ディスディスブログ

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DCブランドとハウスマヌカンの話をしてたときのBGMがややの「夜霧のハウスマヌカン」でした - 朝ドラ『半分、青い。』17話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年4月20日放送の17話で、鈴愛にも運命の人と二度目の出会いが……!!

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『半分、青い。』第2週「恋したい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年4月16日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第3週「恋したい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という、おそらく実在しない町です。

第2週の終盤から1989年(平成元年)に時代が移りました。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は1971年(昭和46年)7月7日生まれの、18歳、高校3年生、楡野家の長女です。

鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街の「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が鈴愛の年子の弟「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」、祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」です。

1980年時点で廉子さんは既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」です。

律の実家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」等がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家はふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

鈴愛が暴れるので「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」もちょいちょい登場します。

 

第2週で、鈴愛が「ムンプス難聴」なる症状起こして、彼女の左耳は失聴しました。

ムンプス難聴とは「おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する難聴」と主治医の先生は言っていました。

第3週現在は鈴愛たちは高校3年生、律も菜生もブッチャーも皆同じ高校に通っています。

 

 

鈴愛の「運命の人」

16話ラストで、鈴愛が朝の通学時にバス停でバスを待っていたところ、目の前を自転車に乗る男子高校生が通り、彼のズボンのポケットからカセットテープが転げ落ちました。

それに気がついた鈴愛はカセットを拾って、落としましたよと声をかけながら男子生徒を走って追いかけていました。

クレジットによればその少年の名前は「小林」で、「森優作」さんが演じています。

小林少年は気がついて自転車を止めると、律儀に自転車から降りて頭を深く下げながらお礼を言います。

頭を下げた拍子に彼がかぶっていた学生帽が落ちてしまい、もう一度鈴愛に拾ってもらう羽目になっていましたが……それもこれも小林少年の人柄の良さを表しているようです。

蛇足ですが小林少年と書くと「少林寺」のように見えてしまいますね。

 

鈴愛は実は小林少年に対しては「微妙」という第一印象を抱いています。

The失礼、ですが思っただけなのでセーフ。

カセットを拾ってあげたことで、鈴愛はバスが1本遅れてしまい、1時間に1本しかバスが来ない東美濃ではそれだけで遅刻確定です。

お昼、鈴愛は親友で最近彼氏ができた菜生と、購買部の人気No.1「じゃがまろ」とNo.2「焼きそばパン」をおごってもらった、というか半ば強引に奪ったお礼にブッチャーにも朝起きた出来事を話しています。

放課後、律も交えた仲良し4人組で鈴愛の家に集まって、再びその運命の人・小林少年について話していました。

律が、次逢えればそれは運命だと思っている弓道美少女「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」のように、鈴愛も次にその小林少年に会ったらそれは運命なのではないか、と言うのです。

でも顔は微妙なんだよ?と鈴愛が失礼なことを言うと、次のチャンスはこの先の人生で無いかもしれないのだから贅沢を言うなと、失礼に失礼を重ねるような発言まで飛び出し、というか鈴愛も怒るところだと思いますけど、素直に皆の意見を受け入れていました。

そして出会ってしまうのですね。

バス停でバスを待っていると、遠くから声をかけられ、片耳しか聞こえない鈴愛は音の遠近感や方向感覚に乏しいため、なかなか声の元を辿れないようでしたが、遠目に自転車にまたがったまま鈴愛の方に手を振る小林少年の姿を認めるのです。

と、同時に1時間1本のバスがバス停に到着、鈴愛は乗ってしまうのか……?

バスが通り過ぎると……鈴愛はバスに乗らずにバス停に佇んでいました。

鈴愛がそうすることを選んだのですねぇ……上手くいかない予感しかしないですが。

 

 

ハウスマヌカンとは何か?

東美濃にテーマパーク「ぎふサンバランド」を建設すべく、東京から「青山セントラルリゾート開発」の人間がやって来て、梟商店街の人たちを開発計画に同意させるべくあの手この手で籠絡しようとしています。

女性たちを籠絡すべく送り込まれた男性社員「神崎トオル(演:鈴木伸之)」が、男性たちを籠絡すべく送り込まれた女性社員「小倉瞳(演:佐藤江梨子)」について、部長に語っている様子から、小倉はかつて「ハウスマヌカン」であることがわかっています。

「だってあの人『ハウスマヌカン』だったんでしょ? 260円のシャケ弁食いながら風呂なしアパート住んでDCブランドとか着てたんでしょ?  そういう根性、僕ないっすよぉ」

と男性社員の神崎が言っていましたね。

 

「ハウスマヌカン」とは、自社の洋服を着て接客をする女性販売員のこと、です。

「DCブランド」の「DC」とは「デザイナーズ&キャラクターズ 」の略だったと思います。

1980年代に流行っていたのですよ、「コム・デ・ギャルソン」とか「イッセイ・ミヤケ」とか「ヨウジ・ヤマモト」とか「ビギ」とかが。

90年代の前半にもその流れはまだ残っていたような気がします。

 

DCブランド(ディーシーブランド)とは、1980年代に日本国内で広く社会的なブームとなった、日本の衣服メーカーブランドの総称である。「DC」とはデザイナーズ(Designer's) & キャラクターズ(Character's)の略とされる。

DCブランド - Wikipedia

DCブランドのWikipediaにはこのように書かれています。

う〜ん、やはりバブリーな匂いがしますね。

 

 

やや「夜霧のハウスマヌカン」

その神埼が部長に小倉のことを愚痴っていたとき、自動車の中に流れていた音楽が「やや」さんが歌う「夜霧のハウスマヌカン」でした。

偉いムーディーなタイトルの曲ですね。

 

やや(本名:小島八重子、1959年9月11日 - )は東京都江東区出身の歌手。血液型B型。1986年のヒット曲「夜霧のハウスマヌカン」で知られる。

 

「夜霧のハウスマヌカン」は発売当初は低調だったが、テレビの深夜番組『タモリ倶楽部』・『ミントタイム』で取り上げられた後に問い合わせが殺到し、ヒットに繋がる[2]。「夜霧のハウスマヌカン」は30万枚を売り上げた

- やや - Wikipedia

 

ややさんのWikipediaにはこのように書かれています。

私は当時子どもだったので意味は言葉の意味をよくわからなかったものの、この曲は好きでして、子どもながらに良い曲だなと思った記憶が微かにあります。

 

 

おわりに

鈴愛は小林少年とは上手くいかないですね。

鈴愛は律のことが好きだから。

律も同じで、伊藤清ちゃんに好意を寄せてはいるものの、鈴愛のことが本当は好きなのです。

お互い近くにいすぎて焦点距離が合わずにピンぼけして見えているだけ。

律が清のことを話していたりすると鈴愛は心に引っかかりが起こるし、おそらく次回以降鈴愛が小林少年と仲良くなっていくと律の心にも引っかかりが起こるはずです。

今日も、鈴愛たちが小林少年のことを話しているときに、律は鈴愛のことを気にしている様子がありましたね。

 

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