100円ショップに「ネスレ 1927」という高カカオチョコレートが売られていたので買ってみました。
食べた感想を書いています。
目次
高カカオチョコレートとは?
高カカオチョコレートとは何か? についてです。
高カカオチョコレートとは、カカオ含有率70%以上のチョコを示す言葉です。
通常のチョコレートはカカオ含有率が30-40%と言われていますから、高カカオチョコレートは通常の2倍から3倍ほどのカカオが含まれていることになります。
私はチョコレート好きなので、食べない日がないくらいに日常的にチョコレートを食べています。
ただ、1日に食べる量を決めて、それ以上は摂取しないようにしていますから、1日に食べる量は決して多くありません。
板チョコで言えば1ブロックを1日2日ほど、ですから1日2ブロック分しか食べていないです。
板チョコといっても商品によって、1ブロックの大きさに違いがあるはずなので、同じ量を摂取しているかはわかりませんけど。
秤で量ることもしていないです。
高カカオチョコレートの効果
カカオに含まれる「カカオポリフェノール」には「副作用なく血圧を下げる効果」が期待できるそうです。
最近よく聞かれる高カカオチョコレートであれば、カカオポリフェノールの効果をよりたくさん得ることができるでしょう。
また、高カカオチョコレートには「食物繊維」も多いと言われています。
栄養表示基準的に食物繊維が高いと表示するには、商品100グラムあたり食物繊維が6グラム以上含まれる必要があるようです。
私たちはこういう情報を知ると、ポリフェノールや食物繊維といった良い面ばかりに注意を向けてしまいがちです。
ところが、上にリンクを貼った『国民生活センター』の「高カカオをうたったチョコレート(発表情報)」ページを拝見すると、高カカオチョコレートにはネガティブな面も存在します。
簡単に書きますと、高カカオチョコレートは高脂質と高カロリーだということ。
健康に良いからといって摂取量を気にせずバクバク食べてしまうと、太ったり生活習慣病に陥ったりする危険が出てくるでしょう。
また、カカオ豆に含まれるテオブロミンやカフェインには興奮作用や利尿作用があるとされますし、カカオ豆にアレルギーを持つ方もいるようですから、摂取そのものに注意が必要な方もいらっしゃいます。
特に日頃から病院から薬を処方されている方は、高カカオチョコレートを食べる前に医師にその旨を伝え、医師から指示を仰ぐと良いでしょう。
100円ショップで高カカオチョコ
先日、刷毛(はけ)を購入しようと、とある100円ショップに立ち寄ったところ、高カカオチョコレートが販売されていました。
立ち寄ったお店は「キャンドゥ (Can★Do) 」です。
100均に高カカオチョコレートなんて売られてるの?!
と、思った方もいらっしゃるかと思います。
私も同じように思いました。
最近は例外も多い印象ですが、100円ショップですから店に陳列されている商品の価格は基本的には全て100円+税です。
一般的に、高カカオチョコレートは通常のチョコレートより高価な認識がありますから、高カカオチョコレートが100円ショップで売られることはないだろう、と思ってしまいます。
未確認ですが、普段ならキャンドゥにも高カカオチョコレートは売られていないと思います。
しかし、記事作成現在2019年2月13日で、もうすぐバレンタインデーです。
バレンタイン用プレゼントのため、キャンドゥでも一時的に高カカオチョコレートが売られていたのではないか、と私は考えています。
これから紹介する高カカオチョコレートは、記事作成している2019年2月13日の一週間ほど前に購入しました。
2019年2月12日も同じお店に買いに行ったのですが、既に品切れになっていて、補充されている様子もなさそうでした。
ですから、バレンタインに合わせて一定数入荷し、それ以上は入荷する予定がないのだろうと想像したのです。
想像が合っているかはわかりません。
バレンタインには何も縁のない私ですが、2個購入してしまいました。
216円。
当然ながら、バレンタインに誰かに渡すためではなく、自分自身が食べるためにです。
高カカオチョコ「ネスレ 1927 73%」
100円ショップ『キャンドゥ』さんで購入した高カカオチョコレート、その商品は『ネスレ』の「ネスレ 1927」という名前でした。
画像が「ネスレ 1927」のパッケージです。
外国の雰囲気が漂います。
「%73 Kakao」と書かれています。
Kakaoは「カカオ」ですよね、73%の含有率。
カカオ含有率70%以上で高カカオチョコレートと言われますから、「ネスレ 1927」は高カカオチョコレートに分類されます。
カカオは英語のスペルは「Cacao」ですが、パッケージの表記は「Kakao」です。
調べたところでは、ネスレはスイスに本社があるみたいなので、スイスの公用語であるフランス語やドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語のいずれかの表記なのでしょう。
Kakaoはドイツ語っぽい雰囲気があります。
『ネスレ通販オンラインショップ』さんのWebサイトを拝見したところ、「ネスレ 1927」の商品ページが存在しました。
品な優しい甘みと程よい口どけ感が、ハイカカオならではのビター感を引き立て、バランスの良い味わいに仕上がりました。
サイズ : 縦90mm 横90mm 高さ11mm 重量 約70g
商品ページの説明にはこのように書かれていました。
Webページを拝見して驚いたのは価格です。
1枚購入 270円(税込)
と書かれています。
内容量は70グラムと書かれていました。
70グラムで270円。
私は100円ショップで購入したので、1枚108円でした。
半額以下で購入できていたのですねぇ。
やはり、バレンタイン用に仕入れたのでしょう。
「ネスレ 1927」シリーズには、73%の他に60%と82%があるようです。
60%は高カカオチョコレートではありませんけど、苦いものが苦手な方にはこちらも選択肢に入れるとよさそう。
パッケージ裏面を見ると、原産国名が「トルコ」になっています。
厳選されたカカオ豆とネスレ トルコの 100 年間のチョコレート技術による、なめらかな口どけと後を引く余韻が、味わい豊かなチョコレート
Webページにはこのように書かれています。
トルコの100年のチョコレート技術の内容が気になります。
トルコのチョコレートに関係した書籍があれば読んでみたいです。
- 熱量:596kcal
- たんぱく質:8.5g
- 脂質:42g
- 炭水化物:46g
- 食塩相当量:0.03g
本商品100gあたりの栄養成分は以上のように書かれています。
やはりカロリーと脂質が高い。
特に脂質は1パッケージを一度に食べてしまうと、それだけで1日の摂取目標量を超えてしまいそうです。
調べたところ、脂質は30~49歳の摂取目標量は、男女とも20~30グラムだそうです。
1パッケージを1日で食べてしまうことは避け、何日かに分けて食べる方が良いでしょう。
食べてみた
100均で購入した「ネスレ 1927 73%」を食べてみました。
パッケージを開けました。
外国の商品みたいですね。
いやそうなのですけど。
チョコレートは金色のアルミ箔に包まれています。
ドイツ語っぽい文章が書かれていました。
当然、私には読めません。
金色のアルミ箔をはがしてみました。
1ブロックが小さいですね。
1ブロックの小ささはカロリーや脂質の高さを考慮したものなのでしょうか?
1ブロックずつ、それぞれに「ネスレ」のブランドロゴが刻印されていました。
1ブロックだけを割ろうとしましたが上手くいきませんでした。
綺麗に1ブロックを割るためには、1列ずつ割ってからさらに割っていかないと無理ですね。
横着すると画像のように失敗します。
で、ここからが肝心。
食べてみた感想です。
率直に感想を書きますと、食べやすい高カカオチョコでした。
今まで高カカオチョコはいくつか食べましたけど、一番食べやすかったかもしれません。
舌触りがまろやかです。
高カカオチョコレートはザラつきがあることが多い印象を持っていました。
ですが、この「ネスレ 1927」にはザラつきは感じられませんでした。
これが「トルコの100年間のチョコレート技術」の賜物でしょうか?
口に入れた直後、それと歯で噛んで割ったときには、甘味はあまり感じられません。
噛まずに、口の中で温めて溶かすようにして食べると、ある瞬間から甘さがワッと口の中に広がります。
味は、苦味が抑えられていて甘味がしっかりと感じられました。
溶かしきって飲み込んだ後にも、味が舌や上あごに残っていて、しばらく余韻を楽しむことができます。
さすが定価が270円もするチョコレートだな、という感想を持ちました。
この程度の苦味なら、高カカオチョコレートの苦味が苦手な方でも食べられるのではないでしょうか。
これは良いチョコのように思います。
私はコーヒーと一緒にいただきました。
ブラックで飲むと適度な甘味とコクが加わり、コーヒーがより美味しく感じられます。
コーヒーのブラックが苦手でなければ、オススメの食べ方です。
おわりに
ということで、100円ショップ『キャンドゥ』に高カカオチョコレート「ネスレ 1927」が売られていたので、買って食べてみた記事でした。
通年100円で販売されていれば継続購入したいくらいです。
しかし、本文にも書いているように、既にキャンドゥには売られていませんでしたから、継続購入はできません。
あのときあと何個か買っておけばよかった……。