「F1 (Formula 1、エフワン) 」の2019年シーズン第12戦「ハンガリーGP」がハンガロリンクで開催されました。
日本時間の2019年8月4日、決勝レースが行われメルセデスの「ルイス・ハミルトン」が優勝しました。
レッドブル・ホンダの「マックス・フェルスタッペン」は2位に終わっています。惜敗。
目次
F1を見られない
私は私はF1を観戦できる環境にありません。
貧乏なので。
Yahoo!のテキスト速報や、海外のwebサイトやTwitterに流れるタイムラインを見ながら、観戦(?)しています。
テキストだけでもなかなか楽しめます。
ウィンターテストのときと同じようなことをしていますね……。
第12戦ハンガリーGP
2019年シーズンのF1第12戦「ハンガリーGP」は2019年8月2日からハンガロリンクで開催されていました。
ドイツGPから2周続けてのレース、「連戦」です。
決勝レースのレポートは『motorsport.com』さんの記事からご覧になってください。
マッチレース
レースはフェルスタッペンがポールポジションの利点を生かしてホールショットを奪い、レースをリードしていました。
スタート直後にメルセデスの「バルテリ・ボッタス」が接触により後退したこともあって、レースはフェルスタッペンとハミルトンのマッチレースの様相を呈します。
後方との差が開いたことで、2位にいるハミルトンは好きなタイミングでタイヤ交換ができる状況が生まれます。
トップにいると自分から動くことはしにくいですから、この時点でレッドブルは戦略上の不利が生まれてしまったのでしょう。
その後、タイヤ交換によりプッシュできたハミルトンが、ハードタイヤで保たせようと踏ん張るフェルスタッペンを追い詰め、ラスト5周で逆転に成功、そのままゴールしています。
ボッタスの動きが鍵か?
ボッタスが接触で破損したフロントウィングの交換にピットに入り、それと同時にハードタイヤを選択、ピットを出ましたがペースが上がらなかったようです。
メルセデスはボッタスのハードタイヤでの苦戦を見て、後のハミルトンのタイヤ交換の作戦変更に動いたのでしょうから、今回の勝利はチーム力の勝利と言えるかもしれません。
ハミルトンは1ストップから2ストップに、3本目のタイヤにミディアムコンパウンドを選択しています。
フェルスタッペンも2ストップでしたが、これはハミルトンに抜かれたことで、タイヤを交換してファステストラップのポイントを獲得するためのピットイン、意味合いは大きく異なると思われます。
チーム力の差
レッドブルはもう1台の「ピエール・ガスリー」が後方に沈み、上位に浮上することがありませんでした。
マクラーレン・ルノーの「カルロス・サインツJr.」より後方の6位、1周遅れでのフィニッシュです。
順位が下すぎることも大きな問題とは思います。
予選でフェラーリの前に出て、決勝でもハミルトンについて行ける速さがあれば、メルセデスに今回のような戦略を採用させなかった可能性はあるのですから。
遅くとも、せめてメルセデスがボッタスの動きからエースの戦略を変更するような、「間接的なアシスト」がガスリーにもできていれば良かったですけど……。
今回のレース結果は「チーム力の差」でもあるようにも感じられます。
コンペティティブなF1が戻りつつある?
開幕戦以降、メルセデスは他を圧倒していました。
メルセデスだけが他のカテゴリにいるような、レースを見る意味を見いだせないレベルの差に私は感じていました。
しかしオーストリアGP以降状況が変わって、レッドブルがメルセデスに追いつきつつあります。
レッドブルは最近4戦で2勝し、今回はポールポジションを獲得しました。
レースではメルセデスに敗れたとは言え、今季初めてメルセデスを本気にさせた(ように感じます)意味は殊の外大きいと思います。
レッドブル・ホンダの頑張りによって生まれたコンペティティブさは、レッドブルファンやホンダファンだけでなく、多くのF1ファン、多くのモータースポーツファンにとって歓迎されることに思えるので。
しかしまだ差があるのだということを今回メルセデスに見せつけられました。
レッドブルとホンダには宿題があるということ。
今回精彩を欠いたフェラーリにも一層の奮起をお願いしたいです。
三つ巴になったほうがより楽しめますから。
もちろんルノーも。
おわりに
ということで、2019年F1の第12戦ハンガリーGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが惜しくも2位に終わったの記事でした。
サマーブレイク明けが今から待ち遠しいです。
第13戦はスパ・フランコルシャンでのベルギーGPですか。
開催は8月末から、決勝は9月1日だったと思います。