ディスディスブログ

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鈴愛が親の旅行資金に目をつける!宇太郎が夢と語る漫画『ドンキッコ』ってどんな作品なのでしょう? - 朝ドラ『半分、青い。』114話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年8月11日放送の114話は鈴愛が「つくし食堂 2号店」をやりたいと言い始めました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第19週「泣きたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年8月6日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第19週「泣きたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は2008年(平成20年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第17週現在29歳と思われます。

第16週でしたか、後述する森山涼次と結婚して「森山鈴愛」になり、第17週には「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次とは離婚しました。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もでき、健人はかつての鈴愛の部屋に住み込んで店で働いています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛は結婚をしていたリョウちゃんこと「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」から離婚を切り出され、考え直すよう説得を試みるも涼次の決意は固く、離婚を受け入れました。

涼次は一時諦めていた映画監督への道を再び歩み始めています。

涼次の師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

鈴愛の野望

前回113話の終盤、

ブッチャーから自分の会社「西園寺不動産」で働かないか

との誘いを受けた鈴愛でしたが、

 

「それには及ばん」

「ブッチャーに使われるくらいなら物乞いをする」

 

と速攻で断っていました。

  

「私は人には使われん」

「社長をやる」

 

と鈴愛は続けざまに答え、

 

さらに114話冒頭では

 

「『つくし食堂 2号店』をやる」

 

と言いました。

 

2号店はカフェ

晴さんは開業資金について聞くと、

鈴愛はお母ちゃんが草太のカツ丼で当てたお金を隠し持っとる

と人のお金を当てにしていることがわかりました。

そのお金を貸して欲しい、倍にして返すと。

 

嫌な人間ですね、本当に……

寄越せと言わないだけマシなのかも。

 

2号店と言ってもやりたいのはカフェで、

そこで出すのはカツ丼ではなく祖父ちゃんの

五平餅」です。

 

お祖父ちゃんの五平餅は絶対に美味しい

あの難しい秋風羽織が大好きだったくらいや

自慢や

売れる

もう一回売れる

……と。

 

90歳近い年齢の仙吉さんがこしらえるとなると

身体的な不安が……でしたが、

私がやる、私がお祖父ちゃんの五平餅を引き継ぐ

と鈴愛は言い出しました。

 

高校前にある空き店舗の物件を既にリサーチ済み

高校前なら学校帰りの学生が立ち寄れるので

立地的にも悪くないと宇太郎も話に乗り始めます

 

世界一周旅行の資金

晴さんと宇太郎は実際に貯金を貯めていて、

宇太郎が言うには自分たちも良い年齢だから

そろそろ隠居を考えても良い

ここいらで豪華客船で世界一周をと考えています。

 

晴さんは実際には世界一周は無理だから

オーストラリアとニュージーランドに行って帰ってくる

そういう旅行にするつもりだと白状しました。

およそ2ヶ月の船旅。

 

事情を知った鈴愛、

貯金に手を出すことを諦めます。

 

『ドンキッコ』みたいにするのが夢

オーストラリアと言わず世界一周の船旅に行ってきたらいい

そういって晴さんを後押しするのは草太と仙吉さん

 

しかしそこへ空気を読まない男が一人割って入ってきました

宇太郎です。

 

ドンキッコ(1) (石ノ森章太郎デジタル大全)

宇太郎は一冊の漫画を持ってきました。

それは『ドンキッコ』です。

 

『ドンキッコ』は、石森章太郎(後の石ノ森章太郎)による日本の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメである。

- ドンキッコ - Wikipedia

ドンキッコのWikipediaにはこのように書かれています。

 

私は実は今日までドンキッコを知りませんでした。

1967年9月7日-1968年1月25日にアニメ化もされていたみたいです

私よりずっと前の世代の作品です。

 

宇太郎は夫婦水入らずの旅行のことよりも

高校前に出店するつくし食堂2号店のことで頭がいっぱいです。

宇太郎は2号店の店舗を『ドンキッコ』のようにしたいと言います。

 

ドンキッコは田舎から都会へやって来た自然児。相棒のドンドンとともに放置されているチンチン電車を仮の住まいとしている。

前出のWikipediaにはこのように書かれています。

 

五平餅を電車の中で売ったらどうやろ(ドヤ顔

もちろん電車で売り子をやるってことやあらへん

店構えをな、電車の中みたいにするんや

電車もな、普通の電車やないチンチン電車や

チンチン電車の五平餅や

チンチン電車の中で五平餅が食べられる!

 

話を聞きつけた鈴愛も話に乗ってきます。

それいい、楽しそうや!と。

 

宇「電車やで、夢がある!」

鈴「高校生、そういうアホなの好きや!」

 

晴さんは夫を睨み

仙吉さんと草太は晴さんを思ってか黙っています……

 

そんな重苦しい空気の中、

まるで空気を読めない2人はというと……

 

宇「俺はな、この『ドンキッコ』みたいに電車にするのがゆめやった」

宇「俺はずっとチンチン電車に住みたかった!」

 

どうぞご自由に

そこで遂に晴さんがキレました。

 

「もお……チソチソチソチソうるさいっ!」

 

豪華客船での船旅のパンフレットをぐしゃっと丸めてゴミ箱に押し込み……

 

「わかりました。どうぞご自由に」

「チンチン電車でもジャンボジェットでもやってください」

「私はもう付き合いきれませんので」

「長い間、どうもおせわになりました」

 

ああ……。

 

おわりに

松雪さんにチソチソ言わせたいだけだったのでは?

という。

 

さて、次週は第20週「始めたい!」です。

和子さんと仙吉さん、

どちらかか両方かはわからないですけど

亡くなるかもしれないですね……。

 

そしていよいよ「より子(演:石橋静河)」との対決もありそうで。

 

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