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局面は宇宙へ!叫竜はヒロたち人間の真の敵ではありませんでした - アニメ『ダーリンインザフランキス』20話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年6月9日の放送は第20話「新しい世界」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年6月9日の放送は第20話「新しい世界」でした。

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされて、12話のOPではシャッフル後のものが反映されています。

しばらく(誰かが戦死するまで?)はこのままのパートナーで行くみたいです。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。

 

「9's(ナインズ)」

APE直属の親衛隊「9's(ナインズ)」。パパの手先?

「9'α(ナインアルファ)」と「9'β(ナインベータ)」「9'γ(ナインガンマ)」「9'δ(ナインデルタ)」「9'ε(ナインイプシロン)」「9'ζ(ナインゼータ)」のようです。 

ゼロツーもかつて9'sに所属していて、そのときのコードネームは「9'ι(ナインイオタ)」です。

 

叫竜の姫

「叫竜の姫」はコードナンバー「001」です。

赤鬼のような、ゼロツーと対になる青鬼のような存在でしょうか?

 

20話「新しい世界」

ここまでの最大の作戦だった「グランクレバス」奪取作戦にて、人間たちはグランクレバスを手中に収めました。

どうしてパパたちがグランクレバスを手に入れたかったのかというと、最下層には叫竜の超巨大兵器「スターエンティティ」があるから。

人間がスターエンティティを起動させることで叫竜との戦いも終わる、らしいです。

 

人間によるスターエンティティ起動を阻止しようと「叫竜の姫」こと001が叫竜を率いてグランクレバスへと押し寄せてきました。

 

13部隊や「9's」たちフランクス隊がこれを迎撃する中で、パパ(ラマルク・クラブ賢人)はヒロとゼロツーに別の任務を与えていました。

 

スターエンティティとは何か?

スターエンティティの「エンティティ (Entity) 」の意味は、「本体」とか「本質」とか「実体」とか、そういう意味です。

スターエンティティとは、直訳すれば「星の本体」ですね。

 

ナナが別人に?

13部隊に作戦の指示をしていたのは、ナナでした。

ナナでしたが、かつてのナナとは全くの別人の女性でした。

コードNo.007は幾人も用意されていて、一人に不具合が起こると別のナナに出番がやって来る、そういうことみたいです。

以前のナナはどうなったかはわからないものの、フランクス博士はハチにナナはどうしているかと聞いていたことから、生存はしている模様。

元ナナの呼称がナナではなくなっている可能性は十分あります。

 

大槍の存在

フランクス博士とハチの会話に、「大槍」の存在が出てきました。

フリングホルニ」と言っていましたか。

以前も少しその名前が出てきたように記憶しています。

しかしフリングホルニというとノアの方舟的な大きな船を想像しますが??

別々の存在のことを話していたのかもしれません。

 

博士「叫竜のコアより造りし大槍、あんなものが果たして必要あったのか」

博士「あまりにも過剰過ぎる。何より美しくない」

ハチ「人類が勝つために必要なのでしょう」

 

まるで「ロンギヌスの槍」ですね。

グランクレバスがジオフロントで、スターエンティティがセントラルドグマやターミナルドグマ、大槍がロンギヌスの槍……エv(ry

底に眠っているのはアダムかリリスか。

 

ココロに妊娠の兆候

作戦を前に、ココロが吐き気をもよおしていました。

これは「つわり」、つまり妊娠をしている証でしょう。

やはりココロはオトナたちに記憶を消されても、お腹の子どもはそのままだったようですね。

ココロ本人はその記憶がないでしょうし、ミクたち仲間も妊娠の知識がないコドモですから、どうしてココロの体調が良くないのかがわかっていませんでした。

 

ミツルとココロの記憶が揺り動かされる

作戦中、ミツルがココロをコードナンバーではなくあだ名の「ココロ」と呼んだとき、ココロがミツルを「ミツル」と呼んだとき、2人に頭痛が走っていました。

以前、記憶は消去したとありましたが、こういう描写を見るに記憶の消去ではなく何もなかった記憶に上書きされたと捉えた方が合っていそうです。

2人があれしたりそれしたりした記憶は、奥底に追いやられているだけで無くなってはいないと。

 

叫竜の姫と叫竜人

グランクレバス最下層にて、ヒロとゼロツーがストレリチアに乗りスターエンティティ起動のため待機していると、そこにコードNo.001、「叫竜の姫」がやって来ました。

 

「我らが子を好きにはさせぬ」

 

最下層にはフランクス博士もいて、ストレリチアには作戦準備を進めさせ、自分がまず叫竜の姫と対峙していました。

 

「しかし、お前には動かせん。お前には番(つがい)がいないからな」

「今や、地上に存在する叫竜人はお前ただ一人。だからあれはこの私が動かす」

「お前と会ったあのときから私はそれだけを夢見て研究に打ち込んできた」

 

……とフランクス博士が言います。

 

「妾には番など不要。だがせっかくだ、あるものを使わせてもらおう」

 

……と、叫竜の姫が言い、ストレリチアの元へ向かいます。

ストレリチアに襲いかかり、ストレリチアの機能を止め、コクピットからゼロツーを引きずり下ろして、ヒロとキスをして……!

するとストレリチアが叫竜バージョンへと変化し、大槍を携えスターエンティティへと向かいました。

 

ゼロツーの血が赤い

姫から傷を負わされたゼロツーは、赤い血を流していました。

回想シーンの、幼少期のゼロツーは青い血だった気がするのですが……。

 

侵略者とは誰か?

そのとき叫竜の姫は……

 

「人間に造られし『紛い物』よ」

侵略者に利用されていることも知らぬ複製よ」

「お前を我が子に乗せる訳にはいかぬ」

 

……と言っていました。

紛い物はゼロツーのこと、侵略者はパパたちラマルク・クラブ賢人のこと、我が子はストレリチアのことと受け取れます。

 

どうして叫竜の姫がストレリチアを動かせるのか?

どうして叫竜の姫がストレリチアを動かすことができるのか?

「これは本来、我らの同胞

と姫はヒロに言っていました。

 

姫「この星の地の底を流れる我らの絆を奪い続ける無知なる者共よ」

これは人間が得ている「マグマエネルギー」のことでしょう。

 

博士「叫竜の死骸を調べた結果、ある時期を境に奴らは2つの形態にその姿を変化させてきたことがわかった」

博士「一つは己の身を大地に還しエネルギーへと変質させた者」

 

姫「人間は、そのような身勝手な考えによって、今度は我が子(スターエンティティ?)すらも奪い取ろうとしている。それを見過ごすことは断じてできぬ」

姫「この子こそが我らの絆が生み出した結晶体なのだから」

 

博士「(もう一つの形態とは)そのエネルギーを享受し、その体を進化させた、気が遠くなるような年月をかけ、他の個と交わることなどによって、やがてその知性さえも失った(叫竜?)」

博士「(叫竜とは)叫竜人が造り出した生体兵器」

博士「叫竜は雌雄2体の叫竜人からできている。雌の魂はその兵器へと繋がり、雄の魂は操縦席であるコアへと宿っていった」

まるでフランクス。

博士「(フランクスが)叫竜のシステムを流用しているにすぎん。叫竜を遺伝子的に親しい人間が使えるようにしたもの、それこそがフランクスなのだ」

 

フランクスや叫竜の正体が徐々にわかってきました。

ヒロたちは叫竜に乗って叫竜と戦っていた。いわば同士討ちをさせられていた?

以前、倒した叫竜のコアから人間のような形状の塊が出てきたことがありました。

 

真の敵「VIRM」

姫はヒロとストレリチアとで、スターエンティティへとたどり着き……

 

「さあ目覚めよ。奴らはすぐそこまで迫っている」

 

姫はそう言い、起動させました。

と同時に地下から地表へ、大砲のような形状をした叫竜が多数出現し、宇宙に向かって砲弾を撃ちます。

ストレリチアも覚醒した姿?巨大なクモのような姿をして、地表に姿を現しました。

 

他方、このとき「ラマルク・クラブ賢人」、要するにパパたちのうち2体がこう言いました。

 

A「このような結果は望んでいなかったが、止むを得まい」

B「本来はフリングホルニとともに宇宙へ戦士として連れて行くつもりだったのだが」

A「手に入らぬのならこの星ごと壊すまで」

A「そして我らも本来の役割に戻るとしよう」

 

宇宙から何かが地球に迫ってきました。

先ほどの叫竜の大砲はこの何者かに撃っています。

 

その何者も、地球へと何かを放射して、地表へと達したときに、叫竜のような個体を多数放っています。

 

「太古の時代、遠い宇宙から現れたこの侵略者と、我とは戦いこれを退けた」

「そして我らは地に潜り、侵略者の再来に備えていたのだ」

 

「あれこそ我の真の敵にして侵略者『VIRM(ヴィルム)』!!」

 

画面には宇宙に宇宙戦艦的な艦が映っていて、「『VIRM』斥候艦隊」と書かれていました。

斥候(せっこう)とは偵察みたいなものでしょうか。敵情視察的な。

 真の敵、侵略者がこのタイミングで登場しました。

 

「滅びよ。この星はお前たちには渡さん」

姫がそう言って叫竜ver.ストレリチアからビームが放たれ、そのVIRM斥候艦隊1隻は撃沈します。

 

しかしその直後、ストレリチアと姫の様子がおかしくなります。

 

「おのれ、VIRMめ……我らが子に何をしたっ!」

 

そう言う姫に対し、答えるようにしてラマルク・クラブ賢人 の2体が次のように言いました。

 

「これはVIRMの意思である」

 

そういうと、2体は仮面と衣装を外して、オーラのような1つの存在になり……

 

A「スターエンティティが宇宙の秩序を脅かす、いわば『生命の塊』」

B「故に叫竜の姫がインプラントした場合には、爆弾と化すコードを仕掛けた」

A「賽は投げられたのだ」

B「この星は」

A「跡形もなく」

AB「吹き飛ぶことになる」

 

……だそうです。

 

ストレリチアは大きな塊となっていきます。

その内部では、紫色の触手のような木の根のようなものが、ヒロと姫の身体を侵食していきます。

 

A「この都市(星?)に生きる者全てを我らは飲み込む」

B「永遠の楽園へとお前たちを誘おう」

 

AとBの2体の他のラマルク・クラブ賢人は事情を全く知らないような様子でした。

こうなるとむしろ2体の他の賢人たちは何者なのかが気になりますね。

 

つまりどういうこと?

というところで20話が終わりました。

 

つまりどういうことかと言いますと……

姫を筆頭とした「叫竜人」たちは、宇宙からの侵略者ヴィルムから地球を守っていた存在だったのですね。 

いつ来るかわからない次のヴィルム襲来のために、マグマエネルギーを地下に蓄えていたし、叫竜も備えていた。

でもそれと知らずにヒロたちは、人類の栄華のためにそれらを奪い取っていた。

と言いますか、栄華のためというのは名目で、実際は栄華のためでもなく、パパ(ヴィルム)による侵略の一部だったのですが。

で、人間に奪われたエネルギーを奪い返すために叫竜は人間たちの都市を襲っていた、実は人間が叫竜人の邪魔をしていた、そういうことです。

 

私の解釈が正しいかは自信がないので鵜呑みにはなさらないでください。

 

おわりに

敵だと思っていた叫竜は本当は味方で、真の敵はパパたちのうち2体を始めとするヴィルムだったということでしょうかね。

本当の敵は獣人ではなくアンチスパイラルだったと(グレンラガン)。

 

グレンラガンと同じTRIGGERの作品であれば、最終的には宇宙に行くというのは既定路線だったのかもしれません。

 

もう最終回までそれほど話数はないと思いますけど、ここへ来てそんな大層な敵を登場させてしまって、綺麗に終わらせられるのかと少々心配になってきますが……。

どうなるでしょうか。 

 

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