ディスディスブログ

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健人と麗子が急接近。店長なのに鈴愛の居場所がありません - 朝ドラ『半分、青い。』123話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年8月22日放送の123話は和子さんと弥一と律でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第21週「生きたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年8月20日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第21週「生きたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は2008年(平成20年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第20週現在36,37歳と思われます。

森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次とは離婚して、楡野姓に戻りました。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。

一時諦めていた映画監督への道を再び歩み始めるためです。

涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

和子と弥一と律

前回123話では、昔なつかしの女性が梟町を訪れていました。

「小倉瞳(おぐら・ひとみ、演:佐藤江梨子)」です。

バブル期に「ぎふサンバランド」なるテーマパークを建設するため、

東京の会社「青山セントラルリゾート開発」から梟町に派遣された、

ワンレンボディコンだった女性です。

 

宇太郎や菜生の父・五郎、ブッチャーの父・満、

床屋の店主「友永(スマイリーキクチ)」といった男性陣が

元気のない弥一を「喫茶ともしび」に誘いました。

瞳さんが来ているからと。

瞳にはバブル当時のようなワンレンボディコン姿になってもらい、

ミラーボールを飾って、「ランバダ」をかけて……

とはしゃいでます。

 

一方で、萩尾家には貴美香先生や菜生の母・幸子、晴さんが集って、

女子会、大人女子会を開き、女性だけで楽しんでいます。

 

2008年当時に「大人女子会」という言葉はあったでしょうか?

ないような気もします、あったような気もします。

 

晴さんは女子会に料理を持っていく係だったようで、

出かける前、お重に料理を詰めていました。

料理そのものは草太が作ったみたいな会話でしたが、

合作かもしれません。

病気で療養中の和子さんのために、温野菜と豚の煮たものなど、

塩分を使っていない料理をこしらえていました。

 

律は、男は邪魔だと和子さんから追い出されていました。

追い出されたと言っても、両親にはそれぞれ気分転換が必要と、

律自身も理解していて、追い出す・追い出される体で

親子でいちゃついていた感じでしたね。

 

そうやって弥一さんや和子さんのために商店街の皆が集まることは

彼女の人生の終わりがもうすぐそこまで来ていることを感じていて、

繊細な律はもちろん皆がそう感じていることを感じているはずで……

苦しいですね。

 

健人と麗子

先日開店した「センキチカフェ」。

その閉店時間にブッチャーの姉・麗子が訪れていて、

カウンター越しではあるものの、健人と2人きりです。

 

閉店をしたい鈴愛でしたが、麗子との仲を縮めたい健人に睨まれ、

閉店できないでいます。

店長なのに。

 

「Oh my God! Beautiful...」

 

センキチカフェのオープンの日に、麗子に初めて会った健人が

思わず口から漏らした言葉。

麗子はそれが気になって、辞書で調べたそうです。

Beautifulを。

 

Beautifulが美しいとか綺麗とか、そういう意味だとは知っているのですが、

人生で言われたことのない言葉だったので、

実は別の意味があるのではないか、と疑ったみたいです。

 

それを聞いた健人は、改めて

「麗子さんBeautiful、美しい。綺麗です」

「ずっと見ていたい。できれば触れたい」

と言うのです。

 

掌を下にして手を差し出す麗子、その手を下から優しく触れる健人……

 

この2人の恋愛は物語上完全に蛇足とは思いますが、

もう後1ヶ月少々で物語も終わりですから、

出演者たちの幕引きをしていかなければならないのでしょう。

 

岐阜犬の完成

鈴愛は家でコツコツと作っていた、大きなぬいぐるみを完成させました。

 

「岐阜犬(ぎふけん)」です。

菜生が服飾の専門学校に通っていたときに習った立体の縫い物を、

鈴愛に教えたことで作ることができました。

 

岐阜犬の胸部分が開くようになっていて、

(体の中がピンク色なのが微妙にリアルを追求している感)

その中に電話を仕込んでハンズフリー状態にし、

パソコンに繋げてパソコンから話をすると、電話から音が出る。

そういう仕組です。

 

パソコンから話ができるのですから、

和子さんが家からでも仕事ができます。

和子さんに何かあったときも、

声の様子から鈴愛たちが気づくことができるかもしれません。

 

おわりに

今回は、特別な何か感想を持たないというか何か言う必要がないですね。

今週はしんみりとした雰囲気が続きます。

 

律には鈴愛のような自立した、生きる力の強い人の方が合っていそうです。

律も自立していますから、それぞれにやりたいことをやりつつ、

でもお互いに気を遣って支い合える関係、そういう女性の方がという。

清も「より子(演:石橋静河)」もそういうタイプではない印象。

 

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