ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

律に「お前はもうフラレている」と言われた鈴愛、ホラーは苦手だけど刑務所や拷問好きだと判明しました - 朝ドラ『半分、青い。』19話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年4月23日放送の19話で、鈴愛の人生初デートが……。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

スポンサーリンク

 

『半分、青い。』第4週「夢見たい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年4月23日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第4週「夢見たい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という、おそらく実在しない町です。

時代は1989年(平成元年)です。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第4週現在18歳、高校3年生。

鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街の「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が鈴愛の年子の弟「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」、祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」です。

1980年時点で廉子さんは既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」です。

律の実家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」等がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家はふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

鈴愛が暴れるので「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」もちょいちょい登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

高校では鈴愛も律も菜生もブッチャーも、皆同じ高校に通っています。

 

 

鈴愛の人生初デート

16話終盤に鈴愛は進学校・西高校に通っている「小林(演:森優作)」くんと出会い、17話でデートに誘われ、それを受けています。

 

www.meijimura.com

 

 

愛知県犬山市にある(らしい)「明治村」でのデート当日。

おめかしをして出かけた鈴愛、現地集合のようで明治村で待ち合わせをしていました。

現れた小林くんは……おめかしをしているのでしょう、黄色い地色に緑と赤のチェック柄をした半袖シャツを、スラックス系のパンツにインさせ、バッグを肩掛け、カメラを首から吊るす……89年当時でもお世辞にもオシャレとは言えない格好をしていました。

が、当時の高校生ならそんなものでしょうか。いや……どうなのでしょう。

小林くんは新聞部らしく、カメラは取材のためでもあるのでしょうか。

明治村デートが始まって早々に、鈴愛は左耳が聞こえないからと説明して、小林くんの左側を歩くようにしていました。

それを聞いた小林くんは「キョロキョロしてるの可愛らしいなぁ」と言ったり「僕、守りますんで。楡野さんの、いや、鈴愛さんの左耳になります」と言ったり、初デート、初彼女(?)とあって、張り切っていました。

がしかし、鈴愛がレストランであの大きな「付け耳」を付けて会話をしたり、自ら考えた拷問を美術部ならではの描画スキルで図解で説明したり、「鈴愛慣れ」をしている律や菜生、ブッチャーならいざ知らず、鈴愛のことをほぼ何も知らない小林くんに対してぶっ飛ばし過ぎてしまい……

……デートの後に、小林くんから連絡が来なくなってしまいました……。

 

 

鈴愛の拷問好き設定

今回、鈴愛が拷問好きである設定が飛び出しましたが、これまでありましたっけ? おそらく一度も紹介されていなかったと思います。

明治村の金沢監獄といっていたでしょうか、そこが大好きらしいんですね。

 

「ええ、はい。世界の拷問器具とか目がないんです」

「私一つ良い拷問の方法考えたんですけど、聞いてもらっていいですか?」

「描いた方がわかりやすい!描きますね」

 

と早口でまくしたてていました。

それを受けて小林くんは完全に引いてしまったようでした……。

 

ちなみに鈴愛は刑務所や拷問は好きですけど、ホラーは苦手だそうです。

 

今回の鈴愛のような、いわゆるオタクの人特有の上ずった声で早口でまくしたてる感じ、あれは何でああなるのでしょうね。

私も気づかぬうちにそうしているのかもしれないですけど。

緊張や興奮で呼吸が浅くなっているから?

永野芽郁さんはその演技をよくできていたと思います……観ていて胸が苦しくなるほど。

 

 

デートの反省会

後日、梟商店街の「喫茶ともしび」で、反省会が開かれていました。

デートの別れ際、小林くんは連絡するね、と言ってくれたようですけど、それ以来一度も連絡はないようです。

呆れられている、避けられているであろうその理由は、金沢監獄に行ったこと、囚人体験をしたこと、拷問器具の図解をしたこと、レストランなどでの付け耳……鈴愛もハッキリわかっているようです。

実は、デート中に小林くんが無口なために、鈴愛はわざわざ律に電話をかけてアドバイスをもらっていました。

テレホンカードを使って公衆電話で。

和子さんがおしゃべりなこととカードの残量がなかったことで、律からはほとんどアドバイスを得られませんでしたが、「しゃべれ」とだけは聞き取れていました。

鈴愛はその「しゃべれ」のアドバイスどおりしゃべったのです。

その結果があの早口でまくしたてていた会話になっていたのでした。

仕方ないと言えば仕方ないのですが、鈴愛はどうもやり過ぎてしまう傾向にあります。

先ほど書いたように、幼い頃から一緒の律たちなら、そんな鈴愛のことを知っているので何ともないですけど、ほぼ初対面のような人には引かれてしまうのがオチでした。

「鈴愛はオバケのいないお化け屋敷が好きだ」

と律に言われて、やはり律は自分のことをわかっている、だから悔しいし嬉しい、そういう複雑な思いに鈴愛はかられていたようでした。

 

 

19話で登場した89年当時の出来事

19話の鈴愛たちの会話にも、1989年当時に流行っていたものが幾つか登場していました。

例えば「イカ天」こと『三宅裕司のいかすバンド天国』の「マサ子さん」や、漫画『北斗の拳』、映画『エルム街の悪夢』がそれでした。

 

私は当時住んでいた家が、日テレだけ受信できない地域にあり、イカ天などの日テレの番組を見られなかったのです。

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』とか『アメリカ横断ウルトラクイズ』とか。

なのでイカ天ネタはいまいちよくわかっていません。

BEGINとかFLYING KIDSとかJITTERIN'JINNとかたまとかマルコシアス・バンプとか、それぞれのバンドは知っていることは知っているのですが、イカ天での彼らは知らない感じです。

マサ子さんも、イカ天に出ていたガールズバンドのことみたいですね。

鈴愛が小林くんにデートで話していました。

小林くんは落語が好きみたいで、そっち系に興味がなさそうでしたが。

 

『エルム街の悪夢』も私は観ていないです。ホラー苦手。

本国アメリカでは1984年公開で、日本では1986年に公開されたとのこと。

鈴愛は拷問などは好きですけどホラーが苦手で、以前仲良し4人でこの『エルム街の悪夢』を観に行ったときも一人映画館の外で待っていたと、ブッチャーが言っていました。

 

『北斗の拳』は説明不要の『週刊少年ジャンプ』に連載され、フジテレビでしたっけ、テレビアニメ化された作品でもあります。

世紀末覇王伝説、バトルもの。クリスタルキング。

『Dr.スランプアラレちゃん』の流れで放送されていたような微かな記憶がありますから、毎週水曜日の19:30からの放送だったでしょうか?

私は北斗の拳が好きで単行本も買っていました。

南斗水鳥拳の「レイ」とか南斗白鷺拳の「シュウ」とかが好きでした。

南斗六聖拳ですね。

 

今回「鈴愛、お前は既にフラレている」と律に言われていました。

ケンシロウの台詞をもじったものです。

 

 

おわりに

小林くんとは本当にこのまま終わってしまうのでしょう。

あまり引っ張っても……という感じはありますから、このままで良いと思います。

脚本としてもそろそろ鈴愛たちの卒業後に話を持っていきたいでしょうから。

「岐阜サンバランド」については、色々と地元の、特に女性の反発が起こりつつありそうですし、一筋縄ではいかない感じがあります。

 

スポンサーリンク