ディスディスブログ

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神野紗希さん著『30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳』を購入。読んだ感想を書きました

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俳人「神野紗希」さん著『30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳』なる本が売られていたので購入しました。

読んだ感想を書いています。

 

目次

 

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俳句好き

私は「俳句」が好きです。

 

dysdis.hatenablog.com

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テレビ番組ではEテレ『NHK俳句』やTBS『プレバト!!』を観ています。

 

dysdis.hatenablog.com

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ラジオ番組でも『文芸選評』や、『R1 NHKラジオ第1』 で放送されている番組『らじるラボ』の火曜日の1コーナー「ラボ句会」を聴いています。

ラボ句会へは投句をして、ありがたいことに何度か採用されました。

記事作成現在トータル4回採用されているかと思います。

 

dysdis.hatenablog.com

 

愛媛県松山市が運営している、俳句投稿サイト『俳都松山 俳句ポスト365』にも、近ごろは投句しています。

俳句ポスト365のルールが変更されてしまいましたが、それまで4回連続で入選していました。

ルール変更後は一度も採用されていません。

 

『30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳』

『30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳』についてです。

 

本

俳人「神野紗希」さん著、「池田書店」から発行されています。

初版は2015年7月30日に発行されたようです。

 

記事作成現在『Amazon』では1,375円で販売されています。

 

30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帖

 

神野紗希さん

「神野紗希」さんについて。

読みは「こうの・さき」さんですね。

「じんの」さんと読んでしまいがちですけど。

 

twitter.com

 

俳句を作っています。最新句集『すみれそよぐ』(朔出版)。注文フォームはリンクから。

句集『星の地図』(マルコボコム)『光まみれの蜂』(角川書店)、著書『日めくり子規・漱石』(愛媛新聞社)『もう泣かない電気毛布は裏切らない』(日本経済新聞出版社)『女の俳句』(ふらんす堂)『俳句部、はじめました』(岩波書店)他。

 

ご本人のTwitterアカウント (@kono_saki) のプロフィールには上記引用部のように書かれています。

 

Wikipediaもありました。

ありましたけど、記事作成現在、露骨に内容のおかしい箇所があったので、今回引用したりリンクを貼ったりしません。

 

神野さんは確か、NHK俳句の初心者向けの講座『俳句さく咲く!』に、今から10年近く前と思いますけど、数年間講師をなさっていたはずです。

俳人の「高柳克弘」さんと結婚していらっしゃいます。

高柳さんも数年前まで『NHK俳句』の選者をなさっていたと記憶しています。

 

「30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳」を読んだ感想

神野紗希さん著『30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳』を読んだ感想です。

感想は一言「確かにやさしい」です。

 

私は2020年の秋頃くらいから俳句を始め、テレビやラジオを見たり、青空文庫で偉人の俳句を読んだり、番組に投句したりして私なりに知識を蓄えてきました。

そのおかげで超初心者の内容は、本書を読む前から既にある程度理解ができていたのです。

 

そんな私にとっては本書はとてもわかりやすく、蓄えた知識を再確認するためのツールとして大いに役に立ちました。

書かれていることは初心者向けで、私が知らない用語なり用法なりは存在しませんでした。

 

超初心者向けではないかも

初心者向けではありますが、本書は「俳句とは何か」みたいな、超初心者向けの内容ではないとは思います。

私にとって難しく感じられなかったですけど、本当の超初心者の方が本書を読んですべて理解できるかというと、少し難しいかもしれません。

 

と言いましても、俳句とは何かのようなところから知らない人が、俳句の本を購入しようとはなかなか思わないでしょうけど。

私は記憶がないのですが学校の授業で俳句を習うみたいですし、松尾芭蕉や正岡子規などの超有名句の一句や二句は、日本で何年、何十年と過ごしていれば否が応でも覚えているものと思いますし。

俳句が季語を含む、五・七・五のいわゆる七五調の17音で詠まれる詩歌であることは、言われずとも多くの方がご存知のはずです。

 

何度も繰り返したい

一読して理解できない部分があると感じられた方は、本書の理解できなかった箇所を何度も読み返すとよいかもしれません。

私は記事作成現在、2回読みました。

気になるところの部分部分ではもっと読んでいます。

 

わからなかった人は本文を読むだけでなく、本著のドリルを面倒臭がらずに行うことも大事ではないかと思います。

俳句に限った話ではなく、習い事はアドバイスを素直に聞き入れてすぐに実践する人ほど伸びますからね。

 

先ほど書いたように、私は本著を一度通して読んで、内容を難しいとは思いませんでした。

それでも今後も定期的に読み返すつもりです。

理解したという思い込みこそが成長を止めてしまう危険があると思うから。

 

「いろは」も書かれている

『歳時記』という季語の辞書的な本が存在するよとか。

口語と文語があるよ、新仮名遣いと旧仮名遣いがあるよとか。

定型があって、そこに収めるように詠むんだよとか。

そういった「いろは」的な部分も本書には書かれています。

 

合本俳句歳時記 第五版 (角川学芸出版単行本)

 

ですから超初心者だから読むのは止めようとは思わなくて大丈夫と思います。

本当に俳句を趣味にしたい、俳句を上手く詠めるようになりたいと思っているなら、必ず通るであろう難所とそれに対する先生の考え方が書かれていますから。

今読んでわからない箇所があっても、続けているうちに必要になる機会はあるでしょう。

 

俳句の文法的なもの

本書は「いろは」からもう少し踏み込んでいて、俳句の「構造」部分によりフォーカスが当てられていると感じます。

「俳句の文法」でも言いましょうか。

 

俳句の文法と言いましても、知識として覚える分には難しいことはありません。

俳句には「破調」があるよとか。

17音でまとめるタイプと、5音+12音のタイプと、12音+5音のタイプがあるよとか。

「切れ」という技法があるよとか。

「一物仕立て」と「取り合わせ」の構成があるよとか。

そういうことが説明だけでなく例句も用いられ書かれています。

そういう意味で本書はやはり初心者向けでしょう。

 

特に「切れ」に関して最もページを割いているように受け取れます。

神野さんは「俳句初心者には『切れ』の理解が難しい」と感じていらっしゃるのかもしれません。

 

個人的に重要と感じられたところ

本書を読んで、自分自身で作句をするにあたって重要と感じられた箇所があります。

 

いえもうすべてが重要です。

季語の本意を詠むとか、季語に託して言葉を省くとか、そういう部分はとりわけ重要と思います。

 

それを踏まえて、自分が詠んだ句がテレビやラジオに取り上げられるために、個人的に重要と思えた箇所が本書にありました。

それは「何をいかに詠むかで個性が現れる」です。

 

本

「何を詠むか (What) 」が同じでも、「いかに詠むか (How) 」が違えば、まったく違う句ができあがります。

 

本書38ページにあります。

 

テレビやラジオに取り上げられる方は実力者ばかり、不採用だった方々は私を含めてそれはもうたくさんいらっしゃるはずです。

その中でいかに選者の目を引く俳句を詠むか、そこが個人的には大きな課題になっていました。

その答えになりそうな文言の一つが上記引用部の文章と感じます。

句材一つをとっても詠み方で変わるよと。

 

個人的に重要と思える文章はもう一箇所あります。

 

本

俳句という十七音の定型は、小さなカンバスです。(略)据えた全景を細部まで丁寧に書き込むほどの音数の余裕がないので、構図の切り取り方で見せる必要があります。

 

引用部ですね。

77〜78ページに書かれています。

 

詠み方だけでなく、構図の取り方・切り取り方も重要ですよと。

そのためにどうするかについて、本書には例句を挙げて書かれていました。

 

とりわけこの2点は個人的にたいへん勉強になりました。

 

それと、これは以前から課題と思っていることです。

それは句材の見つけ方、要するに「発想力」ですね。

ここが私の一番の課題と思っています。

 

その点、本書には課題解決のためのヒントは散りばめられていましたけど、明確に答えとして提示はなかったと思っています。

詩歌に限らず表現は、文章で説明できないことばかりと思いますので、こればかりは自分で見つけなければいけないでしょうね。

そこが俳句の一番の醍醐味とも思いますし。

 

プチスランプ

ここからは本書の感想から少し外れます。

「切れ」に限らず、俳句の文法的なことは知識として覚えるのは難しくはないけど、実践してそれを活かすとなると途端に難しくなるものです。 

それを今、私は実感しています。

 

実は私は近ごろ、ラジオなどに投句してもなかなか採用されない日が続いています。

自分の中に俳句の知識や経験が少し蓄えられたおかげもあってか、かえって「よい句を詠もう」と色気を出そうとしているのかもしれません。

あるいは自分の中にある「引き出し」に限界が来ているのかもしれません。

いわゆる「ネタ切れ」というやつですね。

 

なので若干のスランプを感じています。

いえ、スランプなんておこがましいですね。

スランプに陥るほど句を詠んでいないので、精進が足りていないだけでしょう。

 

そのスランプらしきものを打破するためにも基礎の基礎から学び直そうと思い、よい機会と本書を購入しました。

 

認められたいから作句しているのか

本書を読んだ成果が出ているかは自分ではわかりません。

成果が出るのは数ヶ月後や一年後、数年後のことかもしれませんし、ずっと出ないのかもしれませんし、出ても実感できないかもしれません。

 

先ほどラジオがどうこうと言っていますけど、ラジオなどに取り上げられることを目的に、それだけのために俳句を詠んでいるのではありません。

取り上げられなかったらそれはそれでよいのです。

自分で納得できれば。

 

いや、嘘ですね。

正直に言うと取り上げられたいです。

取り上げられることは明らかに、私が俳句を続ける目標や目的、やる気の源になっています。

選者の好みこそあれ、よい句だから取り上げられるのですし、褒められると嬉しいですから。

 

などと書いていたら、NHKのラジオ場組『らじるラボ』の「ラボ句会」のコーナーで、私の詠んだ句が取り上げられました!

何ヶ月ぶりでしょう、下手をすると4ヶ月くらい採用されなかったかもしれません。

記事を書いているのは火曜日で、「ラボ句会」は火曜日に放送される番組の1コーナーです。

 

おわりに

ということで、俳人「神野紗希」さんの著書『30日のドリル式 初心者にやさしい 俳句の練習帳』を購入して読んだ感想を書いた記事でした。

 

 

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