毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。
2018年6月28日の放送は第12話「相互再帰のマザーグース」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』
【第12話】「相互再帰のマザーグース」WEB予告も公開しました。
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年6月25日
ラボに襲撃を受けて以来、かがりの身の回りには異変は起きていない。
だが、その記憶はまだ戻らぬままだった――
今週もどうぞお見逃しなく!#シュタゲゼロhttps://t.co/OOF6UCLM7t
アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年6月28日の放送は第12話「相互再帰のマザーグース」でした。
マザー・グース (Mother Goose) は、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称。イギリス発祥のものが多いが、アメリカ合衆国発祥のものもあり、著名な童謡は特に17世紀の大英帝国の植民地化政策によって世界中に広まっている[1]。
マザー・グースのWikipediaにはこのように書かれています。
私はマザーグースを全然しらないんですよねぇ。
12話「相互再帰のマザーグース」
【放送情報】本日より第12話「相互再帰のマザーグース」が放送!#シュタゲゼロ
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年6月27日
AbemaTV 25:00~
TOKYO MX 25:35~
KBS京都 25:35~
サンテレビ 26:00~
テレビ愛知 26:40~⚠️
TVQ九州放送 26:40~⚠️
とちぎテレビ 23:00~第11話放送
※一部放送時間が変更になってます。ご注意ください! pic.twitter.com/mvXqVQMRT9
今回は箸休め的な回だったでしょうか。
前回11話で、人工知能AI「アマデウス」の開発者の一人、ヴィクトルコンドリア大「アレクシス・レスキネン」教授と、彼の部下「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」がアメリカに帰っていました。
同大学精神生理学研究所「ジュディ・レイエス」教授も同時期に帰国。
レスキネン等が開発した人工知能AI「アマデウス」は、本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」のスマホからアンインストールされています。
アマデウスの「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」とも一旦お別れ。
また、紅莉栖の遺品であるノートパソコンは、何者かにより破壊されてしまいました。
【放送情報】AbemaTVにて第12話ご覧いただいた皆様、ありがとうございました!
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年6月27日
そして、まもなく25:35~TOKYO MXでも第12話の放送が開始します。
穏やかにラボの空気になじみ始めた椎名かがり。今回は彼女の記憶にまつわるお話です。KBS京都の時間帯はずれてます!ご注意ください。 #シュタゲゼロ pic.twitter.com/EDttTNd7g5
以前、7話くらいに、岡部たちのいる「未来ガジェット研究所」のラボが襲撃されました。
それ以来、ラボメンの「椎名まゆり(しいな・まゆり)」の未来の娘「椎名かがり(しいな・かがり)」の話が中心になりました。
かがりの記憶がよみがえる
今回最も大きな出来事は「かがり」の記憶が蘇ったことです。
「まゆり」が祖母の……でしたっけ、墓にお参りをしました。
岡部と「かがり」も一緒に。
【放送情報】まもなく26:40~サンテレビ、テレビ愛知とTVQ九州放送での放送が開始になります。
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年6月27日
どの放送局もいつもの放送時間とは異なっております。十分にご注意ください!#シュタゲゼロ pic.twitter.com/0QtX6FVo7Z
墓参りの帰りに雨に降られ、町中にあるたばこ屋の軒下に雨宿りをします。
そのときにたばこ屋の人が聴いていたラジオから、クラシック音楽が流れてきました。
「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」の「K620」、「魔笛」なのでしょうか?
かつて襲撃者が「かがり」のことを「K6205」と呼んでいましたね。
クラシック音楽を聴いた瞬間に、「かがり」が目の光を失ったような状態になりました。
おそらくこれは「洗脳」のスイッチが入った状態なのでしょう。
「ここは……?」
と、彼女の心の声なのでしょうか、それとも小さくつぶやいたのでしょうか、そう言います。
それと同時に場面転換が起こり(「かがり」の心の中の世界?)、霧がかかったような町中を、病院に入院したときに着るパジャマのような格好をした「かがり」がさまよい歩いています。
「ママ……」
と「まゆり」を呼ぶ「かがり」。
踏切で歩を止めては、雨が降っている空を見上げています。
現実では、雨が降っているにもかかわらず、憑かれたように「かがり」が道路へと飛び出してしまいます。
そこへトラックが通りかかり、危うく轢かれそうに。
岡部が飛びついて「かがり」を助けていました。
またもやパジャマを着た「かがり」が、森の中で前を歩く「まゆり」を走って追っています。
「まゆり」が気が付き、「かがり」の方へ振り向いたところで彼女の夢が覚めました。
病院のベッドで目を覚ます「かがり」。
おそらく岡部たちが119番通報しかた運んだかしたのでしょう。
目を覚まし上体を起こした「かがり」に、「まゆり」が気づいて安堵し、笑顔で話しかけます。
そんな「まゆり」を見た「かがり」は目に涙を溜めながら……
「ママ……ママー!!」
「会いたかったよぉ……」
……と言いながら抱きついたのです。
「まゆり」は事情を知りませんから、戸惑いながら「まゆしぃはママじゃないよ」と答えます。
「ううん。ママはママだよ。私の大好きなママ。
「まゆりママ……」
「やっと会えた……やっと……」
そう「かがり」は言っていました。
その様子を見ていた岡部は「かがり」の記憶が戻ったと感じています。
「大丈夫。もう大丈夫だからね」
と言って「かがり」を抱きしめる「まゆり」でした……。
Cパートが不穏
Cパート。
「かがり」が入院した病院の外と思いますが、白いワゴン車が1台止まっています。
その車の搭乗者と思いますが、男の声でどこかに通信を行っている様子が映し出されました。
「逃亡中の『Kのシックス・ツー・ゼロ・ファイブ』、椎名かがり、発見しました」
というところで12話が終わっていました。
「DURPA(ダーパ)」か「ストラトフォー」の手の者でしょうね、奴らは。
今は物理的に「かがり」を守れる人間がいません。
「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」も「天王寺裕吾(てんのうじ・ゆうご)」もいないですから……非常に危険。
「歌」は誰が歌っていた?
【放送情報】サンテレビ、テレビ愛知、TVQ九州放送での第12話の放送も終了しました。かがりはようやく「ママ」の記憶を取り戻すことができました。今後の彼女たちを、これからもぜひ見守ってください!#シュタゲゼロ pic.twitter.com/ITZxU3FiXi
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年6月27日
前後しますが、Aパートから「ある曲」が誰が歌っていたものかを、皆で探っていました。
これは物語の本筋からは離れているエピソードと思います。たぶん。
「探し物ひとつ 星の笑う声」
というフレーズです。
歌は「風に〜」と続くようです。
「かがり」が子供の頃、法的に親になったばかりの「まゆり」が歌っていた曲のワンフレーズのようです。
「かがり」の子供の頃というと、2011年(でしっけ)から見ると未来の話。
記憶が戻る前の「かがり」が奥底に眠っている記憶にあったようです。
しかし、2011年現在も「まゆり」は同じ曲を歌っていました。
「かがり」が「まゆり」の歌うその曲に反応します。
「その歌、知っている……昔どこかで……どこかで……」と。
そう言った直後に倒れてしまいました。
岡部たちはその曲が「かがり」の記憶を取り戻す手がかりになるかもしれない、と調べることにしました。
「まゆり」にその曲について聞くと、「まゆり」は鈴羽が歌っていてそれを覚えたと言います。
カレーライスの大食い大会に出場し優勝した(3連覇?)鈴羽に聞くと、彼女は「か……由季さんが歌ってたんだよ」と言いました。
「か」と言ったのは「母さん」と言おうとしたのですね。
「阿万音由季(あまね・ゆき)」は鈴羽の未来の母。
鈴羽は未来で母から聴いて覚えていたみたいです。
【放送情報】TOKYO MXにて第12話、放送終了しました。まゆりとかがり、ダルと由季と鈴羽、家族の絆を感じる第12話でした。来週もどうぞよろしくお願いします!#シュタゲゼロ pic.twitter.com/O1gIPMsq9l
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年6月27日
鈴羽の未来の父「橋田至(はしだ・いたる)」とデート(!)をしていた由季に曲について話を聞きます。
何でも由季は「お菓子教室」のお手伝いをしているそうで、そこに通っている生徒の女性がいつも歌っているから覚えたと言いました。
由季にその女性に電話をしてもらい、女性と繋がったので岡部が由季と代わって、曲について聞こうとしました。
すると、その女性は「その声、もしかして倫太郎?」と岡部にいってきました。
そう、その女性は岡部の母親だったのです。
「あんたよ!」
「だから、あんたが歌っていたの!」
「ほら、あんたが中学生の頃、まゆりちゃんがふさぎ込んじゃった時期があったでしょう?」
(略)
「とにかく! あの頃にあんたがお風呂に入るたび歌ってたのよ」
そもそもは岡部が発端だったのですね。
「岡部→岡部母→由季→鈴羽→まゆり→かがり」ですか。
岡部は子供の頃にそのような歌を歌っていた記憶がないみたいです。
おそらくそれは、中学生の頃と今とで世界線が異なることが影響しているのでしょう。
岡部は「リーディング・シュタイナー」を持っているが故に、そういう部分で記憶がリンクしていないことがあるのではないかと思われます。
曲が物語上重要なアイテムかどうか……今の段階ではわかりません。
ここで袋小路に迷い込んでしまい、曲は何なのかについての捜索は一旦終了していました。
作中、続けて「かがり」が記憶を取り戻す流れになっていきます。
『星の奏でる歌』
12話のEDが特殊で、この曲が流れていました。
クレジットに曲タイトルが書かれていて……
『星の奏でる歌』
……とありました。
- 『星の奏でる歌』
- 歌:椎名まゆり(CV.花澤香菜)
- 椎名かがり(CV.潘めぐみ)
- 作詞:佐々木恵梨
- 作曲:MANYO
- 編曲:流歌 / MANYO
クレジットに表示されていた歌と作詞作曲編曲です。
おわりに
「かがり」は12話終盤で記憶を取り戻したようですから、曲がオリジナルが何なのかを探る必要はもはやないのかもしれません。
ただシュタゲのことですから、何かに絡めてくる可能性も否定できず、心に留めておこうかなと思っています。
Cパートに不穏な気配を漂わせて終わっていたので、次回は「かがり」が連れ去られる的な事件が起こってしまうような気がします。怖い。
ダーパかストラトフォーに「かがり」が連れ去られたら、「かがり」は洗脳されて……どうするのでしょうか?
原作ゲーム未プレイなこともあって、その辺がいまいち理解できていないのです。