NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年9月3日放送の133話では律とより子が離婚をしていました。ナレ離婚。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第23週「信じたい!」
2018年9月3日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第23週「信じたい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は再び東京、時代は2010年(平成22年)になりました。
本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。
鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第22週現在36,37歳と思われます。
森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。
が、第18週で涼次と離婚して、帰郷しました。楡野姓へ。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
祖父「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」も2008年に他界、享年88。
2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。
草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。
また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。健人は後述する麗子と結婚をします。
鈴愛は2008年時点で、「つくし食堂」の2号店「センキチカフェ」を開いていますが、健人と麗子に店を奪われています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
父は「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」です。
和子は21週の2008年に亡くなりました。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
2人は結婚をしています。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。
2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。
涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。
2008年時点で涼次は監督として有名になりつつあるようです。
鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。
鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。
2010年へ
前回まで2008年でした。今回133話から2010年です。
律はスタンフォードへと旅立ち、既にアメリカから日本に帰国。
『菱松電機』の東京支社で経営企画部技術課の課長さんをしています。
各セクションの開発や研究の予算管理をしているそう。
要するに予算の締め付け、リストラのようなこともするそう。
「リーマン・ショック」の影響で会社はロボット部を廃部しており、
今の菱松には律の居場所がないようです。
おそらく律は菱松を辞めて転職をするでしょう。
「ロボットが要は障害物をなぎ倒さず、
まるで人間がのように柔らかくいなすロボットの制御システム、
トルク制御」
……を律は研究開発してきました。
ナレ離婚
律は東京で独り暮らしを始めています。
家は大阪、会社は東京ですから単身赴任の可能性もなくないですが、
妻の「より子(演:石橋静河)」とは離婚をしたようです。
劇中ではナレーションと写真1枚で終わらせていたと思います。
電話で律が「養育費」のことを話している様子がありましたから、
息子「翼(つばさ、演:山城琉飛)」の親権はより子にあるのでしょう。
律は独り暮らしをしていますし。
朝井正人の恋人は誰か?
「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」が再登場しました。
法律関係の出版社勤務だそう。
律が住むことになった「つた(蔦)」に覆われている家を見つけて、
律に紹介したようです。
家の住所は「杉並区風の谷七丁目3」です。
家に「宇佐川乙郎(うさがわ・おつろう、演:塚本晋也)」も来て、
3人で旧交を温めていました。
律の正人が西北大学に通っていたとき理工学部の教授だった方です。
正人は現在、独身ですが好きな人がいるみたい。
その人は、律も知っている人のようで……
正人の恋人は誰でしょうか?
候補は「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」が本命で、
対抗には菱本さんがいます。
正人はクロッキーのモデルをしたときの縁がありますからね。
穴はユーコで、彼女は離婚をして東京に戻ってきている可能性。
恋人であるならボクテもなくはない?
「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」も
微粒子レベルでならあり得るでしょうか?
いや光江さんはさすがにないですか。
五平餅
宇佐川が帰ると、また別の客が律の家を訪れました。
その来客は女性で、かつて律と正人が高校受験の日の朝に助けた
犬の飼い主です。
その女性がお土産にと持ってきたのが「五平餅」で、
律は大いにそれを懐かしんでいました。
女性が帰った後に、律が女性が買った屋台に足を運ぶと……
屋台を営んでいる人は鈴愛でした。
五平餅のおばちゃん。
物語的には2年ぶりの再会、私たち的には2日ぶりの再会です。
実は正人が既に鈴愛と偶然に出会っていて、
夜、食事に誘うときに引き合わせようと画策していたようですが、
女性が勇み足で五平餅の屋台を教えてしまい、発覚してしまいます。
正人的には、せっかくのサプライズが、という。
「ヒットエンドラン」はどうしたのでしょう?
それこそリーマン・ショックの煽りを受けて倒産したのでしょうか。
「津曲雅彦(つまがり・まさひこ、演 :有田哲平)」は?
鈴愛はシェアオフィスでメーカーを立ち上げるのではなかったのか?
おわりに
今回は2010年に時間が飛んだことで、
それぞれの現状など設定を説明する回という感じでしたね。
律とより子は予想どおりナレーションで済ませましたか……
より子は物語上、それほど重要なポジションにはいないですから、
あまり引っ張ってもあれなので仕方ないです。
『神様のメモ』のように鈴愛と律が東京で再会する、
そのための障害、装置。
律は会社を辞める流れですね。
で、「加藤恵子(かとう・けいこ、演:小西真奈美)」と出会って
お一人様メーカーを立ち上げ、ロボット制御の開発を続ける。
そういう流れを感じます。
それにしても正人の恋人が気になります。
律は画像を見て驚いている様子がありましたから、
律も知っている人であるはずで。
清か菱本か、あるいはユーコ、はたまた……。