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ココロとミツルが?同時にフトシとイクノにもフラグが立ちました - アニメ『ダーリンインザフランキス』8話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年3月3日の放送は第8話「男の子×女の子」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

目次

 

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年3月3日の放送は第8話 「男の子×女の子」でした。

 

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

  • ゼロツーは謎の巨大生命体「叫竜(きょりゅう)」の血を引いている存在らしい。
  • ゼロツーのパートナーになった人間は3度以上一緒に乗れていないらしい。

 

上記2点がゼロツーの鍵を解くキーポイントになっているはずです。

  

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスは「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼ぶとのことです。

 

 

第8話「男の子×女の子」

8話は前回の水着回・日常回と同じような、一応戦闘はありましたけど、日常回のようなものだったかもしれません。

冒頭で、ヒロたち13部隊は叫竜と戦っていて、その叫竜から出た液体はフランクスのコクピット内まで侵入しました。

その液体はピステル、ピステルとは女の子のパラサイトのことですが、彼女たちのスーツのみを溶かしました。

フランクスは、ピステルがバイクにまたがるようにして機体と繋がり、その背後にステイメン、ステイメンとは男の子のパラサイトのことですが、彼らがピステルの腰部から背後に伸びる操縦桿を握って機体を操縦するシステムを採用しています。

つまりはそういうことです。

そういう目で見られた女の子たちは、そんな男の子たちを許さず、また喧嘩腰で威圧的な態度が気に食わない男の子たちもそれに応戦しています。

例えば、女子たちが寄宿舎内部に線を引いて、男子は線から自分たちの陣地に入って来ないで、と主張していました。

思春期あるあるですね。

それに対して、ゾロメを筆頭とする男子たちはパンツ一丁で寄宿舎を歩いてみせ、文句を言ってきたミクたち女子に、男子の陣地で何をしようと俺らの勝手だろ、とやり返すのです。

お互いが折れずにいがみ合い。

 

 

それを「思春期」と呼ぶ

ナナとハチから状況を聞いたフランクス博士はこう言いました。

 

「それは『思春期』だな」

 

ハチが言うには、一つの部隊でこれだけの人数が思春期になる前例はないとのこと。

これまでの統計では思春期になるのは(1部隊につき?)1人か2人、今回の場合ほぼ全員、明らかに異常だとナナもハチも考えています。

博士は「実に興味深い」と返します。

本来はオトナたちが早期介入し直ちに解決させることが望ましいようですけど、博士はナナたちにそれを禁じて、手を加えないことと自分に逐一報告すること、「パパ」たちにも報告しないことを指示しています。

介入しない理由は、ヒロたちは「テストチーム」だから。

 

おそらくというか高い確率で、ヒロたちコドモは人造人間の類です。

そっち部分の機能があるのかわからないものの、物語的にないと進まないと思いますけど、思春期になるということは肉体的・精神的に成熟して大人(オトナではなく)になっていくことも意味するでしょうから……

 

コドモが肉体的・精神的に成長するとオトナになることができるのか?

大人になったコドモはオトナになるのか?

大人になったコドモはフランクスを操れるのか?

コドモ同士で恋愛をし、子供ができたら?

 

博士はそれらの点を確かめようとしているのかもしれません。

 

 

ココロとミツル

7話で、「現代」の都市にあった洋館内部において、ココロは妊婦さんに向けた小冊子を1冊拾っていました。

「はじめての出産 〜産まれてくる赤ちゃんのために〜」

とその冊子の表紙には書かれています。

 

8話ではココロは寄宿舎にその冊子を持ち帰っており、今回、彼女はミツルの前でその冊子を思わず落としていました。

ミツルは他人に興味を示さないクール(ぶっている?)コドモですから、冊子を持ち帰ったとしても自分には関係ないことだと、オトナたちに報告するつもりはないみたいです。

 

前回、ココロが冊子を見つけたときにココロに声をかけたのもミツル、今回、ココロが冊子を持ち帰っていたことを知ったのもミツルです。

2人だけの秘密が増えていっています。

また、冊子の内容といい、今回の思春期の件といい、物語はこの2人を近づけようとしているように受け取れます。

 

しかし、フランクスのパイロットとしては、ココロにはフトシというパートナーがいて、ミツルにはイクノというパートナーがいます。

例えば、イチゴはヒロが好きにも関わらずゴローとパートナーになっていることから、必ずしもピステルとステイメンの好意が向き合っている必要はないみたいですけど……。

 

ここから想像できる今後の展開は、フトシかイクノ、あるいは2人ともが戦闘で死んでしまうことです。

特にフトシはやばいでしょう。

フトシを亡くしたショックで落ち込むココロに、人に興味を持っていないはずのミツルに優しく声をかけられ……おやおや、みたいな展開がありそうですね。

で、ココロが身ごもると。

で、イクノが闇落ちすると。

怖い。

 

 

気持ちはわからないけど気持ちがわからないから

男子と女子の喧嘩はゼロツーの策略によってさらなる混乱を招いていましたが、それをきっかけに男子も女子も少し考えるようになっています。

 

一方でヒロは男子メンバーにこう言います。

「でも俺、皆には悪いけど、さっきのはちょっと楽しかった。ゼロツーがさ、笑ってたんだ、楽しそうに。俺、女子の気持ちなんてこれまであんまり考えたことなかったんだけど」

「(女子の気持ち)うん、全然わからない」

「だからこそ、もっと相手のこと知りたいって思った。そうしたら、もっと支えになってあげることだってできるかもしれない」

「(ゼロツーはヒロに支えられる必要もない最強のピステル)ゼロツーは普通の女の子だよ」

「ゼロツーだけじゃない、ピステルってさ、俺たちステイメンに操縦を委ねて、でも、その戦いのダメージはあの細い体に返ってくる訳だよね」

「それでも懸命にフランクスとつながっているんだ。俺たちを信用して」

「そんな姿を見てしまったら、俺さ、大切にしてあげたい、強くなりたい、そう思ったんだ」

 

他方で女子メンバーの中ではココロがこう言っていました。

「あ、あのね、やっぱりこのままじゃいけないと思うの」

「私たちだけじゃできないことでも、男の子と協力すればできるようになる、そういうことっていっぱいあるんじゃないかな? フランクスだってそうでしょ?」

「確かに、男の子たちはエッチだし、何を考えているのか私にもよくわからないけど、それでも男の子と女の子は違うからこそ一緒にいるべきなんだよ」

「だってそこから……えっと……生まれてくるはずだから。『未来』とか『希望』とか。だから、だから……」

生まれてくるはずだから、の部分はココロがあの冊子を読み、赤ちゃんの存在を知っている様子を窺えました。

 

 

開かずの部屋

寄宿舎の1階に立入禁止の標識テープが貼られている部屋が並んでいました。

男子と女子はお互いがお互いのことを許そうとしている中で、唯一人ミクだけが男子との戦いを続けようとしています。

一人で部屋を出ていったミクは、1回の立入禁止の部屋に立てこもりました。

部屋の中で、写真スタンドを見つけ、スタンドに挿し込まれた写真を見て恐怖します。

一方、イチゴたちからミクが居なくなったと聞いて、ヒロたちも一緒になってミクを捜しています。

そんなときミクの悲鳴を聞きつけたヒロたちは、ミクが立てこもっている部屋を見つけて(テープが破られていたからすぐわかった)鍵のかかったドアを蹴破り中へ入ると、ミクは部屋の床に、頭を抱え込んで座っていました。

床に落ちてガラスが割れた写真スタンドを見つけたゴロー、写真を見るとそこには自分たちと同じような制服を着たコドモたちが仲良さそうに笑顔で写っています。

写真に写っていたコドモたちは、自分たちが就任する前に13部隊に配属されていたコドモたちでした。

全滅したから自分たちが今、部隊に入っている。

写真からその事実を突きつけられて、ミクは恐怖したのです。

写真から、「自分もいずれ死ぬ」ということを、リアルに感じ取ってしまったのでしょう。

 

ゴローは「俺たちはお互いをもっと知らないと生き残れない。皆、仲直りしよう」と言って、仲直りをしました。

一番意固地になっていたミクもゾロメも仲直りです。

 

ていうか、オトナたちはどうして開かずの部屋を片付けず、そのままにしておくのでしょうか?

 

 

おわりに

前回に引き続き、今回も重要な回でしたね。

コドモたちが自分たちの存在や意義について考え始めていますから、それは後にオトナたちへの疑問につながるでしょうし、体制への疑問へとつながっていくでしょう。

ココロとミツルにフラグが立っていることで、フトシとイクノにも別の意味のフラグが立ったことは、近々恐ろしいことが起こる予感しか湧いてこず……。

最近の2回は日常回やギャグ回が続いたことで、次回はほぼ確実に戦闘回が入ることが予想されます。

そこで何かが、ヒロたちにとって良くないことが起こってしまいそうです。

 

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