毎週土曜日18:59から19:30までTOKYO MXから放送されている音楽番組『ミュージック・モア』。
2019年12月14日の放送は「崎谷健次郎」さんがゲストでした。
崎谷さんがトークをしているところを私は初めて拝見しました。
目次
TOKYO MX『ミュージック・モア』
『ミュージック・モア』は毎週土曜日18:59から19:30までTOKYO MXにて放送されている音楽番組です。
邦楽洋楽・年代問わず、『良い』と思えるステキな音楽に出会える番組。
様々な音楽がすぐに手に入るようになった今だからこそ伝えたい『音楽』の魅力を、余すことなくお届けします。
公式webサイトの「コンセプト」欄には上記引用部のように書かれていました。
クリス松村さん
番組MCを務めるのは、タレントの「クリス松村」さんです。
音楽にとても詳しい方のようです。
レコードを何万枚と所有しているとかいないとか。
ゲストが出演するところ
私はtvk(テレビ神奈川)で再放送されている『ザ・カセットテープ・ミュージック』も観ています。
正直な気持ちを申し上げると、同じ音楽番組なら『ザ・カセットテープ・ミュージック』の方が『ミュージック・モア』より断然面白いと感じています。
とはいえ『ミュージック・モア』の良いところもあります。
それはほぼ毎回、ゲストにミュージシャンが出演してくださることです。
1970年代や80年代に活躍したミュージシャンの、当時のエピソードや想いを生の言葉を聞くことができる。
そこは『ミュージック・モア』があちらより優れている点と思っています。
ゲスト「崎谷健次郎」
『ミュージック・モア』はほぼ毎回、ゲストとしてミュージシャンが出演します。
2019年12月14日の放送は、「崎谷健次郎」さんがゲストでした。
アダルト・コンテンポラリーを代表するお一人。
崎谷さんの思い出
私は崎谷さんの曲が好きです。
と言っても、私が聴いたことのある彼の音源は、確か私の姉が持っていたカセットテープ1本だけでした。
姉が彼氏か友だちから借りるか録音してもらうかしたものでしょう。
カセットのためジャケットデザインがわからずタイトルも失念しましたけど、「もう一度夜を止めて」は入っていたと記憶しています。
調べた限りではおそらく2ndアルバムの『Realism』と思います。
なので私は1作品も持っていません。
それと、かつて『ROOMS』という、あれはドラマでしたっけ、深夜番組がありました。
番組のテーマソングが崎谷さんが歌う番組と同名の「ROOMS」でした。
その2曲が私はとても好きです。
視聴の感想
そういうことで、彼がテレビ出演をしてトークをするところを、私は一度も観たことがありません。
ですから、前回の『ミュージック・モア』の次回予告で、次回のゲストは崎谷さんであることを知ってから、視聴を楽しみにしていました。
どのような方なのだろう、どういう話し声をしてどういう表情や態度をなさり、どういったお話をしてくださるのだろうと。
番組は冒頭から名曲「もう一度夜を止めて」を歌っていました。
しかも『ミュージック・モア』用の編成で歌ってくださったそうで、何という贅沢な時間かと。
歌声を聴いた感想は、CDと比べると声や歌い方が変化していました。
サビの部分など高いところが出ずにいるように聴こえます。
リリースが1987年10月21日ですから、あれから既に30年以上経っています。
変化があって当然です。
私は彼のことをずっと追っていた訳ではなく、当時のCD音源でしか存在を知り得ていないため、私にとって崎谷さんは1987年のままでした。
それが今回、スタジオで歌っている様子を拝見することで30年もの月日が一気に埋まって、嬉しいやら悲しいやらです。
私も当然ながら同じ年月を重ねていますからね。
初めて崎谷さんのトークを聴いた感想は「物腰の柔らかい方」です。
1980年代から今まで活躍されてきたのですから、今や大ベテランの領域に入っていて、地位もある方はずなのに、決してふんぞり返るようなことはせず、終始優しい口調で語っていらっしゃいました。
崎谷さんの、水玉模様のネクタイなど遊びは入れつつも、キチッとスーツを着ている様子や椅子に座る姿勢から、彼の誠実な性質が見えました。
キチッとした話をなさる方であろう、かと言って硬すぎることもないだろうという、見た目や雰囲気から受ける印象を裏切らない話しぶりやトークの内容でしたね。
私たちにわかりやすく言葉を選んでくださっているのであろう様子も窺えました。
出演されたゲストの中でもとりわけ聞きやすいトークと思います。
例えば、「クリスのお宝箱」コーナーで「ビリー・プレストン」と「シリータ」の幻のデュエットアルバムが取り上げられていました。
そこで崎谷さんが解説してくださった、洋邦におけるデュエットソングの違いが個人的には非常に腑に落ちる内容で、わかりやすかったです。
両者の技術的な違いだけではなく、お互いの環境や育んだ文化の違いがしっかりと楽曲や楽曲制作に表れているのだということまで、ごく短い尺の中でわかりやすく教えてくださいました。
これはなるほどでしたね。
次回ゲストが!!
今回の番組の終わり、次回予告で私が歓喜する告知がなされました。
TOKYO MXから動画がアップロードされています。
次回12月21日の放送のスタジオゲストは「鈴木トオル」さんです!
「鈴木トオル」さんと言えば、バンド「LOOK(ルック)」のヴォーカルを務めていた方。
「LOOK(ルック)」のシングル「シャイニン・オン 君が哀しい」が大好きなのですよねぇ。
以前『ザ・カセットテープ・ミュージック』で同曲が扱われたことをブログに書いています。
いやぁ、これは必見ですよ。
めちゃくちゃ楽しみです。
おわりに
ということで、崎谷健次郎さんがゲスト出演していた音楽番組『ミュージック・モア』を視聴した感想記事でした。
記事が投稿されるのはおそらく『ミュージック・モア』が放送される2019年12月21日土曜日です。
記事作成は2019年12月19日。
当日に放送されますから、特に鈴木トオルさんの歌声を聴きたい方はぜひご覧になってください。