ディスディスブログ

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キムラ緑子さん演じる光江の盛大なコケっぷりは「よしもと新喜劇」でも見られないくらいのレベルみたいです - 朝ドラ『半分、青い。』93話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年7月18日放送の93話は鈴愛とリョウちゃんの新居についてです。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第16週「抱きしめたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年7月16日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第16週「抱きしめたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は1999年(平成11年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第14週現在25歳と思われます。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

1999年秋、第14週途中で鈴愛は漫画家を辞めていて、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」を出ています。

漫画家を辞めた鈴愛は東京某所にある古い風呂なしアパートに住み、100円均一ショップ「大納言(だいなごん)」でアルバイトをして生計を立てています。

かつてのアシスタント仲間の、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは今でも交流があるようです。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」は……?

 

大納言の雇われ店長は「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」、オーナーは藤村三姉妹です。

三姉妹は次女「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」と三女「藤村麦(ふじむら・むぎ、演:麻生祐未9」と末っ子「藤村めあり(ふじむら・めあり、演:須藤理彩)」。

大納言は100均になる前はオーダーメイドの帽子屋で、光江は帽子教室「3月うさぎ」を開いていて、麦は野鳥オタク、めありは不明です。

 

三姉妹の甥が、リョウちゃんこと「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」、漫画家「鈴愛スズメ」の大ファンでもあります。

涼次が師事しているのが映画会社「クールフラット」の代表で映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」です。

15週でリョウちゃんが鈴愛にプロポーズし、鈴愛もそれを受け入れ2人は結婚することになりました。

 

斑目からのある通達

前回92話で「斑目賢治(まだらめ・けんじ、演:矢島健一)」なる人物が登場していました。

斑目は元住吉祥平が監督を務める「追憶のかたつむり2」のエグゼクティブプレミアムプロデューサーです。

前回斑目は監督である祥平ではなくリョウちゃんの携帯電話に電話をかけてきて、不味いことになったから会いたいんだけど会える日はあるかと言ってきました。

 

今回、斑目が祥平とリョウちゃんが同居する部屋を訪れ、2人が会っていました。

祥平は映画のロケハンで外出中。

話の内容は映画の主力出資会社が経営難に陥ったため、映画への出資を取りやめると言っていた、ということのようです。

 

斑目は自ら祥平に電話をかけず、リョウちゃんにそのことを伝えさせようとしています。

それはプロデューサーとしての仕事じゃないのかとリョウちゃんからツッコまれ、斑目はその通り電話をかけようとします。

これは端から電話をかけるつもりではなく、リョウちゃんが止めるとわかってやっているようでした。

案の定、リョウちゃんは今祥平は映画に力を入れているところだから言わないであげて、と相反することを言って止めていました。

リョウちゃんは、映画製作の活動を続けるのに最低いくらほどの資金が必要なのか、それを斑目に尋ねます。

斑目は何と言ったか……はわかりません。

 

 

西暦2000年

暦と数の話―グールド教授の2000年問題

斑目の台詞から、93話時点で既に時代は1999年から2000年になっていることがわかりました。

劇中で既に語られていたのだとしたら私の見落としです。

申し訳ありません。

 

2000年は20世紀最後の年。

「2000年問題」も終わっています。

 

新しく見つけた物件とは?

鈴愛の携帯に電話がかかってきました。

夫のリョウちゃんからです。

リョウちゃんからは、2人で引っ越すことに決めていた物件ではない、別の良物件を見つけたからそこにしないか、という電話でした。

家は大納言から近く、庭もあり、家賃も決めていたものより安価な様子。

いかにも怪しい話ですが、鈴愛はリョウちゃんが決めたものなら良いよと、物件も見ずに彼を信頼して決定しています。

 

2人で行った先は……トタン(塗炭)の屋根や外壁のボロ屋でした。

昭和感というか戦後感のあるバラックのような平屋の建物です。

 

しかも藤村の家の敷地内でした。

オフィス・ティンカーベルの敷地内にある秋風ハウス、それと同じノリ。

 

新居に備え付けられていた呼び出しブザーが鳴ったので2人で大家さん、つまり藤村の家に向かうと、次女の光江さんが待っていました。

下部に金箔が張られた障子、日本画が描かれた金の襖、10畳はあろうかという豪華な客間です。

お茶の道具まで揃えられています。

 

光江さんとしては、叔母として育ての親として、リョウちゃんの妻、鈴愛に威厳を見せつけてやろうとしたようです。

しかし、以外なことに鈴愛は、入室するときに畳の縁は踏まず、お茶も正しい作法で飲み、足を崩してと言っても私は結構と断り、一切の隙を見せませんでした。

いや私は作法など全くわからないので鈴愛の作法が合っているかはわからないですが、芝居の流れ的に作法どおりだったのでしょう。

初対面でガツンとやってやろうとしたのに、スルッと抜けられてしまった光江さん。

 

しかし、そこは鈴愛。

彼女は大家さんをリョウちゃんの叔母とは気づかずに、どこかでお会いしたことがありませんか、見覚えがあってなどと言ってしまうのです。

光江たち三姉妹は森山家の側で結婚式に出席していたのに、親代わりなのに忘れているどころか、気がついていないという失態を犯してしまいました。

 

リョウちゃんに指摘され、慌てて謝る鈴愛。

結婚式では緊張していて、たくさん親戚を紹介されたけど覚えきれなかったと正直に白状しています。

それを聞いた光江さん、「ちょっとお水を」と言って席を立とうとすると……足がしびれたのでしょう、大々的にコケていました。

普段はお茶を点てることなどないみたいで、慣れていないことをしたから、という。

 

おわりに

斑目が映画のことをリョウちゃんに話す理由がいまいちわからなかったです。

以前、リョウちゃんは結婚資金として光江さんから預金通帳を手渡されていて、そのお金を映画に使ってしまった、ということはわかります。

しかし、映画製作の存続が危ぶまれる事態なのですから、斑目たち映画会社と監督とスポンサーの三者協議がなされるべき状況です。

助監督のリョウちゃんごときと言ってはあれですが、彼にどうにかなる問題ではないのではないかと思うのですよね。

リョウちゃんが言っていたように、監督に伝えることがプロデューサーの仕事です。

祥平やリョウちゃんが続けたいなら、今の映画会社との縁を切った上で自分たちで別の会社なりにスポンサーに売り込みをかける、そうするのが手順かなと。

斑目が祥平と関わり続けたいからリョウちゃんに頼ったとするなら、リョウちゃんに頼ってまで関係を続けたい理由があるはずで、それは何かという点が気になります。

今後明らかになるのでしょうか?

 

それと、鈴愛が光江さんを知らないというのも無理がありすぎます。

結納など両家が顔を合わせる機会は結婚式の前から少なくとも数回はあるはずです。

光江さんはリョウちゃんの親代わりで育ててきた人ですから、結婚が決まった時点で挨拶をすべき相手であるはず。

三姉妹、中でも次女の光江さんは鈴愛にとっては真っ先に覚えるべき人で、覚えるつもりがなくても覚えてしまうレベルでしょう。

さすがにこれはないです。

 

しかしキムラ緑子さんのコケっぷりは大げさ過ぎるくらいに大げさでしたね。

私は嫌いではないですけど、ないわぁと思う方も少なからずいらっしゃることでしょう。

NHK『あさイチ』の朝ドラ受けトークで、「博多華丸・大吉」さんが、よしもと新喜劇でも見られないくらいのコケっぷりだとか何とか仰っていました。

私はよしもと新喜劇をほぼ見たことがないのですが、そうみたいです。

 

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