしえて!せんせい
コーナーの一つ「おしえて!せんせい」が、なかなかためになります。
子どもからの疑問や質問がしたためられた手紙を、著名人が受け取り、それに返信する内容です。
毎回興味深い質問が届けられますし、その返信もなるほどと思わされることが多いです。
特に『あおきいろ』のその2で登場された「養老孟司」さんの回が、個人的にはとても「ため」になりました。
質問は「いい人生ってなんですか?」というものでした。
これに対する養老さんの答えです。
よい人生だと決めるのは誰か。
自分で自分の人生がよかったはまだ結論が出ていない。
この先とんでもなく悪い人生になるかもしれないから。
つまり死んでみなければ人生全体の結論は出ない。
死んだら結論が出るか、そのときには自分はこの世にいないのだから、自分のよい人生だったかを決められるのは、自分ではなく生きている人。
では、よい人生か決められるのは自分以外の人だけかというと、それも変。
自分で決められるのは「どう生きるか」だけ。
質問もそれを聞きたいのではないかと思う。
私自身でいえば、その時々で必要なことをやり、時間があれば本を読んだり虫採りをしたり、自分の好きなことをする。
「ああしよう、こうしよう、よい人生を送ろう」ということを考えず、目の前の必要な作業をする。
そして、いつもとは言わないが、ときどき無心になれる好きなことができれば、「よい人生」なんじゃないか。
おおよそ、そういうことを仰りました。
それを上に書いたような言い方ではなく、子どもに向けた、優しく丁寧な文章で、です。
質問はとても大きく難しいものでした。
しかし、養老先生は逃げずに受け止め、子どもに伝えようと言葉を選んで、決して子供だからと下に見ることはせず、丁寧に答えていらっしゃいました。
お人柄がうかがえます。
そして、先生のお答えのような人生を送れたらなと思います。
私はもはや手遅れでしょうけど。
この「おしえて!せんせい」のコーナーは毎回扱われる訳ではないみたいです。
偶数回だけでしょうか?
養老先生のほかは、「ヤマザキマリ」さんや「野口健」さんなどが先生役をしていらっしゃいました。
テーマソング「ツバメ」がよい歌
テーマソングの「ツバメ」がよい歌です。
優しい曲で、番組のコンセプトによく合っているように思いますし、特にサビのメロディが印象的です。
キーがやや高いものの、私にも歌えるくらい歌いやすい。
作詞作曲編曲は「Ayase」さん。
音楽ユニット『YOASOBI』の方ですか。
ここ数年、お名前はよく聞きますけど、私は全然知らない方々です。
歌っているのは「YOASOBI with ミドリーズ」。
SDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」のマスコットキャラクターとして、視聴者のみなさんと一緒にSDGsについて学んでいく5人のこどもユニット。
メンバーは、小学2年生~6年生のあつき、レクシー、うきょう、りりな、ゆめり。
「YOASOBI withミドリーズ」として、テーマソング「ツバメ」をパフォーマンス。
番組のwebサイトには上記引用部のように書かれています。
振り付けは「MIKIKO」さん。
THE FILM (完全生産限定盤) (特典なし) [Blu-ray]
アニメーション
アオとキイのやり取りが主に流れるアニメも、個人的には好きです。
多様性をわかりやすく伝える内容です。
アオとキイはお互いに好きなこと、苦手なことがあります。
例えばアオはのんびり屋でおとなしい、キイはおしゃべりで明るい。
お互いがお互いを思いやることでお互いの苦手なことを埋めていく、あるいは受け入れることで、二人に起こる出来事が和やかに収まる。
そういう内容が多い印象です。
私は、多様性とかSDGsとかよくわからないですし、そのゴリ押し感に若干の辟易を覚えるのですが、このアニメのほんわか感は好きです。
おわりに
ということでEテレの『あおきいろ』を視聴した感想などを書いた記事でした。
Amazonでは『まいにち養老先生、ときどき…』の視聴を、NHKオンデマンドの契約ができるみたいです。