ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

ゼロツーの願いは何か?ゼロツーと叫竜の関係が徐々に明らかになっています - アニメ『ダーリンインザフランキス』12話の感想

スポンサーリンク

毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年3月31日の放送は第12話「ガーデン/始まりの庭」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

スポンサーリンク

 

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年3月31日の放送は第12話 「ガーデン/始まりの庭」でした。

 

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

  • ゼロツーは謎の巨大生命体「叫竜(きょりゅう)」の血を引いている存在らしい。
  • ゼロツーのパートナーになった人間は3度以上一緒に乗れていないらしい。

 

上記2点がゼロツーの鍵を解くキーポイントになっているはずです。

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされて、12話のOPではシャッフル後のものが反映されています。

しばらく(誰かが戦死するまで?)はこのままのパートナーで行くみたいです。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスは「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼ぶとのことです。

 

 

12話「ガーデン/始まりの庭」

予め書いておきますが、今回は事情により録画を観られないまま書いているので、後で加筆します。

本放送を一度観ただけで、何となく書いてしまうので、いつも以上に間違えていたり見当違いなことを言ってしまうかもしれません。

ご了承ください。

 

12話は、ヒロたちがいる移動都市13都市が通称「ガーデン」と呼ばれるAPEの施設に立ち寄りました。

 

 

ガーデンとラボ

ガーデンは雪の降る地域にあるようです。北方?

ガーデンはヒロたちが幼い頃に過ごした場所で、現在も多くのコドモたちがいます。

コドモたちの目に生気が無いような……11話の回想シーンのヒロの目のように虚ろでした。

「黄血球」の注入が原因でしょうか?

ガーデンに隣接するようにして建てられている「第3ナースリィ・ラボラトリー」という施設もあります。

「ラボラトリー (Laboratory) 」の意味は研究所ですね。

ヒロたちはそのラボラトリーで様々な精密検査を受けています。

 

 

9's(ナインズ)とナイン・イオタ

以前6話でしたか、Twitter画像にある、少し登場していた「渚カヲル」的な存在の男の子たちがラボにいました。

名前はなんでしたっけ?

彼は「9's(ナインズ)」と呼称されるAPE直属の特殊親衛隊のリーダーのようです。

9'sとは名ばかりで、リーダーの子の他にも7人、計8人がそこにはいました。

 

「何だ、上手くやってるじゃないか。ナイン・イオタ」

 

と6話当時、彼は謎の単語を呟いていました。

今回彼はゼロツーに気さくに話しかけていました。

そのときにゼロツーに対して「ナイン・イオタ」と呼びました。

ナイン・イオタとはゼロツーのこと。

当のゼロツーは最近機嫌が悪いせいもあって相手にしたがっていません。

 

また彼はヒロたちにこう言います。

 

「彼女は僕たち9'sの一員だったんだ」

 

8人しかいない理由もそこにあったようです。

 

 

本の内容とゼロツーの願い

最近ゼロツーが大人しかったですが、ヒロと距離を置いているようにも感じられましたし、不機嫌なようにも見えました。

彼女に何が起こっているのか?何を考えているのか?

 

ゼロツーはガーデン内にある図書館?のような場所で何かの本を探していましたが、それは彼女が幼い頃に読んでいたある書物のようです。

 

とある国のまっくらな森のその奥に、

ひとつの種族がひっそりと暮らしていました。

背中に大きな翼を持つ彼らは美しく、

しかし“魔物”と呼ばれる存在でした。

そこで暮らす魔物の娘。その背中には

大きく成長した灰色の翼がありました。

彼らは16の歳になると、その翼で

森の外まで飛ぶ事が許されていました。

回想シーンの本にはこのように書かれていました。

まさに叫竜とゼロツーのことを示しているように読み取れます。

「種族=魔物=叫竜」「魔物の娘=ゼロツー」

 

そしてゼロツーは今回、ヒロに対して自分の願いを言っています。

 

それは「人間になりたい」です。

 

『妖怪人間ベム』的な。

 

「化物め!ボクはお前たちを殺して、人間になるんだ!」

と、ストレリチアで叫竜と戦いながらゼロツーは叫ぶように言っています。

叫竜を倒し続ければ、いつか人間になることができると考えているようです。

 

 

ゼロツーが人間化する意味

このゼロツーが「叫竜を倒すことで人間になる」ことが事実であるならば、ある可能性が示唆されたように感じられます。

 

それはヒロたち「コドモの叫竜化」です。

 

1話で、ゼロツーは「叫竜の血を引く者」だと言われていたかと思います。

そして、ストレリチアでゼロツーのパートナーになったステイメンは、3回目に乗ると死んでしまうということが言われていました。

 

ヒロが2回目にストレリチアに乗った後には、左胸に何か青い心臓のような物体が付いていました。

ヒロが3度目に乗っても生き残れた後は、左胸に痕が残っているだけで青い心臓のようなものは消えてしまっています。

 

ここから、ヒロたちステイメンがストレリチアに乗ることで、ゼロツーの中にある叫竜の血がステイメンへと輸血されるように渡って、その代わりにコドモたちから人間の血がゼロツーの体内に入ってくるのではないか、と考えられます。

だからゼロツーは「叫竜を倒す=ステイメンとストレリチアに乗る」ことで、人間っぽい姿に変わってきているのです。

吸われたコドモはそれに耐えられずに3度目の搭乗までに死んでいく、そういうことかと。

ヒロはパパたちから「特殊検体」と言われていましたから、ヒロは叫竜の血が体内に流入しても中和する機能が備わっている可能性があります。

 

12話でゼロツーの幼い頃の様子が映し出されていて、そのときのゼロツーは赤鬼のような真っ赤な肌色をしていました。

角も今よりずっと大きい、いや身体が小さかったので相対的に大きく見えているだけで、角の大きさは変わっていないのかも知れません。

今も頭から角、口から牙が生えていますが、今からも程遠い、化け物じみたと書くとあれですが、そういう姿をしていました。

しかし、最近のゼロツーの角も牙も、大きくなっているようにも見えますね。

 

 

叫竜の正体の仮説

ゼロツーの人間化から人間の叫竜化を考えるようになると、「叫竜の正体」も何となくわかってきます。

いや、わかった気になっているだけで、見当違いなことを書いているかも知れませんけど。

 

叫竜の正体、それは「人間」です。

元人間。

人間がマグマエネルギーや黄血球などの投与によって化物に変化した、それが叫竜なのではないかという仮説も出てきそうですね。

『翠星のガルガンティア』のヒディアーズみたいなことかもしれないです。

『シドニアの騎士』や『超時空要塞マクロス』などもそういう話でしたっけ?

 

 

ヒロの幼馴染みはゼロツー

ヒロは過去にラボに来たことがあると感じています。

そして、回想によるとヒロは赤鬼状態のゼロツーとも会っているようでした。

だからサブタイトルが「ガーデン/始まりの庭」なのですね。

ただヒロはそのことをずっと忘れていたようです。

黄血球の投与によって忘れてしまったのでしょうか、ミツルとの約束を忘れたように。

 

ゼロツーが覚えているかどうかわかりませんけど

2人とも無意識の中でその記憶を共有しているから、パートナーになり得ているのではないか。

 

このことによって、イチゴはヒロの幼馴染みキャラの座からも陥落しそうです。

イチゴはヒロから振られというか興味を持たれず失恋しているのに……踏んだり蹴ったり。

 

 

おわりに

12話で折り返したところでしょうか。

9'sが正式に登場して物語に変化が生まれて、ゼロツーや叫竜の秘密も徐々にではあるものの明らかになってきています。

……が、どうもいまいち盛り上がりに欠けている気もします。

物足りなさを感じるのはオリジナリティに欠けるせいでしょうか?

本作が『新世紀エヴァンゲリオン』を筆頭に色々な作品の設定に似ているような……そういう既視感があるからかもしれないです。

 

記事を書くときは、しっかりと観てから書き足そうと思いましたが、肝心なところは書けたように思えるので、このまま行くかも知れません。

 

スポンサーリンク