ディスディスブログ

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メルセデス三味線?2022年F1バーレーンテスト3日目の結果と感想。フェラーリPU勢が速いです

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F1の2022年のプレシーズン・テストの第2回が、日本時間2022年3月10日木曜日から始まりました。

2022年3月12日土曜日はバーレーン・インターナショナル・サーキットでのテスト3日目、最終日です。

 

目次

 

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2022年F1ラインナップ

2022年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。

 

F1速報 2022年 1/27号 2022年 新年情報号 【綴込み付録】 2022年 F1カレンダー

 

www.dazn.com

 

DAZN』のwebサイトに詳しいことが書かれていました。

他のサイトにも色々書かれています。

 

  • チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
  • メルセデス(メルセデス):ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセル
  • レッドブル(レッドブル):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
  • フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
  • マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、ダニエル・リカルド
  • アルピーヌ(ルノー):フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコン
  • アルファタウリ(レッドブル):ピエール・ガスリー、角田裕毅
  • アストンマーチン(メルセデス):セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロール
  • ウイリアムズ(メルセデス):ニコラス・ラティフィ、アレクサンダー・アルボン 
  • アルファロメオ(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
  • ハース(フェラーリ):ミック・シューマッハー、ニキータ・マゼピン

 

ライコネンがF1を引退。

ラッセルがウィリアムズからメルセデスへ、ボッタスがメルセデスからアルファロメオへ移籍。

アルボンがウィリアムズにてF1に復帰、周冠宇がアルピーヌからF1デビュー。

というドライバーの変更が2021年シーズンを迎えて起こりました。

 

チームのPUの変更はなかったかと思います。

 

レギュレーション変更

2022年度のF1のレギュレーションについてです。

 

www.as-web.jp

www.as-web.jp

www.as-web.jp

 

私が下手な説明をするより『AUTOSPORT』さんの記事をご覧いただいた方がよいでしょう。

正直申し上げれば私もよくわかっていません。

 

GP Car Story Special Edition Lotus 1977-1979 チャップマンの空力革命 GP CAR STORY特別編集

と言いながら私からも簡単に書いてしまいますと、「グランドエフェクトカー」が復活するようです。

グランドエフェクトカーはロータスがF1で初めて採用したのでしたっけ。

さらに前後のウィングが簡素化されます。

さらにさらにタイヤが13インチから18インチに大きくなります。

そのタイヤにはホイールカバーが取りつけられ、整流のためのディフレクターもつくようです。

 

グランドエフェクトカーの復活で、ダウンフォース全体の約半分をフロア下から得ようとしているとのこと。

前後のウィングから発生する乱気流を抑えて、前方の車への接近を昨年までより容易にしようとしているのでしょう。

そして、ウィングから得られるダウンフォースが昨年までより減少するのですから、コーナーリングスピード、特に中低速コーナーでの速度が昨年までより落ちるのではないかと予想されます。

高速コーナーはむしろ上がるかもしれません。

間違った認識でしたら申し訳ありません。

 

GP Car Story Special Edition Lotus 1977-1979 チャップマンの空力革命 GP CAR STORY特別編集

 

F1 2022年ウィンターテストの日程

2022年の、F1のプレシーズンに行われるF1合同テストの「日程」についてです。

 

プレシーズンテストはトータル6日間予定されています。

2022年は全2回に分かれて開催される予定です。

 

2021年はトータルでも3日間しか実施されませんでした。

それは新型コロナウィルス感染拡大の影響だったでしょうか。

2021年に実施される大規模なレギュレーション変更が2022年に1年延長されたことで、2021年は2020年のレギュレーションから大きく変わらなかったこと。

それと感染拡大防止や費用の負担軽減の側面もあったと記憶しています。

 

  • 第1回:2022年2月23日〜2022年2月25日
  • 第2回:2022年3月10日〜2022年3月12日

 

2022年のウィンターテストは上記の日程で行われます。

 

テストの開催時間

テストが行われる「時間」についてです。

 

午前の部が日本時間17:00から21:00まで。

21:00から1時間の昼休憩が入ります。

午後の部が22:00から26:00までとなっています。

上記はバルセロナでの1回目のテストの時間。

 

バーレーンでの2回目の時間は少し変わります。

午前の部が日本時間16:00から20:00まで。

20:00から1時間の昼休憩が入ります。

午後の部が21:00から25:00までとなっています。

 

テストの開催場所

プレシーズンテストが開催される「場所」についてです。

2022年のテストの開催地は2021年から変更されました。

 

昨年はバーレーンのサヒールにある「バーレーン・インターナショナル・サーキット」で行われました。

今年は第1回と第2回とで違う場所で開催されます。

今年は第1回がスペインはバルセロナの「カタロニア・サーキット(カタルーニャ・サーキット)」で行われます。

第2回がバーレーンのサヒールにある「バーレーン・インターナショナル・サーキット」で行われます。

バーレーンは昨年プレシーズンテストが開催された場所です。

 

DAZNプリペイドカード 3ヶ月

 

バーレーンテスト3日目結果

2022年3月12日に行われたバーレーンテスト3日目、最終日の結果です。

 

 

Formula 1 (@F1) のTwitterアカウントによるウィンターテスト初日の結果のツイートです。

最速ラップはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、最多ラップ数はウィリアムズのニコラス・ラティフィが記録しました。

 

 

セクター毎のファステストも公開されています。

ハースのミック・シューマッハが第2セクターのファステストを取った点は要注目でしょう。

全体でも2番手タイムを出しています。

 

dysdis.hatenablog.com

 

バーレーンテスト2日目の結果と感想は以前当ブログでも記事にしています。

 

タイヤコンパウンド

タイヤのコンパウンドについてです。

 

 

ピレリのTwitterアカウント「Pirelli Motorsport (@pirellisport) 」のツイートです。

 

2022年はC1からC5までのコンパウンドが用意されています。

C3はプロトタイプも用意されているみたいです。

C1へ行くほど硬く、C5へ行くほど柔らかいタイヤと認識すれば良いでしょう。

 

コンパウンドの違いはタイヤに入ったピレリのロゴマークなどのカラーでわかるようになっています。

白色には2タイプあって、白色にブラケット(横線)が入っていないタイヤがC1で最も硬く、白色にブラケットが入っているタイヤがC2で2番目に硬いタイヤです。

黄色のブラケットがC3。

赤いにも2タイプあって、赤色にブラケットが入っているタイヤがC4で2番目に柔らかく、赤色にブラケットが入っていないタイヤがC5で最も柔らかいタイヤです。

緑がインターミディエイト、青がウェット。

 

  • C1:白・ブラケットなし(↑硬)
  • C2:白・ブラケットあり
  • C3:黄・ブラケットあり
  • C4:赤・ブラケットあり
  • C5:赤・ブラケットなし(↓柔)
  • インターミディエイト:緑・ブラケットあり
  • ウェット:青・ブラケットあり

 

上記のように見分けると良いでしょう。

 

硬いタイヤは持ちが良い・グリップが落ちる→長距離を走るときに使う。

柔らかいタイヤは持ちが悪い・グリップが高い→一発の速さが欲しいときに使う。

簡単に書くとこういう認識でしょうか。

 

バーレーンテストからはプロトタイプタイヤも持ち込まれているようです。

 

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プレシーズンテスト6日目(最終日)の感想

2022年バーレーンテスト3日目、バルセロナテストと合わせるとトータル6日目の結果を受けての感想を書きます。

 

最終日

2022年3月12日土曜日がプレシーズンテストの最終日でした。

バルセロナから始まったウィンターテストの全日程が終わりました。

 

F1の2022年の開幕戦は3月18日から、テストと同じバーレーンで開催されます。

もはや開幕まで1週間ほどしか日数がない中でのテストです。

チームが一時ヨーロッパに戻るのかわかりませんけど、事前に予定されていない限り、ここから大きな改善は難しいでしょう。

ということは、最終日恒例となっているタイムアタック合戦の結果は、ある程度は開幕戦での各チームの力関係につながっていると捉えてよいと思います。

 

開幕戦が近いからこそ爪を隠す場合もあるかもしれません。

ただそれはチームがマシンに対して相当自信を持っていないとできないと思います。

余裕がないチームは、テスト中に少しでも不安点を洗い出したい・解消したいと考えるはずですから。

 

最速はレッドブル!

最終日の最速ラップはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが記録しました。

 

 

午後を走ったフェルスタッペンは1分31秒720 (C5) 、53周。

午前を走ったセルジオ・ペレスは1分33秒105 (C4)の8位、43周。

ペレスは全体8位ですけど、午前の組ではトップタイムでした。

 

今年もレッドブルは速そうですね。

ただ、ハースやファンの方には申し訳ないですけど2位がハースであること、そのハースはC4でのタイムで、タイム差が大きくない。

それを思うと、レッドブルが圧倒的な速さを示している訳でもないかなというのが素直な感想です。

 

私はテキスト情報のみを追いかけているので、実際に走っている様子を観ていません。

この感想はそれもあるのだと思います。

走りを観てみたら、もっとレッドブル速いわとなるかもしれませんから。

 

走りを観ていた人たちのコメントを見るに、挙動の安定感があるようです。

ポーポイジングもあまり見られないし、コーナーでの挙動もしっくりきているようだと。

 

 

そのレッドブルは最終日にマシンのアップデートを投入しました。

メルセデスが見せたようなドラスティックな変化ではありませんで、サイドポッドのデザインを変えてきています。

以前に比べるとインダクションポッド下が深めにえぐれて、サイドポッドそのものにも「うねり」がつけられたように見えます。

「うねり」は空気の流れを下方向へ流そうとする意図を感じます。

 

ノーズ下とフロアの形状も変えてきているようですね。

 

また、若干ですけど2日目より車高を上げて走っているようにも受け取れました。

レーキ角もついているような。

ポーポイズがあまり見られなかったということですから、車高を上げた効果が出ているのでしょうし、車高を上げても速さを見せられているので、よいマシンバランスを見つけられている印象です。

車高を下げれば、ポーポイジングは出るもののより速く走ることができる、その余地を残しているのでしょう。

 

先ほどハースののタイム差が圧倒的なほどには開いていないと書いています。

最終日ですし、フェルスタッペンはC5でのタイムなので本気のタイムアタックをしたと受け取りがちです。

しかし、あれでも本気でない可能性があるとは思っています。

レッドブルは2位以下とのタイム差を見極めて走っていた可能性は頭に入れておいた方がよいかなと。

その理由は簡単で、開幕まで間がない、ライバルに手の内の全てを見せたくないからですね。

 

メルセデスが心配

メルセデスが心配です。

 

 

ラッセルは1分32秒759 (C5)の5位、71周。

ハミルトンに至っては1分36秒217 (C5) の17位、78周。

 

午前を担当したのはハミルトンですか、午前とは言え、7回王者ハミルトンがC5を履いて17番手とは衝撃的です。

 

最終日も、1〜2日目と同様にポーポイジングが出ていたみたいですし、コーナーでの挙動もよくないという情報が散見されます。

私には奇抜に見えるポッドレスカーは失敗作、その可能性が高まってきています。

 

メルセデスはお得意の三味線という見方もあるかもしれないですが、ここまで安定感のないメルセデスはPU時代に入って以降、私は見たことがありません。

2日目の感想にも書いたように、これは三味線ではないと感じられます。

PU時代になってから2021年まで、他に王者の座を明け渡すことのなかったメルセデスでしたが、とうとうそのときが来るかもしれません。

コンストラクターズの話です。

願望込みですけど。

 

ハースとアルファロメオが好調

ハースが好調です。

 

 

C4で1分32秒241 (C4)の2位、85周。

午前はマグヌッセンが走ったようで、1分38秒616 (C2)の18位(最下位)、38周。

 

昨日2日目にケビン・マグヌッセンがトップタイム、最終日となった翌3日目もミック・シューマッハが2番手タイムを叩き出しました。

C4で2番手、32秒台前半を出していることは要注目です。

 

最終日のハースは前日に引き続き、航空機トラブルの影響がテストに出たことで、2時間のテスト延長が許可されて、その間に出したタイムだそう。

他チームと全く同じ条件で出したタイムではないので、参考記録でしょうか。

 

 

午前を入ったのはルーキーの周冠宇、1分33秒959 (C4) の11位、82周。

午後は新加入のバルテリ・ボッタスで、1分32秒985 (C3) の5位、68周。

 

最終日にC3タイヤで32秒台に入れてきたことで、アルファロメオも速さがあるように感じます。

 

ハースとアルファロメオに共通していることは、PUがフェラーリであることです。

フェラーリPU勢は2021年シーズンの開発を早々に諦めて新レギュレーションが採用される2022年シーズンに注力していたというニュースを読んだことがあります。

フェラーリの好調はバルセロナから続いていますから、2022年に注力した効果が表れていると感じさせるフェラーリPU勢です。

3チームは台風の目になりそうな予感。

 

アルピーヌ

アロンソがさすがです。

 

 

最終日はアロンソ一人で走ったようです。

1分32秒698 (C4) の4位、122周。

 

アルピーヌはトラブルが出ていたり、ポーポイジングが強めに出ていたりという情報ばかりが届いていました。

エンジンが新設計なのでしたっけ、その影響も出ているのかなと思いました。

 

しかし、エステバン・オコンが2日目午前のトップタイムを記録して、最終日もアロンソがC4で32秒半ばのタイムを出しています。

速さはありそうです。

問題は信頼性でしょうか。

逆に信頼性はあるけど速さがないより、アルピーヌのように速さはあるけど信頼性が高くない方がずっとよいですね。

速さは作り上げるものでもあるのでしょうけど、ことF1において速いマシンは初めから速いことが多いです。

昨季オコンがGP初優勝を飾って勢いのあるアルピーヌは、今季も見逃せないチームの1つでしょう。

 

アストン・マーチンは不気味

アストン・マーチンは不気味です。

 

 

午前を担当したのはランス・ストロールで1分36秒029 (C3) の16位、53周。

午後を担当したのはセバスチャン・ベッテルで1分33秒821 (C4)の10位、81周。

 

最終日のタイムアタック合戦に参加しなかったようです。

淡々とプログラムをこなしています。

立ち位置が他チーム以上にわかりにくいです。

 

アルファタウリはよくない傾向

アルファタウリはよくない傾向にあるように感じています。

 

 

午前はピエール・ガスリーが担当して、1分34秒865 (C4) の12位、91周。

午後は角田裕毅が担当して、1分33秒002 (C5) の7位、57周。

 

角田はC4とC5でタイムアタックをして、いずれもミスをしたそう。

セクター2でもたついたり最終コーナーで膨らんだり、トラフィックもあったのでしょうか。

 

セクター2はコーナーが続くセクションですので、最終コーナーで膨らんだことを含め、アタック時のコーナーの挙動に苦戦していると受け取れます。

コーナーで不安定ということはフロントが決まっていない、アンダーが出ている、そういうところでしょうか。

これはよくない傾向ですね。

 

バーレーン初日はガスリーがトップタイムを出しています。

この傾向は角田にだけ出ているものかもしれませんし、どちらにも出ているのかもしれません。

角田はオーバーステア、ガスリーはアンダーステアのマシンが好みの傾向があるようですので、そのドライビングスタイルの違いかもしれません。

 

先述したようにフェラーリPU勢が好調ですから、昨季以上に中団の差が縮まっているでしょう。

角田が2023年のレッドブル昇格を目指すなら、ガスリーを倒さねばなりませんし、中団のトップ争いは昨季以上に熾烈になりそうです。

 

おわりに

ということで、F1の2022年バーレーンテスト3日目の結果と、その感想を書いた記事でした。

 

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