ディスディスブログ

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NHK『ガッテン!』で北欧の歯磨き法「イエテボリ・テクニック」が紹介されました。試してみましたが気持ち悪さがあります

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2019年5月8日、NHK『ガッテン!』にて「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」が放送されました。

歯磨き回。

番組で紹介された虫歯の予防効果が上がると言われている「スウェーデンの歯磨き法」を試してみましたが……抵抗感があります。

 

目次

 

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NHKガッテン!

NHK『ガッテン!』とはどのような番組でしょうか。

 

www9.nhk.or.jp

 

ふだんの生活の「なぜ?」「どうして?」について、最先端の科学とユニークな実験、世界の隅々を体当たり取材するなど、あらゆるアプローチで徹底解明。いつも作っていたあの料理がびっくりするほど美味しく変身したり、信じ切っていたあの健康法が、誤解だらけだったり。「そういうことだったのか!」とスカッとしちゃいます。目からウロコの『お役立ち情報』であなたの家族と暮らしがガラリと変わりますよ!

 

公式Webサイトの「番組について」ページにはこのように書かれています。

 

以前は「ためしてガッテン」という番組タイトルでしたが、数年前に現在の「ガッテン!」に変更されています。

レギュラーゲストだった「山瀬まみ」さんが出演しなくなっただけで、番組の内容は変わりありません。

「ためしてガッテン」から数えれば番組は25年ほど続いているそうで、長寿番組の一つと言えそうです。

 

放送時間は毎週水曜日19時30分からです。

再放送は2019年度から毎週水曜日15時08分からに変更されたようです。

 

「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」

『ガッテン!』の2019年5月8日の放送は「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」でした。

歯磨き回。

 

何でも、日本では虫歯のある人が40代でほぼ100%いるのだそうです。

毎日最低でも1回、2回や3回磨いている方も多いみたいですけど、ほぼ100%の方が虫歯になっている事実。

番組によると、国民の虫歯を大きく減らすことに成功した国があるのだそうです。

その国は「スウェーデン」。

スウェーデンではどのような歯磨きなど歯のケアが行われているか、それが紹介されていました。

 

イエテボリ・テクニック

先ほど書いたスウェーデンではどのような歯磨きが行われているのでしょうか。

 

番組ではスウェーデンの歯磨き法が「イエテボリ・テクニック」であると紹介されていました。

このイエテボリ・テクニックは、1995年にスウェーデンの研究者たちが発表して以来、スウェーデンの歯科医院によって指導されている方法だそうです。

何でも、イエテボリ・テクニックは従来の歯磨き法に比べて40%も虫歯になりにくい、ということでした。

40%ってとんでもない確率ですよね。

 

イエテボリ・テクニックの歯磨き方法

「イエテボリ・テクニック」は具体的にどのように歯磨きをするのかについてです。

 

実は歯磨きの行為そのものは従来の磨き方とほぼ変わりありません。

 

  1. フッ素が配合された歯磨き粉を歯ブラシにたっぷり2cmほど出す。
  2. 歯磨き粉が歯全体に行き渡るように2分間ほどかけてブラッシング。
  3. 口の中の泡を吐き出し、吐き出した後に口をゆすがない。

 

イエテボリ・テクニックのやり方は以上です。

簡単です。

 

ポイント

イエテボリ・テクニックのポイントは4つあるでしょうか。

 

まず歯磨き粉は「フッ素」が配合されたものにすること。

フッ素は唾液による歯の再石灰化を促してくれるそうです。

成分表に「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」と書かれていればフッ素が配合された歯磨き粉と判断できるので、目安にしましょう。

 

次に歯磨き粉はたっぷり使うこと。

歯ブラシに歯磨き粉を2cmほど出しましょう。

もったいぶらない。

 

歯磨きをした後に水で口をゆすがないこと。

これが一番重要かもしれません。

どうしてもゆすぎたい人は水の量を少なくして、ゆすぎ回数も1回などごく少数に抑えましょう。

ゆすぐ回数が増えれば増えれるほど、口の中のフッ素の濃度は下がってしまい、効果が得られにくくなります。

 

そして最後、歯磨き後は最低でも「30分間」は飲食をしないこと。

できれば「2時間」は飲食しない方が良いみたいです。

こちらも重要ですね。

 

注意点

「イエテボリ・テクニック」の注意点です。

 

一つは、この方法は年齢が12歳以上の方を対象にしています。

12歳未満の方はこの方法で歯を磨かないようにしましょう。

 

インプラントにしている方は、この方法で歯磨きをする前に医師に相談するようにしてください、とのことでした。

フッ素がインプラントに与える影響については色々な考え方があるみたいです。

 

試してみた

『ガッテン!』を視聴した後、2019年5月9日の夜寝る前と2019年5月10日の朝食後に2回、イエテボリ・テクニックで歯を磨いてみました。

 

感想は少し気持ち悪いです。

 

原因は、歯磨き粉が口の中に入っている数分の間に温まってしまうから、が一番でしょう。

泡は吐き出しますけど、ゆすがなければ少なからず泡が口に残りますからね。

歯磨き粉のスースーした感覚もあるので、ぬるさとスースーが共存しています。

 

歯磨きを覚えてから今まで何十年もずっと、歯磨き後に口をゆすぐ習慣がついていますから、抵抗感もなかなかに強いです。

 

ただ1回目よりも2回目に試したときの方が気持ち悪さは軽減された感覚も持ちました。

ですから今後続けていくうちに慣れて、泡のぬるさは気にならなくなるかもしれません。 

 

先ほど歯を磨いた後に最低でも30分は飲食しないと紹介しました。

実際に歯を磨くと、歯磨き粉が口の中に残った感覚があるため口に食べ物を入れたい気持ちになりにくいです。

 

追記 (2019/11/08)

約半年過ぎました。

毎日朝昼晩の食後に3回、この「イエテボリ・テクニック」を継続しています。

2019年11月8日現在、本文で書いた気持ち悪さは全く感じていません。

至って普通。

慣れるものですね。

 

プロケア

スウェーデンでは、多くの人が定期的に歯科医院にかかっているそうです。

虫歯がない人でも。

 

歯科医院に行く目的は「プロケア」を受けること。

プロケアとは「歯科衛生士」によるプロフェッショナルケアのことですね。

プロケアを受けて、虫歯予防や歯周病予防をしましょう、とのこと。

 

日本でもこのプロケアを受けることができます。

虫歯がなくても1年に1回とか半年に1回とか、定期的に歯科医院に行ってプロケアをお願いすると良いでしょう。

 

おわりに

ということで、NHK『ガッテン!』の歯磨き回で、スウェーデンの歯磨き法「イエテボリ・テクニック」が紹介されていたことについての記事でした。

 

歯ブラシによるブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると良いみたいです。

イエテボリ・テクニックは数分間のブラッシングですから心もとない感じもありますし、併用した方が良さそうですよね。

 

 

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