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咲姉の披露宴が萬平との出会い。福子のお祝いのスピーチがとても温かかったです - NHK朝ドラ『まんぷく』4話の感想

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NHK連続テレビ小説『まんぷく』、2018年10月4日放送の第4話は咲姉ちゃんの結婚式です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『まんぷく』1週「結婚はまだまだ先!」

www.nhk.or.jp

 

朝ドラ『まんぷく』は、2018年10月1日月曜日から第1週「結婚はまだまだ先!」が放送されています。

物語の舞台は昭和13年の大阪です。

 

ヒロインは「今井福子(いまい・ふくこ、演:安藤サクラ)」です。

福子は今井家の末娘です。貧しいながらも愛情をたくさん受けておおらかに育った楽天家で、食べることが大好きな人です。

福子は女学校を卒業したばかり、「大阪東洋ホテル」で電話交換手として働き始めましたが、1ヶ月後には後述する恵の推薦でフロント係へと転属されています。

 

福子の母は「今井鈴(いまい・すず、演:松坂慶子)」、福子の長姉は「咲(さき、演:内田有紀)」、次姉「克子(かつこ、演:松下奈緒)」です。

 

咲は宝飾屋で働いていましたが、近々結婚をします。家を出るということ。

30前で嫁入りしてホッとしたと鈴さんが言っていたので、そういう年齢のようです。

結婚相手は「小野塚真一(おのづか・しんいち、演:大谷亮平)」。何をしている人でしたっけ?

 

克子は名字が「香田」です。つまり夫がいます。

夫は売れない芸術家・画家「香田忠彦(こうだ・ただひこ、演:要潤)」です。

子どもも「タカ」と「吉乃」と「重之」の3人いて、しかも1話現在お腹が大きい(4人目)です。

 

福子の父は既に亡くなっています。色々な物に手を出した挙げ句に亡くなったそう。

家計を支えていた咲は結婚をする、要するに家にはお金がない。

咲の結婚後は福子が家計を支えていくことになります。

 

福子が電話交換手として初めて応対した人物が「立花萬平(たちばな・まんぺい、演:長谷川博己)」でした。

萬平は「たちばな工房」という店を経営しているようです。発明家だったはず。

 

福子の女学校時代からの友だちには、専門学校に通う「鹿野敏子(かの・としこ、演:松井玲奈)」とタイピストの学校に通う「池上ハナ(呉城久美)」がいて、大阪東洋ホテルのべっぴんの先輩がフロント係「保科恵(ほしな・めぐみ、演:橋本マナミ)」です。

ホテルの調理室係「野呂幸吉(のろ・こうちき、演:藤山扇治郎)」、彼はおそらく福子に惚れるでしょう。

「たちばな工房」で働いている「竹ノ原大作(演:宮田佳典)」もいます。

 

3話からは「加地谷圭介(かじたに・けいすけ、演:片岡愛之助)」が登場し、萬平の共同経営者として名乗りを上げていました。

 

幻灯機

真一は結婚指輪を咲の務める宝飾店で購入して咲を喜ばせたり、克子の夫・忠彦が2人を祝うために絵を描くなどしています。

自分も咲姉ちゃんに何かしてあげたいと考えている福子は、敏子から聞いた「面白い機械を見た」話を頼りに、その場所へと向かいました。

その場所は「たちばな工房」でした。

店で幻灯機を見させてもらうと、福子は「この機械を結婚式で使わせてもらえませんか?」と萬平にお願いしました。

福子は何を企んでいるのでしょうか?

 

幻灯機(げんとうき、英語: magic lantern)は、スライド映写機の原型にあたる機械、あるいはその後身であるスライド映写機の古典的呼称である。

 

幻灯機 - Wikipedia

前回の記事でも紹介しましたが、幻灯機のWikipediaにはこのように書かれています。

幻灯機とはすなわちスライド映写機のこと。

 

写真があればそのまま写せ、多くの人に一度に見てもらえることから、萬平は軍人さんに武器の取扱を説明するときに活用しようとしているみたいです。

これは加地谷のアイデアだったでしょうか。

 

福子のために幻灯機をタダで貸すことにした萬平に、加地谷は自分の立派な発明の価値を落としていると言っていました。

まあ確かに商売人としてはよろしくないかもしれません。

 

咲姉ちゃんの結婚式

咲姉ちゃんの結婚式当日、その披露宴でいよいよ幻灯機が使われることになりました。

福子は幻灯機を使って、咲の生まれてから今までのスライド写真を出席者に披露するアイデアを持ってそれを実行したのでした。

現代もよくありますよね、結婚式で出席者に新郎新婦の生い立ちを紹介する、プロフィールムービーは。福子はあれをいち早く取り入れたということです。

出席者、特に鈴さんや克子など家族にとっては写真の一つ一つが咲との大切な思い出ですから、それはもう涙涙でした。

 

幻灯機はフィルムのように連なっている訳ではなく、写真を1枚1枚入れ替えて映し出さねばなりませんから、当然のごとく入れ替える間が生まれてしまいます。

そこで萬平は大作と2人で、2台の幻灯機を使って交互に映し出すアイデアを採用していました。1枚映している間にもう1台が次の準備をするということ。

 

福子のスピーチ

ところが、いざ幻灯機を使おうというときにまだ準備ができていないと萬平に言われてしまった福子は、場をつなぐために(おそらく)即興でスピーチを始めました。

咲はモテると、結婚式で新郎やその家族の不安を煽るようなことを言い始めて、家族は大いに焦っています。

 

咲はモテたから男の人と会うときは、鈴は幼い福子を監視役にし、咲に付いて行かせて、姉の手をずっと握って相手を睨んでいた。

真一と出会ったときも自分はその場にいて、でもその頃には自分も大きくなっていたから、真一はさぞ迷惑だっただろうと。

でも真一を見て「この人は今までの人とは違う。咲姉ちゃんにピッタリやって。この2人が結ばれたらいいのにって」思った。

真一が結婚をさせて欲しいと頼みに家に来たときは本当に嬉しかったと福子は言います。

亡くなった父親の代わりに自分のことは後回しにして、家族を支えてくれた咲姉にやっと幸せが来たと思ったと、2人とも幸せになって欲しい、支え合って欲しいと涙ながらに、でも笑顔で語るのです。

 

始めは福子が暴走をしたのかと怒ったり慌てたりしていた鈴たち家族も、福子のスピーチが進むと涙に変わっていました。

会場中も一緒です。

 

そんな福子の様子を見ていたのが、幻灯機の準備をとっくに終えていた萬平です。

福子に対して人として好意を抱いた、ということで良いかと思います。

 

おわりに

披露宴の後、帰る萬平に福子はお金を差し出していました。使用料であり感謝料を。

しかし萬平は自分が開発した幻灯機が役立ち、皆さんがあれだけ感激してくれて胸がいっぱいだ、お礼を言いたいのは僕の方だと言い、それを受け取りませんでした。

 

これが福子と萬平の出会いでした。

まだ萬平は福子を電話交換手だと気づいていないですし、福子も取り次ぐ先を間違えた相手だと気づいていないです……よね?

次に会うときは恋愛に繋がるのでしょうか。

 

前回までの、特に鈴の仮病の件はいただけなかったけど、今回の披露宴は温かくてとても良かったです。

 

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