ディスディスブログ

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和子さんを「お母さん」と呼ぶ律の言葉に泣けすぎて、有田哲平さん演じる「津曲」の読みのことなど忘れました - 朝ドラ『半分、青い。』125話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年8月24日放送の125話では和子さんが……律が……でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第21週「生きたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年8月20日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第21週「生きたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は2008年(平成20年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第20週現在36,37歳と思われます。

森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次とは離婚して、楡野姓に戻りました。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。

一時諦めていた映画監督への道を再び歩み始めるためです。

涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

津曲の読み

125話冒頭で新キャラクターが登場しました。

 

津曲雅彦」という男性です。

「つまがり・まさひこ」と読みます。

 

白スーツに黒いシャツ、黄色い細いネクタイを締めている

いかにも怪しい男性です。

 

津曲は「ヒットエンドラン」という会社を経営していて、

以前は「デンパクドウ(ベンパクドウ?)」にいたと。

 

「ピッチャーが投げたと同時にランナーが走る、

一つのヒットでチャンスが拡大、

1足す1が3になる、

ハイリスク・ハイリターンみたいな」

 

と説明していました。

 

鈴愛も言っていましたが、見るからに胡散臭い男です。

わかりやす過ぎるくらいわかりやすい。

 

津曲は「つくし食堂」で草太のカツ丼を食べ、

その次に「センキチカフェ」にも来て五平餅を頼んでいました。

 

センキチカフェに設置された「岐阜犬(ぎふけん)」にも話しかけていて、

和子さんに人生相談をもちかけています。

 

津曲が何をしに梟町へ来たのかは現状不明ですが、

岐阜犬に食いついていたので、

あのアイデアをどうにか別のことに活用しようとすると思われます。

それとも草太の特製カツ丼を東京や大阪に進出させようとするか。

どちらかな予感。

 

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津曲を演じるのはお笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の

有田哲平(ありた・てっぺい)」さんです。

 

和子さんが!

その津曲と話している最中に、和子さんの容態が急変しました。

異常を察知した鈴愛は、店を健人に任せて萩尾家へ駆け足で向かいます。

 

貴美香先生も来てくれました。

先生はいつもの発作が来たねぇ、と和子さんに話しかけていました。

 

鈴愛はしばらくしたら帰りました。

鈴愛が家を出るや、貴美香先生は弥一と律に……

 

「今回は大丈夫やったけど、いつでもおかしない」

 

……と宣告しています。

次に大きな発作が来たらアウト、という意味でしょう。

 

そして、その日から4日後、和子さんは息を引き取ったようです。

映像はなく、私たち視聴者にはナレーションで伝えられました。

ナレ死といえばナレ死ですか。

 

お母さん

和子さんが倒れた日、律は世話になった鈴愛へのお礼として、

商店街でイチゴを2パック(1パック400円)買って

カフェにへ向かいました。

 

しかし、店は五平餅が売り切れとなり早々に閉店していて、

鈴愛はおろか誰一人として店にいません。

律はカウンターに一人座って、紙に感謝のメッセージ書き、

買ったイチゴを1パック開けて食べ始めます。

 

傍らには、片付けられた岐阜犬が。

律は「よっ、岐阜犬」と何となしに話しかけると、

岐阜犬が「ワンッ!」と答えました。

 

岐阜犬はON状態になると鼻が光ります。

ピカッと。

 

律は岐阜犬に、想いを吐露し始めました。

面と向かって言えないから、岐阜犬に母への感謝を述べたのです。

 

「僕は和子さんの子どもで幸せだ」

「あなたの息子で本当に本当に良かった」

「大好きだ」

「面とは向かって言えなくてゴメン、ありがと」

「僕はもう何をどうしてやったらいいかわからんくて……

何をどうしてやったらいいかわからん……

不甲斐ない息子で申し訳ない」

「弱虫な息子でゴメン」

 

花野と一緒に歌ってくれた子守唄、

それが嬉しかったという和子さんに

 

「そんなのいつでも歌ってやっからさぁ……」

「……お母さん……」

 

と、最後に律は「和子さん」ではなく「お母さん」と

和子さんを呼ぶのでした。

 

おわりに

津曲のことなどどうでも良くなるくらいに、

律と和子さんの最後の会話シーンは良かったですね。

泣けます。

 

お母さんと呼んで、感謝も伝えられて良かったです。

 

確かに、親に日頃の感謝など伝える機会なんてないですね。

面と向かって言うなんて恥ずかしすぎて。

 

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