ディスディスブログ

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敏子が戦時中に結婚。ハナも結婚をして大阪の海辺の町にある泉大津いると説明的なセリフがありました - NHK朝ドラ『まんぷく』27話の感想

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NHK連続テレビ小説『まんぷく』、2018年10月31日放送の第27話は福子たちが判子屋を始めました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『まんぷく』5週「信じるんです!」

www.nhk.or.jp

 

朝ドラ『まんぷく』は、2018年10月29日月曜日から第5週「信じるんです!」が放送されています。

物語の舞台は昭和20年夏の大阪です。

 

ヒロインは「立花福子(たちばな・ふくこ、演:安藤サクラ)」です。

福子は今井家の末娘です。貧しいながらも愛情をたくさん受けておおらかに育った楽天家で、食べることが大好きな人です。

「大阪東洋ホテル」のフロント係として働いていましたが、第3週のラストに萬平と結婚をし、同時にホテルを退職しました。

結婚したことで名字が今井から立花に変わりました。

第4週では太平洋戦争に入って、夫と母の3人で兵庫の上郡に疎開しています。

 

福子の母は「今井鈴(いまい・すず、演:松坂慶子)」、福子の長姉は「咲(さき、演:内田有紀)」、次姉「克子(かつこ、演:松下奈緒)」です。

 

咲は年齢30歳前にして「小野塚真一(おのづか・しんいち、演:大谷亮平)」と結婚をし、名前も小野塚咲となりましたが、昭和17年春、結核を患い亡くなりました。

真一は戦争時に軍から召集を受け、その後消息はわかりません。

 

克子は名字が「香田」です。夫がいます。

夫は売れない芸術家・画家「香田忠彦(こうだ・ただひこ、演:要潤)」で、長女「タカ(演:岸井ゆきの)」、次女「吉乃(よしの、演:濱田優音)」、長男「重之(しげゆき、演:栗田倫太郎)」、次男「学(まなぶ、演:西村竜直)」の4人の子どもがいます。

家計は苦しく香田の実家から援助をしてもらっている様子。

 

太平洋戦争では真一と忠彦が召集されています。戦争後も消息不明。

 

福子の父は1話時点で既に他界しています。色々な物に手を出した挙げ句に亡くなったのだそう。鈴が言うには山師だったと。

 

福子の女学校時代からの友だちには、専門学校に通う「鹿野敏子(かの・としこ、演:松井玲奈)」とタイピストの学校に通う「池上ハナ(呉城久美)」がいて、大阪東洋ホテルの先輩でフロント係の「保科恵(ほしな・めぐみ、演:橋本マナミ)」とも仲がよくなっています。

太平洋戦争では疎開をして大阪を離れています。

 

福子と結婚したのは発明家「立花萬平(たちばな・まんぺい、演:長谷川博己)」です。

「たちばな工房」という店を経営していましたが、後述する加地谷が共同経営者となったことをきっかけに会社が大きくなり社名も「理創工作社(りそう・こうさくしゃ)」が変わっています。

しかし加地谷に騙され、憲兵に捕まり拷問を受けていました。その拷問の影響か、身体の不調がなかなか治らず、太平洋戦争時に二度、軍から召集を受けましたがいずれも適性検査に引っかかり家に帰されています。

 

萬平の周りは、萬平を裏切った会社の共同経営者「加地谷圭介(かじたに・けいすけ、演:片岡愛之助)」、萬平を評価したり捨てたりする世良商事の社長「世良勝夫(せら・かつお、演:桐谷健太)」がいます。

「たちばな工房」から萬平たちの下で働いている「竹ノ原大作(演:宮田佳典)」も。

 

加地谷は萬平を騙した際に憲兵の一人と結託をしていたことがバレて逃亡生活をしていて、世良と大作は太平洋戦争時に軍から召集を受け入隊していました。戦後の消息は不明。

 

咲に惚れていた歯科医「牧善之介(まき・ぜんのすけ、演:浜野謙太)」は、恵と結婚をしています。

牧と恵は戦後2ヶ月ほどで福子たちと再会を果たしました。生存。

牧と同じく福子に惚れていたホテルの調理室係「野呂幸吉(のろ・こうちき、演:藤山扇治郎)」は、牧と同様に恵に鞍替えしていましたが、軍に入隊をしている間に牧に恵を奪われてしまっています。戦後の消息は不明。

 

判子屋

前回26話、福子が闇市で見た出来事を萬平に話していました。

それは戦争の空襲で家財道具の全てが焼けてしまい、自分の身分証明をできない人、ハンコすら持っていない人がたくさんいることです。

話しを聞いた萬平は、ハンコがなくて困っている人がいるなら、困っている人たちにハンコを作ってあげれば良いのではないかと、ハンコを作る仕事を思いつきます。

 

福子たちは早速、闇市(?)でハンコ屋を始めることにしました。

印鑑の素材は木の「木印」、1本7円50銭で販売。

福子と姉・克子の長女タカが闇市に立ち、客があれば紙に名前を書いてもらい、タカが注文を家の作業場に届け、次女の吉乃と長男の重之と次男の学が家の庭で木を切り、家の居間でしょうか、一室に作業場を設けて萬平と鈴と克子の3人で客の名前を木に掘る、夜は福子も名前掘りに加わり、できあがったハンコは後日(?)闇市で客に手渡す。

そういう作業の流れが出来ていました。

 

ハンコの需要はかなりあったようです。始めた初日から盛況だったようで、1日で82円50銭、1週間で322円50銭、いきなり儲けを得ることができています。

この調子なら「タケノコみたいな生活」からの脱却が叶いそう。

 

大喜びの福子たち、一方で鈴は不平を漏らしていました。自分は武士の娘なのにハンコを彫るなんて、肩も凝るしハンコ屋なんてやっていられないと。

まぁこの人はどんな境遇であろうとも不平を言う人でしょうから……。

 

繁盛したことは確かですけど、注文が多すぎて名前を彫る作業が夜遅くまで続いていて、人手不足が深刻になりつつあるようでした。嬉しい悲鳴と言えるでしょう。

人手が足りないのなら人を雇えば良いのではと思います。次回以降そういう話の流れになるのでしょうか。

 

再会3

福子と萬平は、前々回月曜日の放送で牧と恵に再会し、前回火曜日には世良と再会を果たしました。

今日水曜日は誰と再会するのだろうと注目していると、やはり一つの再会がありました。

 

それは敏子との再会です。

 

敏子は福子の女学校時代からの親友で、ハナと3人でよく屋台のラーメンを食べに出かけていた仲良し3人組の一人。

敏子は闇市に来ていて、福子がやっているとは知らず、偶然に福子たちのハンコ屋を訪れ自分のハンコを注文したのでした。ドラマ特有のご都合主義的な。

 

戦時中に結婚

再会と無事を喜び合う福子と敏子。

敏子は今はバラックに住んでいるけど、もうすぐ池田に引っ越すと言っています。

 

福子は敏子の名字が変わっていることに気づいて、その点を指摘すると、敏子は戦時中に今の旦那さんと結婚をしたと報告します。

名字は鹿野から「クワハラ(桑原?)」に変わっていました。

相手は呉服屋を営んでいて、出生前に結納を交わし、戦後無事に帰ってきたから結婚をしたそうです。

 

3人組の一人、ハナも戦時中に結婚をしたそうです。

ハナは今、大阪の海辺の町にある泉大津に住んでいるそう。名字は……言っていましたっけ。言っていなかったと思います。

 

泉大津のセリフが説明的

この「大阪の海辺の町」と、泉大津のことを説明していたセリフが説明的に感じられました。要するにわざとらしかった。

 

大阪の人が泉大津が海辺の町であることは知っているでしょうから、家族に町の場所を説明する必要がないと思うのですよね。

 

となると、福子がそのように説明した相手は家族ではなく視聴者です。

なので、今後福子と萬平は克子の家から出る際に泉大津へ行く可能性があります。泉大津に行って、海に関係する何かに携わることになるのではないかと私は感じています。

合っているかは不明。

 

懸案は忠彦

ハンコ屋が繁盛して嬉しい悲鳴をあげる福子たち、その中でいまいち克子の表情が優れません。

夜、克子は子どもたちを寝かせながら一人泣いていました。

 

理由は忠彦が戻ってこないから。

 

皆嬉しそうにしている、その中にどうして忠彦さんだけがいないのか、とかえって寂しさが襲ってきたのですね……辛い。

 

日本への船が遅れているだけで、忠彦は絶対に戻ってくると福子は克子を慰め、励ましていました。

しかし、後で話を聞いた鈴は、絶対などとは言わずにそっとしておいた方が良い、と福子を忠告していました。

期待させておいて、忠彦が帰って来なかったら克子の悲しさが倍増するからと。

 

あの状況ではそう言って励ます他ないじゃないなどと福子は反論しますが、私はこのときばかりは鈴さんの言っていることの方が正しいと思いました。

萬平は、目の前で泣かれたら励ますしかないと福子をフォローしていて。

 

萬平たちの主張はわかりますけど、絶対とは言わない方が良いのではないかと観ていて感じましたね。少々無責任な発言かな。

 

泥棒が

最近、鈴は忠彦のアトリエで一人、寝ています。

孫が見たいから、自ら部屋を出たのです。

当の福子たちは現在克子の家に居候中の身ですし、自分たちが生きていくのに精一杯の状況のため、子どもを作っている場合ではないと感じているようです。

 

ある夜、そのときも鈴が一人でアトリエで寝ていると、外からアトリエの窓の鍵を開け、部屋の中に入ってくる男の姿がありました。

鈴さんピンチ……!! というところで27話が終わっています。

 

おわりに

先週土曜日に放送された第5週の予告映像から察するに、泥棒は「瀬戸康史(せと・こうじ)」さんですね。

加地谷の可能性もあるにはありますが、さすがにそこまで落ちぶれてしまうと劇中で救いようがなくなりますから、違うように思います。

 

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