Eテレ『シャキーン!』の2021年2月22日から2021年2月25日までの4日間、なつかしのアニメ「クノーチェ」が放送されました。
個人的には超貴重な映像でした。
目次
Eテレ『シャキーン!』
Eテレで放送されている『シャキーン!』とはどのような番組でしょうか。
子どもたちを シャキーン!と目覚めさせて、楽しい一日のスタートを切ってもらう知的エンターテインメント番組。「いつもとは違うモノの見方」や「柔軟な発想力」が楽しみながら身につきます。
番組説明にはこのように書かれています。
子ども向けの番組ではあるものの、大人が観ても面白いです。
放送局は「NHK Eテレ」。
放送日は毎週月曜日から金曜日。
放送時間は朝07時00分から07時15分までの15分間です。
2019年度からのMC陣
2019年4月の年度初めから『シャキーン!』のMC陣が大きく様変わりしました。
メインMCには、2018年度まで「たいがー・りーの仮説」のコーナーで助手を務めていた「ここちゃん」です。
「ここちゃん」は「太田瑚々(おおた・ここ)」さんが演じています。
2018度までMCだった「モモエ」ちゃんのポジションには、カナリアから妖精に変身した「歌鳴家はるか(かなりや・はるか)」ちゃんが就任しています。
「はるか」ちゃんは「佐々木春樺」さんが演じています。
他、壊れたテレビの妖精「ジュモクさん」をお笑いコンビ「ラーメンズ」の「片桐仁(かたぎりじん)」さんが、捨てられたハチのぬいぐるみとネコの魂が合体した妖精「ネコッパチ」をお笑いコンビ「エレキコミック」の「やついいちろう」さんが、それぞれ声を担当しています。
ジュモクさんとネコッパチは2019年度以降も変わらず。
2020年度も上記のメンバーで変わりありません。
アニメ「クノーチェ」
2021年2月22日から2021年2月25日までの4日間、『シャキーン!』ではなつかしのアニメとして『クノーチェ』が放送されました。
丘の上の大木は、昔は子供達の遊び場として賑わっていたが、今ではすっかりゴミ捨て場と化していた。少女ルイーズはそんな大木をクノーチェと呼んで慕い、捨てられたガラクタで遊んでいた。大木クノーチェが語る、主人を失ったモノ達の想い出と、クノーチェと呼ばれた木が少女との別れを経てシャキーンの木となるまでの物語。
「シャキーン! クノーチェ ~シャキーン!誕生にまつわる物語~」には上記引用部のように書かれています。
『クノーチェ』は「シャキーンの木」がシャキーンの木になる前、あるいはなったときのお話です。
そして、初代MC「あやめちゃん」や『ジュモクさん』、『ネコッパチ』といったレギューラ出演陣が誕生したときのお話でもあります。
見たことがなかった
実は私は『クノーチェ』を観たことがありませんでした。
私が『シャキーン!』という番組の存在自体、「あやめちゃん」の頃から知ってはいたのですが、毎回視聴をしていなかったです。
たまに朝にチャンネルを回していると、「何だか、Eテレで『ウゴウゴ・ルーガ』みたいな番組をしているなぁ」と感じたくらいで、すぐにチャンネルを変えてしまっていました。
その当時は『おはよう日本』など報道を観ていたのでしょう、覚えていませんけど。
私が『シャキーン!』を毎回視聴するようになったのは、2代目MC「あゆちゃん」時代の途中から。
既に「ナオト」くんが参加していた頃です。
シャキーン・ミュージックでいうと「いい物語」や「住人十色」が流れていた頃には既に観ていたので、2011年か2012年くらいから観始めていると思います。
クノーチェの存在は知っていた
「クノーチェ」は『シャキーン!』では2010年度に放送されていたみたいです。
Wikipedia等によると。
私が毎回は観ていない頃のアニメですので内容は一度も観たことがありませんでした。
しかしアニメが存在していることは知っていました。
どうしてか知っているかと言いますと、『Amazon』の「Primevideo」で「クノーチェ」を観られるから。
いつか何かの機会に偶然「クノーチェ」のページに行き着き、その存在を知りました。
先ほどのアニメ内容の紹介を引用したテキストも『Amazon』のものです。
私はプライム会員ではないので視聴できません。
感想
『シャキーン!』のアニメ「クノーチェ」を観た感想です。
内容はにはシャキーン! - NHK内のうち「この番組について」で各キャラクターに書かれているテキストを映像化したものでした。
時代が異なるので現MC「ここちゃん」と「はるか」ちゃんの話はありませんけど、「ジュモクさん」と「ネコッパチ」はそうですね。
物語の設定、設定などと書いてしまうと台無し感があるかもしれませんけど、それは「もし物に心があったら」が根っこにあります。
あやめちゃんは女の子の人形、ジュモクさんはテレビ、ネコッパチはハチのぬいぐるみ、それぞれが「物」です。
ところがそれぞれに心があって、彼らの持ち主への強い想いが魂を宿らせた。
全てがそういう物語でした。
全体的に悲しさの含まれた物語でもありました。
悲しさは『シャキーン!』のレギュラー放送では感じることの少ない要素。
番組では明るく振る舞っている彼らも、かつては悲しい、あるいは寂しい経験をしていた。
今現在も心のどこかに想いを秘めているのでしょう。
だからこそ魂が宿って動けるようになった今は明るくありたいと思っているのかもしれません。
普段の明るさも悲しみの上にあると思うと、また少し深みが生まれるようです。
観た後は私の中の優しさがほんのりアップしたよう。
また、2021年現在は観ることがなくなったキャラクター「ウロベエ」も、「クノーチェ」に登場していました。
ウロベエがあやめちゃんたちに魂を宿したようなセリフがあったような気がします。
何者だったのでしょうね、ウロベエは。
おわりに
ということで『シャキーン!』でなつかしのアニメ「クノーチェ」が放送されましたの記事でした。
データは保存して定期的に観たいです。
見逃した方は『Amazon Prime Video』や『NHK+』からご覧いただけるかと思います、たぶん。