ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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コアファイターの設定が面白い。漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の3巻を古本で購入。読んだ感想を書きました

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古本の漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の3巻を購入しました。

読んだ感想などを書いています。

 

目次

 

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ガンダムが好き

『ガンダム』が好きです。

ですがヘビーなファンではないですし、観た作品も主に初期か最近のものに偏っています。

 

ファーストは子どもの頃に再放送で、ΖとZZはリアルタイムで観ました。

映画の逆襲のシャアはテレビで放送されたときに観ました。

OVA作品は、後にTOKYO MXで再放送された0080 ポケットの中の戦争と0083 STARDUST MEMORYを観ました。

第08MS小隊も観た気はしますけど、内容をはっきりとは思い出せないです。

 

最近ではUCやGレコ、鉄血、ビルドファイターズ、THE ORIGINはテレビで観ました。

漫画は『THE ORIGIN』の1〜14巻までと、近藤和久さんの『機動戦士Ζガンダム』を所有しています。

 

子どもの頃に『コミックボンボン』を購入していて『プラモ狂四郎』が大好きでした。

 

ゲームはPS2の『ガンダム戦記』や、アーケードで『連邦vs.ジオン』をプレイしたくらい。

その程度のガンダム好きです。

 

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』

カドカワコミックス・エースの単行本『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』は、これまで2巻を買って、その次に1巻を購入しました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

上にリンクを貼った記事がジョニー・ライデンの帰還の2巻と1巻を購入したことを書いたものです。

 

『ブックオフ』でたまたま本作の2巻が108円で売られていて、興味を惹かれて購入したことがきっかけです。

2巻を購入してから数カ月後に、ブックオフに1巻が108円で売られていたので購入し、今回3巻が売られていたので購入した、という流れになります。

 

ジョニー・ライデンの帰還の3巻を購入

今回紹介するのはジョニー・ライデンの帰還の第3巻です。

 

3巻

3巻の表紙。

表表紙は主人公の「レッド・ウェイライン」と「コアブースター」。

 

3巻

裏表紙も「コアブースター」。

真っ赤なコアブースターは初めて見ました。

 

『ブックオフ』で購入

購入した店はいつものとおり、中古本販売チェーンの『ブックオフ』です。

 

www.bookoff.co.jp

 

近ごろはブックオフを見かけては立ち寄り、未読巻が売られていないかをチェックしています。

 

価格

価格は108円でした。

購入時期は増税前でした。

 

ジョニ帰3巻の感想

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第3巻の感想です。

 

状況がわかってきた

2巻までを読んでも、内容がいまいち把握できませんでした。

ということを以前のブログ記事に書いているかと思います。

しかし今回3巻を読んで、わかっていなかった部分が少しずつわかってきた感覚を持っています。

 

私が2巻までで感じていた謎部分は「青いゲルググ」と「ミナレット」に関することです。

 

どうして元キマイラ隊同士の「ユーマ・ライトニング」と「ジャコビアス・ノード」がミナレットを巡って争っているのか?

そもそもミナレットとは何なのか?

 

ユーマ・ライトニングの所属がどこかもわからないです。

私の読解力のなさも手伝って、1,2巻を読んだだけではわからないことだらけでした。

 

「ミナレット」はオクスナー・クリフが握っている?

3巻の登場人物の紹介欄に気になる一文がありました。

 

1年戦争の「遺物」を手にしたことから、現在の地位を築いた。

 

引用部の箇所です。

 

ジャブローに秘匿しているものが「遺物=ミナレット」ということでしょうか。

オクスナーの猟犬となっている元キマイラ隊のジャコビアスはミナレットを護っている。

同じく元キマイラ隊のユーマ・ライトニングはミナレットを欲している、と。

 

ジャコビアスのセリフから、ミナレットとは別に「アレ」と表現する何か巨大なものがジャブローに隠しているようでした。

「遺物=アレ」かもしれません。

 

連邦政府で次期首相と目されるほどの地位を築けるくらいに、ミナレットあるいはアレには価値があるということですか。

となると「ミナレットで何ができるのか」が非常に重要になってきて、ここが私にはわからない部分です。

 

3巻ではキマイラ隊と思われる、3名ですか、新たな登場人物もいます。

彼らは宇宙にいて、ユーマが打ち上げる何かを待っているようです。

 

さらに3名はオクスナーと盟約を交わしたとか何とか……。

ということは、ユーマもオクスナーの管理下にあるということですよね?

ん〜〜、わからないです。

 

ユーマの所属

ユーマの3話までの所属がわかりました。

 

202技術試験大隊

 

ここが所属のようです。

ガンダムZZの作品舞台となった「第一次ネオ・ジオン抗争」のごたごたを利用して、連邦軍に軍籍を作って入り込んでいる、と受け取れる発言がありました。

現在のユーマや彼の部隊(?)は表向き技術試験隊です。

しかしその裏ではミナレットかアレの探索、それとジョニー・ライデンの捜索をしている、ということかと思われます。

 

イングリット0とジョニ子

3巻では、2巻終盤に登場した女性、というか女の子も物語に本格的に参加しています。

 

3巻

どうやら彼女は連邦議会議長「ゴップ」の養女みたいです。

 

彼女は「ジョニー・ライデン」と呼ばれていました。

ってことはレッドがジョニー・ライデンではない?

 

しかし一方で、ゴップや彼の側近(?)はジョニー・ライデン(女の子)のことを「イングリット0(ゼロ)」と呼んでいます。

イングリット0自身、自分のことがよくわかっていない様子で、レッドがライデンかどうか戦闘で確かめると発言しています。

 

しばらく冷凍保存されていた節がありますし、「エルピー・プル」たちと同じ性別、似た年齢という共通項が見られるので、イングリット0はおそらく「強化人間」でしょう。

ユーマもそうでしょうね。

 

レッドはイングリット0のことを「ジョニ子」と呼んでいました。

3巻で、レッドが「コアブースター」に乗っていたところを、イングリット0が乗る「赤いギャプラン」が襲って交戦状態に入ったときに、2人の間で会話があったのですね。

会話の中で「ジョニー・ライデン」の名前が出てきたことで、レッドは彼女のことを「ジョニ子」と名付けています。

レッドが実際にその名前を使ったのは、戦闘で2人とも「環境改善プラント」の無人島に不時着してからのことでしたが。

 

四つ巴

「遺物」を巡っては現状で4つの勢力があると捉えて良さそうです。

四つ巴。

1つは遺物を所持するオクスナー・クリフ陣営、1つはゴップ議長の陣営、ユーマ・ライトニング等「キマイラ隊」の残党、そしてレッドやリミアのいる「F.S.S.」。

 

3巻の時点ではっきりと遺物を争っているものは、守護するオクスナーやジャコビアスの「テミス」、遺物を奪おうと狙うキマイラ隊の残党です。

が、おそらくゴップも遺物の存在を知っていて、イングリット0の回収と同時に遺物を奪おうとしている様子を窺えます。

ゴップが遺物を奪って何をするのか、それは現状わかっていないと思います。

 

F.S.S.は今のところ組織として遺物をどうこうしようとは思っていないはず。

1巻では、シミュレーターにユーマ・ライトニングが乗っているものと同じ「青いゲルググ」が出現して、その流れでリミアやレッドが個人的にジョニー・ライデンに興味をいだいているだけですよね。

ただし、テミスのジャコビアスは既にF.S.S.に接触していることから、F.S.S.が遺物に興味を持つことは時間の問題かもしれません。

ライデン候補のレッドがいる以上は巻き込まれない訳がないのでしょう。

 

コアファイターの設定が面白い

「MSV-R」、モビルスーツバリエーションとして3巻を見ると、こちらも興味深い内容でした。

 

U.C.HARD GRAPH 1/35 地球連邦軍 多目的軽戦闘機 FF-X7 コア・ファイター (機動戦士ガンダム)

今回はモビルスーツというか可変モビルアーマーについての解説もありましたが、メインは「コアファイター」についての設定でした。

 

コアファイターとはかなり地味なところを突いてきたな、と思いながら読み始めました。

しかし読み進めると、なるほどと納得させられる内容で、設定の穴を上手く埋めているように感じられ感心しました。

コアファイター関連だけを読んでも、読み物として十分面白いです。

前提としてファーストガンダムを知っている必要があるものの。

 

3巻

言われてみるとなるほど、確かにどうして連邦軍は加速装置を付けてまでコアファイターを活用したかっただろう、コアファイターに固執する必要があったのだろうと思いが向かいます。

読むまで、私は一度もそのようなことを考えたことがなかったので、新しい視点をいただきましたね。

 

改めてファーストガンダムを思い返すと、コアファイターは高い運動性能を持っていて、パイロットの(力量に頼る部分も大きかったかもしれないですが)生還率も高い、優秀な戦闘機でした。

火力や航続力が足りないだけで。

 

コアファイターを使った「コア・ブロック・システム」が一時期(ジムとZガンダム期?)に棚上げされたかのようでしたが、ZZガンダムなどでは再び採用されたことについても触れられていました。

 

MG 1/100 Gファイター [ガンダム Ver.2.0用 V作戦モデル] (機動戦士ガンダム)

Gファイターも登場していました。

私は当時Gファイターがあまり好きなメカではなかったです。

合体ロボット感が出すぎてしまって、コレジャナイ感を子どもながらに感じたのでしょう。

こんな(失礼)のリアルな戦争を描くガンダムらしくないと。

 

Gファイターついて本巻で言及されていたことは「高い拡張性」です。

ガンダムなどを収納するスペースに様々な兵装ユニットを搭載することによって、MSの強化と多様性を支援する役割を担わせる流れが生まれたということみたいです。

3巻でも、プラントのある人工島上空の制空権の確保と、地上ユニットの支援の任務がGファイターに与えられていました。

これもなるほどですね。

 

おわりに

ということで、『ブックオフ』に『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の3巻が108円で売られていたので、買って読んでみた記事でした。 

 

コアブースターと可変モビルアーマーの組み合わせとは、意表を突くチョイスでした。

モビルスーツ同士ではないため地味さは否めないですけど、個人的には面白かったです。

 

機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(3) (角川コミックス・エース)

機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(3) (角川コミックス・エース)

 

 

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