ディスディスブログ

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1億2000万円売れ!津曲はうどんを食う西から勇敢なホセ・メンドーサへジョブチェンジしそうです - 朝ドラ『半分、青い。』149話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年9月21日放送の149話は津曲がマンモス西になるかホセ・メンドーサになるか、でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第25週「君といたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年9月17日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第25週「君といたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は再び東京、時代は2010年(平成22年)10月。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれ、アラフォーです。

森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次と離婚して楡野姓へ戻り、一時は実家に戻っていましたが、24週現在再び東京へ行って、お一人様メーカーで商品開発・販売をしています。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」です。

24週時点で、晴さんは「胃がん」を患っていて、胃の一部を切除する手術をしたものの、術後の5年生存率は50%と医師に宣告されています。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

祖父「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」も2008年に他界、享年88。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。

健人は後述する麗子と結婚をしていて、つくし食堂2号店の「センキチカフェ」で働いています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律は一流企業の「菱松電機」に勤めていましたが、24週でしたか、辞めてお一人様メーカーで鈴愛と一緒に「スパロウ・リズム」を起業しました。

律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

父は「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」です。

和子は21週の2008年に亡くなっています。

 

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

2人は結婚をしています。

 

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。 

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。

涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

2008年時点で涼次は監督として有名になりつつあるようです。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

津曲親子

「津曲雅彦(つまがり・まさひこ、演:有田哲平)」が、

鈴愛と律の会社「スパロウリズム」に深夜に潜入し、

「そよ風ファン」とそのデータを盗み出しました。

 

翌朝、出社した律はすぐさまその事態に気がつき、

遅れて出社した鈴愛が律から事情を聞くと、

すぐに津曲の仕業と察します。

 

津曲の妹「加藤恵子(かとう・けいこ、演:小西真奈美)」に

鈴愛と律は話をつけると兄ならやりかねないと恵子は言います。

 

案の定、津曲は大手メーカー「帝都電機」に持ち込んで、

担当者との面会に臨んでいました。

応接室にて、担当者が来るのを一人で待っていると、

津曲の携帯には律や鈴愛や恵子から着信が多数入っています。

鈴愛の着信数が他から頭一つ抜けて多い。

津曲はそれを画面で確認するだけしてスルー。

 

とそこへ、「修次郎(しゅうじろう、演:荒木飛羽)」からも

電話がかかってきました。

 

事情を知ってではなく、学校で嫌なことがあったみたいです。

引きこもっていた修次郎ですが、意を決して登校した様子。

しかし、教師に怒られたりクラスの生徒から嫌がらせを受け、

学校の体育館の倉庫にこもってしまいました。

 

修次郎は常にマスクをかけています。

マスクを取ると胸が苦しくなると言います。

 

教師からそのことを指摘され、そのやり取りを

周囲の生徒に笑われたと。

 

津曲は修次郎にマスクは取らなくていい、

そのまま家に帰りなさい。

お父さんが明日学校へ行って教師と話をするから、

と言います。

 

そういうことは自分で何とかしなくてはいけない

と考えていた修次郎。

しかし津曲はそうじゃないと言いました。

 

修次郎はまだ子どもで、

頭でっかちの大人相手には到底太刀打ちできないし、

そんなものに太刀打ちする必要もない、

お父さんに任せておけと。

 

僕はかっこ悪い、友達もできないと嘆く息子に、

友達なんかいらない、媚びるな、自分でいろ、

無理して皆に合わせるな、と励まします。

 

修次郎は、お父さんみたいになりたい、

強く、正直に、自分の意志を持ちたいと。

 

その言葉を聞いた津曲は、扇風機のプレゼンを止めました。

重大な不具合が見つかったとか何とか言っていましたか。

 

量産化と販売を託す

シェアオフィスに戻ってきた津曲を、

鈴愛と律と恵子が囲い、責め、

津曲も頭を深々と下げて謝罪します。

 

そんな津曲に律は「そよ風ファン」の営業を任せました。

修次郎に本当のことをバラされたくなければやってくれと。

脅迫です。

 

実は「そよ風ファン」には問題点がありました。

それは価格です。高い。

ACモーターからDCブラシレスモーターに変更したことで、

そよ風を実現することはできましたが、コストが上がりました。

DCブラシレスはACの10倍高いそう。

よって、1台の価格はどう見積もっても30,000円前後します。

 

スパロウリズムの資金、つまり律の退職金は既に底を尽き、

お金を借りてもいるみたいです。

1台30,000円の扇風機は4,000台売らないと回収できません。

30,000*4,000=120,000,000。1億2000万円。

ですが、誰か営業のスペシャリストを雇う金銭的余裕もない。

 

しかも律は研究・開発は得意でも量産化や販売はド素人、

鈴愛もこれまでお一人様メーカーで色々売ってはいるものの期待薄、

そこでかつて「岐阜犬(ぎふけん)」をヒットに導いた実勢のある

津曲の手腕に「そよ風ファン」の売り込みをお願いしたい。

そういうことです。

 

西かホセ・メンドーサか

「一度うどんを食った西はまた食うんじゃないのか?」

 

鈴愛は津曲のことをそう例えました。

 

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『あしたのジョー』に出てくる「マンモス西」のこと。

私は実はジョーを読んだことがないのでよくわかっていません。

力石徹やホセ・メンドーサは名前と顔くらい知っています。

 

一度裏切って逃げたり盗んだりした津曲は、

まるで「またうどんを食う西」のようだと、

西には可愛そうですが、そういう意味みたいです。

 

うどんを食う西というのはどういう意味なのでしょうね。

卑怯者の例えみたいですけど。

ボクシングなので減量苦から逃げたということでしょうか?

 

津曲自身はホセ・メンドーサがいいと言っています。

ホセ・メンドーサは丈の最後の対戦相手でしたっけ。

向かってくる丈への恐怖から白髪になってしまう。

 

津曲はうどんを食う西になるか、勇敢なホセ・メンドーサになるか。

修次郎のことを思えばホセ・メンドーサになれるのではないか

と律は期待しています。

 

そこへ修次郎本人がやって来ました。

お父さんに会いに。

津曲は正直に自分の会社「ヒットエンドラン」は倒産して、

今はラーメンを作っているアルバイトの身だと白状します。

 

父さんはもうかっこ悪いと言う津曲に、

修次郎はお父さんはかっこ悪くなんかないと言うのですね。

ラーメンは美味しかったし、友達なんか作らなくていい

と言ってくれた。

あんなかっこいいことを言ってくれる大人はいないと。

 

律もそれに賛同していました。

友達は作るものじゃない、自然とできるものだから

無理することないと。

それと修次郎が作った曲「神様に似ている」が

良い曲だとも褒めていました。

 

改めて、律は津曲に「そよ風ファン」の量産化と販売を

お願いしていました。

鈴愛も律の隣に立ってお願いしています。

 

さすがの津曲も愛息の前ではいい加減なことは言えませんね。

 

おわりに

津曲は引き受けていました。

徐々に人が集まってきています。

 

次はプレゼンや宣伝のための動画作りが始まると思われ、

となると、修次郎の作曲の才能や

鈴愛の元夫、りょうちゃんの映像の才能が発揮されるはず。

 

『あしたのジョー』は死ぬまでに一度は読んでおきたい

と思っていてまだ読めていません。

 

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