NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年6月25日放送の73話は律が鈴愛にプロポーズ!!でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第13週「仕事が欲しい!」
2018年6月25日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第13週「仕事が欲しい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は東京、時代は1992年(平成4年)から1995年(平成7年)に進んでいます。
本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。
鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第13週現在25歳です。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。
鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
1995年現在、鈴愛は東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」の敷地内にある「秋風ハウス」に住んでいて、その一部を改装し仕事場にもなっています。
この時点で秋風のアシスタントはしていない様子。
かつてのアシスタント仲間の一人、ボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」は、ティンカーベルを出て行き、『女光源氏によろしく』でコウダンカン出版からデビューし、それがヒットしたことで映画化をまでしている売れっ子です。
もう一人のアシスタント仲間のユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」は結婚して漫画の世界から足を洗いました。
ティンカーベルには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」がいます。
律は、1990年に鈴愛と別れをして以来、一度も会っていませんでしたが……?
律は上京直後に住んでいたマンションで、同じ大学に通う「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」と知り合い、また「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」と付き合っていました。
夏虫駅での5年ぶりの再会
前回72話では、鈴愛の地元、岐阜の東美濃、梟町「梟商店街」にある岡田医院の院長、貴美香先生が還暦を迎えることで、盛大にお祝いのパーティーを開くことになりました。
律も菜生もブッチャーも出席していたようですけど、鈴愛は着ていく予定だった「レダハー」のワンピース?ドレス?を弟の草太に洗濯をされ+乾燥機にかけられ、着ていく洋服がなくなってしまい、出席しませんでした。
仕方なく、「おしゃれ木田原」で1,980円で買った晴子さんの「アッパッパ」と「つっかけ(=サンダル?)」を借りてパーティー終了後に会場へ向かい、貴美香先生に挨拶し、そこで律も来ていたことを聞かされました。
「夏虫駅」に、菜生が運転する自動車で連れて行ってもらい、駅のホームへ着くと律が向かいのホームで電車に乗ろうとしたところでした。
鈴愛は「律!」と声をかけましたが声が届いていないと思ったのか、バッグから「マグマ大使の笛」を取り出して吹くと律に聞こえたようで、彼は電車には乗らず跨線橋を渡って鈴愛のいる反対のホームまで来てくれました。
アッパッパとは?
アッパッパ(up a parts)は女性用の衣服の一つ。夏用の衣服として着られる、サッカー生地など木綿製のワンピースである。簡易服、または清涼服などとも呼ばれる。
(略)
大きめでゆったりとしたデザインが特徴。1920年代から1930年代にかけて流行した。
アッパッパのWikipediaにはこのように書かれています。
ゆったりとしたワンピースのこと。
記事作成時点で平日の16:20から1日2話ずつ放送されている朝ドラ『カーネーション』でも、このアッパッパは登場していましたね。
ヒロインの糸子男性用のアッパッパを作って売っていたと思います。
私はアッパッパという単語を使った経験も聞いた経験もなく、朝ドラなどでしか見聞きしないです。
ツッカケとはサンダルと同じ意味で良いでしょうか?
つま先がカバーされていないタイプの、いわゆる「便所サンダル」的なサンダルのイメージが私の中にはあります。
こちらも私は使ったことがない単語ですね。方言?
律の就職
律は就職が決まったそうです。
大阪にある「ヒシマツ電気」の中央研究所で、ロボットを作ると言っていました。
大阪というと元ネタは「パナソニック」か「シャープ」でしょうか?
律は清と続いているのか?別れているのか?
2人は5年ぶりの再会を喜び、次の電車まで、20分と言っていましたか、旧交を温めます。
とは言っても基本的に、鈴愛が突拍子もないことを言ったり突拍子もない行動をしたりして、それを律が冷静に受ける、その構図自体は全く変わっていません。
ていうか岐阜の田舎駅でも20分毎に電車が来るのですね?
人がいなさそうな駅でしたから、1時間に1本か2本ほどかと思ったので、意外に本数が多く感じました。
気になるのは1点、律が清と付き合っているのか?です。
これはブッチャーと菜生の会話で明らかになっていました。
菜生「清さんとは? 別れた?」
ブッチャー「うん。3年くらいしか持たんかったんやない?」
菜生「そうか。その後は?」
ブッチャー「いやぁ、誰もおらんじゃないの? 聞いとらん」
菜生「ふ〜ん(笑顔)」
という会話でした。
律はこの時点で鈴愛に清のことを話していなかったはずで、つまり鈴愛はまだ知らない、この点が次回の鍵になりそうですね。
結婚しないか?
律と鈴愛は電車が来るまでの時間つぶしで跨線橋の階段で「グリコ」をしていました。
橋の上には、2人のバッグと、律たちのチームがロボット工学で賞を受賞したことを伝えている雑誌と、そこに栞として挟んだ短冊があります。
その短冊は別れた5年前の正月に、鈴愛が願いを書いたもの。
「リツがロボットを発明しますように!!」
それは律の夢であると同時に鈴愛の夢でもありました。
ふと強い風が吹き、雑誌のページが風でめくれて、短冊が宙に飛んでしまいました。
それを追いかけようと階段を上ろうとする鈴愛でしたが、段を踏み外しそうになります。
そんな鈴愛を後ろから支えてやる律、横に並んだ鈴愛に突然……
「鈴愛……結婚しないか?」
……と言いました。
いきなりのプロポーズ……ここで73話が終わりました。
おわりに
NHK『あさイチ』の朝ドラ受けトークでも、出演者3人がこの唐突なプロポーズに戸惑っていましたね。
いや、私もいきなりプロポーズをするとは思わなかったので驚きました。
律の5年間が全く描かれていない状態ですから、視聴者にとってもなんだコレ感が半端ないですが。
清は何のために登場させたのかって話にもなりませんか?
高校のときに出会って、運命の人だとか何とか盛り上げて、再会して付き合って、鈴愛と大喧嘩して……。
その結果、3年付き合っていたけど別れたとだけ言われても、という。
う〜ん、明日以降でこの辺りのことも詳しく話をするのでしょう。たぶん。
清とのことがクリアにならない限り、鈴愛は動けないと思いますから、鈴愛が律に聞くか律から話すかしないと。
ていうか菜生とブッチャーが付き合いそうでしたね。
良い雰囲気でした。