ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

面白くない!朝ドラ『ちむどんどん』の7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」と、8週の予告を観た感想を書きました

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』は、2022年5月27日に第8週の予告が流れました。

第7週の感想と、予告を受けて第5週の予想などをあれこれ考えています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

スポンサーリンク

 

朝ドラ『ちむどんどん』

朝の連続テレビ小説は2022年4月11日から『ちむどんどん』が始まっています。

 

連続テレビ小説 ちむどんどん Part1 NHKドラマ・ガイド

 

www.nhk.or.jp

 

twitter.com

 

https://www.instagram.com/nhk_chimudondon/

 

公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに********ヒロイン。
遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「*」に自分らしい生き方を見いだし、やがて*********ことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人がそれぞれに****を歩み、***が離れるときも訪れます。
それでもふるさと・沖縄の*が、思い出が、四人の心をつなぐ。**や**に見舞われ、誰かが***そうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。
時代を越えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの—それは家族です。
傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容の一部を抜粋しました。

「*」にしたところにはネタバレ感があったので伏せています。

 

第7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」

2022年5月23日月曜日から『ちむどんどん』は第7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」が放送されています。

 

 

 『ちむどんどん』の公式Twitterアカウント (@asadora_bk_nhk) による7週の予告動画です。

 

(31)「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」

 

共感できない

第7週は共感できなかったです。

 

暢子がイタリアン・レストラン「アッラ・フォンターナ (alla fontana) 」で働くことになりました。

が、暢子が入店直後からやらかします。

暢子はまかない料理も作らせてもらえないことと、オーナーは自分では料理を作らないのに偉そうにしていることに対して不満があるようでした。

そこでオーナーの「大城房子」に楯突いて、ペペロンチーノで料理勝負を挑むのですね。

暢子が勝ったら「まかない料理」を作れる、負けたらフォンターナをクビという条件です。

 

これが私にはまったくわからないです。

店で一番下っ端でまだ入店したての新米が、オーナーに対して楯突く、その時点でクビになってもおかしくない思います。

まかない料理を担当するのはまだ早い、オーナーが許可したら作らせてもらえると説明されているにもかかわらずですからね。

 

手っ取り早く結果が欲しいから勝負を挑んだと思える言動です。

暢子は兄の賢秀と似た性格をしているのでしょう。

そんな行きあたりばったりな性格は、以前からそこかしこに見られました。

 

食費や光熱費は?

勝負が決まって、暢子は2階に下宿している居酒屋「あまゆ」でペペロンチーノの試作をしていました。

 

 

あまゆの厨房を借りて、と思うのですが、第7号までペペロンチーノを作っては、店主の「順次」さんや、順次の娘「トミ」さん、山原村から出てきた幼馴染の「智」と一緒に試食をしていました。

 

試作の食費やガス代などはどこから出ているのでしょうね。

暢子はあまゆにいくらかでも支払いをしているのでしょうか。

この点もよくわかりませんでした。

 

面白ければ細かいことは気にしないでは駄目だと思うのですよね。

それでもよい場合もあるでしょうけど、今回はよくないと思います。

どうしてかというと、この時点でまだ比嘉家は賢秀が作った借金をすべては解消できていないはずだからです。

返しましたっけ?

お金がないのに(ないから)勝手に人のものを使う、お金がないはずなのに沖縄に帰る、その辺の脚本の杜撰さは、作品の質を下げているように思えます。

 

ペペロンチーノ勝負の結果は?

房子オーナーは優しい人で、暢子からの申し出を受けてくれました。

受ける必要なんてまったくないと思うのに。

なんてお優しい。

 

 

結果は当然、房子さんの勝ち。

ですが、オーナーからの指示には絶対に反抗しないことなど幾つか条件をつけて、クビを回避してもらえました。

それだけでなく、まかない料理も作らせてもらえるように。

房子さんがよい人すぎます。

 

良子の結婚

暢子の姉・良子は「喜納金吾」からプロポーズをされていました。

金吾は製糖会社の御曹司でしたか。

 

 

仲の良いどころか、お互いに好き合っているはずの「石川博夫」に相談したものの、上にリンクを貼ったツイートにあるように、博夫から「門出を祝福する」などと言われてしまいます。

本当は良子の結婚を止めたいのに止められない、意気地がない。

 

 

そうして金吾との結婚に傾く良子。

しかし、そこに妹・歌子のアシストがあり。

 

 

良子と博夫は結婚することになりました。

 

面白くない

7週まで観て、『ちむどんどん』は面白くないとはっきり感じています。

6週までも決して面白くはなかったのですが、7週を観終えたことで私の中での本作の評価が定まった印象です。

歌子と下地先生のところだけですね、ワクワクしたシーンは。

 

先ほども少し触れたように、全体的に脚本に粗(あら)が多いです。

雑。

設定の底も浅く、沖縄を舞台にする必要がすらない物語に感じられます。

本作は、他の地方から上京して料理人を目指す物語でも、今のところ問題なく成立するでしょう。

沖縄の本土復帰50年の記念となる年だから、本作は沖縄が舞台なのでしょうけど。

『ちゅらさん』もそうですけど、東京に出ることをせず沖縄の物語を作ればよいと思うのですよね。

 

このドラマは、おそらく同じ朝ドラの『ひよっこ』と『まれ』が脚本のベースになっている作品と思います。

ベースと言いますか、参考にしている部分が少なからずある作品と感じられます。

時代を考えると『ひよっこ』でしょうけど、本作の脚本のつまらなさは『まれ』に通じているような。

 

何より問題なのは「ヒロインが魅力的に描かれていない」ことです。

歌子の方がヒロイン感があるくらい。

第7週の暢子はそれが顕著に現れた週と言えます。

『まれ』も『おかえりモネ』も、共感できないヒロインでは、作品の高評価には結びつかないですよ。

 

連続テレビ小説 ひよっこ 完全版 ブルーレイ BOX3 [Blu-ray]

 

第8週予告編

朝ドラ『ちむどんどん』の2022年5月27日金曜日の放送は第7週の最終日でした。

 

予告は金曜日

今までの朝ドラは週の最終日である土曜日に総集編が放送されました。

総集編の終わりに翌週の「予告編」が少し流れます。

 

本作『ちむどんどん』からは、金曜日の最後に翌週の予告編が放送されるようになりました。

2022年5月27日の放送では第8週の予告編が流れました。

 

再会のマルゲリータ

第8週の週タイトルは「再会のマルゲリータ」です。

 

オーナーの房子さんからまたクビ宣告を受けていましたね、暢子。

しかも料理人を辞めたかのような、他の仕事を始めたかのような描写もあったように見受けられました。

どういうことなのでしょう。

この一貫性のなさに視聴者が納得のいく脚本が用意されているのかどうか。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『ちむどんどん』の第7週の感想と2022年5月27日放送の第8週予告編について書いた記事でした。

 

 

スポンサーリンク