ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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bayfm『9の音粋』2022年1月3日の放送は「新春放談」。ミラッキ大村さんが「ラジオと音楽」について熱く語っていた感想を書きました

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ラジオ局『BayFM』の番組『9の音粋』を毎週聴いています。

月曜日と水曜日しか聴いていませんけど。

2022年1月3日月曜日は新年初回放送ということで、「スージー鈴木」さんと「ミラッキ大村」さんの月曜担当DJに、水曜担当のDJ「藤田太郎」さんも加わった「新春放談」が行われました。

新春放談の中で、ミラッキさんがラジオ業界に怒っている・言いたいことがあると語っていました。

個人的にその話の内容が重要なことに思えたので少し書いていきます。

 

目次

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ラジオが流行る

2020年に入ってから私の中でラジオが流行っています。

 

このラジオ流行りは何年かに一度やって来ます。

ブームがやって来て、しばらく聴いては波が収まる。

何年かラジオを一切聴かずに過ごし、またブームが来る。

この繰り返しです。

 

2020年1月中旬頃から再びブームがやって来ました。

2022年に入ってもブームが去る気配はありません。

 

『radiko』

ラジオは『radiko』と『NHKラジオ らじる』で聴いています。

 

radiko.jp

 

『radiko』とはインターネットでラジオを聴くことができるサービスです。

 

radiko.jp

 

私は持っている「iPod touch 6」に『radiko』のアプリを入れて聴いています。

PCからでも聴くことは可能ですけど、家の中でも持ち運びが楽な「iPod touch」で聴いています。

 

『NHKラジオ らじる』はアプリ版『らじる★らじる』ではなく、NHKラジオのwebサイトを訪問して聴いています。

インターネット経由で聞く場合は「聴きのがし」で利用します。

リアルタイムの放送はラジオから聴くようにして。

 

タイムフリー

今回のラジオ流行りはまだしばらく消えそうにありません。

消える気配もない。

消えそうにない理由を考えてみると、radikoの「タイムフリー」機能のおかげかなと思い至りました。

 

2016年(平成28年)10月11日正午に開始したサービスで、実証実験と位置付けられていて過去1週間の番組を無料聴取可能にした

 

radiko - Wikipedia

 

radikoのWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

ラジコのタイムフリー聴取機能は、過去1週間以内に放送された番組を聴くことができます。
番組内容やCMは、過去のものになりますので、ご注意ください。

※特定のタレント出演番組やスポーツ中継など一部聴取できない番組があります。
※聴取を開始してから24時間以内であれば、合計3時間まで、いつでも聴取することができます。

 

radikoのwebサイト内の説明は上記引用部のように書かれています。

 

ご覧のとおり、radikoには過去1週間の番組を放送後にも聴くことができる機能がついているのです。

条件付きではあるものの。

 

このタイムフリー機能のおかげで、聞き逃した番組が放送時間が重複する番組、番組で聞き逃したトークを、期間限定ではあるものの、聴きたいときに聞き返すことができるようになりました。

好きなときに聴くことができる、このタイムフリー機能は個人的には画期的でした。

ラジオに私の生活リズムを合わせる必要がなくなったことで、私にとってラジオがより身近な存在になっています。

 

ラジオを購入

2020年にラジオ流行りが来てからしばらく経ち、比較的安価な「ラジオ」を購入しました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

それ以来ラジオはリアルタイムで聴いています。

『radiko』は主にタイムフリーで聴きたいときに使うようになりました。

 

以前のように『radiko』ばかりでラジオ番組を聴いていては、私が契約している貧弱なADSL回線では規制されることも多く、安定しません。

回線が規制される主な原因は『radiko』よりも、ゲームアプリのアップデート、あるいはOSのアップデートと思いますが。

私の中で、ゲームやパソコンなどの方がラジオより優先されているので、『radiko』で聴く番組を絞る必要に駆られ、厳選していく中で、聴かなくなった番組が増えました。

その流れでラジオを買っています。

 

『9の音粋』

2020年4月からでしたか、千葉のFM局『BayFM』の番組『9の音粋』の放送が始まっています。

初回こそ聴いていないものの、私はほぼ同時期から聴いています。

 

www.bayfm.co.jp

twitter.com

 

放送日時は月曜日から木曜日の21:00から22:54までです。

私は月曜日と水曜日しか聴いていません。

 

twitter.com

twitter.com

 

番組のMCは曜日担当制で、曜日ごとに異なるパーソナリティがMCを担当します。

月曜担当は「スージー鈴木」さんと「ミラッキ大村」さんのお二人です。

 

2022年1月3日新春放談

2022年1月3日月曜日は2022年の初回放送だったかと思います。

月曜日なのでスージー&ミラッキのDJの日です。

 

 

twitter.com

 

この日は「新春放談」として、水曜担当の「藤田太郎」さんも加わって、3人で放送をしていました。

火曜・木曜DJは呼ばれず。

 

月曜日は2人体制ということもあり、おそらく他の曜日に比べるとトークが多いです。

さらに今回は「新春放談」でしたからトークはより多かったです。

 

FMラジオとはこういうものだというイメージを強くお持ちの方には、月曜日のトークの多さ、かかる曲の少なさは気になるかもしれません。

私はトークに時間を割くことに対してまるで抵抗感がないです。

トークの内容にもよりますか。

 

新春放談での主張

9の音粋「新春放談」の中でミラッキさんが中心となって「主張」がありました。

ラジオ局やラジオ番組の制作に携わる方々、ディスクジョッキーの方々に対する主張です。

 

タイムフリー時間切れ

これから内容を書いていきます。

しかし見出しにも書いているとおり、記事作成時点ですでにタイムフリーの時間切れを起こしています。

なので聴き返すことができず、記憶を頼りに書いていきます。

細かいところでは間違えている可能性があります。

 

正確な情報を得たい方はぜひ『radiko』のタイムフリーで『9の音粋』の2022年1月3日の放送を聴いてください。

番組のスタートは21時からですけど、私が言及する箇所は22時からです。

 

プライドを持て

それでは、ミラッキさんがラジオ局やラジオ番組の制作に携わる方々、ディスクジョッキーの方々に対して言いたいこと・怒っていることです。

一言で言えば「『プライド』はないのか」ということです。

 

同じ局で同じ日に同じ曲がかかることがある、いわば「曲被り」をする、これはどうなのかとミラッキさんは思っていらっしゃるようです。

 

この時期ならこの人のこの曲だよね、今この人が流行ってるからかけようなどと安易に曲を選んではいないか。

誰々さん(売れているミュージシャン、アイドルなど)が今来ている、だからといってどの局でも横並びに彼らの曲ばかりをかけていて本当にいいのか。

 

例えば「藤井風」さんです。

藤井風さんは突出した才能の持ち主で、昨年2021年末の紅白歌合戦では素晴らしいパフォーマンスを見せました。

確かに藤井風さんは凄い、でも局として・番組として・DJとしては「この人のこの曲をもっと世に拡めたい」ということがもっとなければならないのではないか。

 

今話題の人の曲をかけていれば曲が流れている間はリスナーが番組を離れない、なんてことを思ってはいないか。

「『Tik Tok』で流行っているからチョイスした」はどうなのか。

これは紅白などもそうでしたけど松平健さんの「マツケンサンバⅡ」について言っていると思います。

 

同じ日に同じ局で曲が被るなんてことは怠慢ではないか。

プライドをもって責任をもって自分たちの「審美眼」でもって、選んだミュージシャンの曲をかけて欲しい。

 

ただしすべてのラジオ番組がそうである必要はない、それでは息苦しくなるだろうから息抜きみたいな番組があっていいとも仰っています。

 

曲が被ることが絶対的に悪いわけでもないみたいです。

曲が被ったとしても、番組独自・DJ独自の切り口なりで提供されているなら、それは問題ないようです。

なるほど。

 

また、若者のラジオ離れを起こしていると言われるが、中高年リスナーが昔を懐かしむ曲を流す番組だらけになっているのだから当たり前だ。

若者にもっとラジオを聴いてもらいたいなら、若者がラジオを作ればいいではないか。

新譜もどんどん流せばいい。

藤井風さんだけでなく、今現在も多くのミュージシャンがたくさんの曲を世に送り出しているのだから。

 

そういうことをミラッキさんは仰っていました。

 

再度書きますけど、私の『radiko』ではこの日の放送はすでに時間切れを起こしてしまい、聴くことができません。

なので発言を正確に書き起こしたものではありません。

間違ったことを書いているかもしれません。

しかし概ねこういう主張をしていらっしゃったと思います。

 

クリスマス・イブと雪が降る町

ミラッキさんが仰っていたことはわかるのですよね。

私もここ1,2年ラジオを聴いていてしばしば感じていました。

ミラッキさんの主張を聞いて「そうそうこういうこと!」と思いました。

私がミラッキさんの言いたいことを理解できていない可能性はありますので、そのときは申し訳ありません。

 

最近の話で言いますと、クリスマスの時期になると特定の曲を聴く機会がとても多いと感じています。

昨年も一昨年も感じました。

具体的には山下達郎さんや佐野元春さん、稲垣潤一さん、竹内まりやさん、外国の方だとジョン・レノンさんやWham! の曲を聴く機会がとても多いです。

それしかクリスマスソングがないのではないかと思えるくらい多い印象。

 

雪が降る町

クリスマスが終わり世間が年末モードに移行すると、今度は「ユニコーン」の「雪が降る町」を何度か聴きました。

ただ歳末ソングはそうそうないと思うので、仕方ないかなとも感じています。

 

雪が降る町

 

また、昨今の世界的な流行を受けて「シティポップ」の特集が組まれることがあります。

私が聴いている範囲内でも何度か特集が組まれていました。

 

世界が評価しているならじゃあうちらも扱おうかと思ったのか、あるいはリスナーの食いつきがいいだろうと思ったのか。

ミラッキさんの主張に照らし合わせると、その時点で小さくない疑問が浮かびます。

 

真夜中のドア/Stay With Me

それだけでなく、シティポップ特集では必ずと言っていいほど竹内まりやさんの「Plastic Love」と松原みきさんの「真夜中のドア〜stay with me」がかかります。

 

彼らの曲が話題になっている、話題になっているということは需要がある、需要があるのだからラジオに多くかかる。

それはわかるのです。

私も聴きたくないとは思っていませんし、クリスマスや年始ならではの曲をかけることは季節感を演出するため、日々の生活のメリハリのためにも大事でしょうし、シティポップを知らない人に理解してもらうためにも代表曲を紹介する必要はあると思います。

 

しかし、ミラッキさんの仰るとおり、曲のチョイスにはラジオの業界人としてのこだわりを持っていて欲しいです。

それにクリスマスソングはもっともっと多くの人が書いているはずです。

シティポップだってもっと多くの人が作っていたはずです。

その中には埋もれてしまっているけど実はよいミュージシャンもいて、埋もれてしまっているけど聴く人によっては名曲であることもあるでしょう。

一般的にはあまり評価されていないけど、自分はこういう理由からこのミュージシャン・この曲が好きだからかける。

そういう番組がもっとあっていいのになぁと思います。

ラジオは知らない曲を知ることのできる、普段聴かないタイプの曲を聴けるチャンスでもあるのですから。

 

ところがラジオを聴いているとまるで「答えが一つしかない」かのように思えることがあります。

価値観が画一化されていくような怖さを覚えることがあると言いますか。

 

「スノッブ」に拘泥しない

ミラッキさんの主張の流れから、スージーさんもあることを仰っていました。

それは「『スノッブ』にならない」ことです。

 

スノッブに「拘泥しない」と仰っていたでしょうか。

こうでい。

拘泥の意味は他に選択肢があるのに一つのことにこだわることですね。

 

ja.wikipedia.org

 

多くの場合「知識・教養をひけらかす見栄張りの気取り屋」「上位の者に取り入り、下の者を見下す嫌味な人物」「紳士気取りの俗物」といった意味で使われる。

 

スノッブのWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

ラジオで言えば、DJがレアなレコードを持っていることや人が知らないであろうミュージシャンのトリビアを、リスナーや共演者、ゲストなどに自慢するみたいなことになるでしょうか。

スージーさんはそういうことはしないと主張しています。

「集めることや知ることをしない」ではなく、それを「自慢しない」ですね。

もはやサブスクリプションが一般に浸透しているのだから、そういうことは時代的に意味をなさなくなっている。

こうも仰っていたでしょうか。

 

逆に言えば、「ラジオDJの中にはレアなレコードなどを持っていることや、レアな知識を、周囲にひけらかしている人がいる」とスージーさんは感じていらっしゃるのでしょう。

そして、そんなことでアイデンティティを保とうとすることなど時代錯誤であると、ダサいと、そう言っているように私には感じ取れました。

しかも「特定の誰か」に向けてそれを言っているようでもありましたね。

私はその「特定の誰か」に心当たりがありますけど、具体的に誰と書いてしまうと色々とあれなので書きません、書けません。

 

面白かった

いやぁ面白かったです。

特にミラッキさんの熱いお話、ラジオ業界への憂いみたいなものを聞けて、意義深い回になりました。

テレビ業界にも通ずる内容でしたね。

 

新春放談の場だけでなく、定期的にお三方が集まってラジオのことや音楽のことあれこれを話して欲しいです。

今後は藤田太郎さんの水曜日にスージー&ミラッキがゲスト出演することもあるでしょうか。

 

追記:

ミラッキさんご本人からTwitterにリプライをいただきました。

ありがとうございます、恐縮至極です。

「異論反論を含め、思うところがあった方がたくさんいたようでうれしいです」といただいています。

 

そうですね、異論反論も存在しないと、それはそれで価値観が画一化されるようで違うかなと感じます。

ミラッキさんのご意見に対しても、その番組やDJに選曲のこだわりがないとかプライドがないとかをどうやって証明できるんだよ? などという考えを持つ人がいていいですよね。

いていいと言いますか、いないと違うのではと感じます。

色々な考え方を持つ人がいないとその業界は廃れる気がするので。

 

正確な情報は『radiko』で

何度も書きますけど、記事作成時点で私は今回の放送を聴き返す術がありません。

ですから本文に書いたミラッキさんやスージーさんの発言は記憶を頼りにしたもので、正確なものではない可能性が少なからずあります。

お二人が言いたいことを書けていなかったり間違えてお伝えしたりした可能性も少なからずあります。

そのときは申し訳ありません。

 

radiko.jp

 

正確な情報を知りたい方はぜひ『radiko』でタイムフリーを聴いてください。

2022年1月3日のbayfm『9の音粋』です。

 

おわりに

ということで、bayfm『9の音粋』2022年1月3日月曜日の放送で、ミラッキ大村さんが「ラジオと音楽」に対して熱く語っていることを聴いた感想を書いた記事でした。

 

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