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敵の数は無量大数!ゾシィとキッド、アイラック、マッケン、ジョーガン、バリンボー…多くの犠牲が出ました - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』24話の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

2017年12月7日の放送は24話「忘れるものか この一分一秒を」でした。

 

  

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

 

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2017年12月7日の放送は第24話「忘れるものか この一分一秒を」でした。第4クールになってからはサブタイトルに主人公「シモン」のセリフが使われているようです。これまでは第1クールがシモンの兄貴分「カミナ」、第2クールがヒロイン「ニア」、第3クールがシモンと仲間「ロシウ」のセリフから取っていたと思います。

 

 

24話「忘れるものか この一分一秒を」

いよいよ螺旋族の敵である「アンチスパイラル」との最終決戦が始まりました。前々回と前回で、地球への落下を回避した月と思われていた巨大ガンメンがかつての獣人王「螺旋王ロージェノム」の所有艦「カテドラル・テラ」と分かり、それをシモンたち大グレン団が所有し「超銀河ダイグレン」と改名しました。

それまでシモンたちが乗っていた超弩級巨大スペースダイガン「アークグレン」はシモンの「グレンラガン」と合体したのか何なのか忘れましたが、「アークグレンラガン」となった後に、超銀河ダイグレンとともにアンチスパイラルの母星へと向かいました。

アンチスパイラルの母星は索敵にヒットせず、それがロージェノムの生体コンピュータによると「10次元から11次元という次元宇宙の膜と膜の間に虚数振動時空を作り、超螺旋索敵から逃れていた」と、おそらく次元の狭間にあることがわかりました。

さらにアンチスパイラルの母星が指輪の形をしていることが分かる、つまり相手を認識できたことによって場所を特定、虚数宇宙に向けてダイグレンから次元アンカー(錨)を放出、アンカーがかかった先には月がありました。

 

 

大グレン団の敵は宇宙そのもの

シモンが強くニアを意識することで想いが届くと「螺旋界任意転移システム」を発動させることが可能なようで、超銀河ダイグレンのワープが作動しました。

ワープした先には巨大なニアの立体映像が映し出され、シモンたちを迎えています。映し出されたニアは、アンチスパイラルのメッセンジャーとしての動いていたときの無感情・無表情なニアではなく、かつてのニアのようです。

シモンは必ずニアを助けてやる、アンチスパイラルに絶対勝ってニアと一緒に地球に帰ると言い、映像が出現した場所ではなく本物のニアがいる場所へと再びワープします。しかしその先にも映像化されたニアが映し出された同じ場所に移動するだけ、どうやらアンチスパイラルの邪魔が入っているようです。

するとアンチスパイラルの声が聞こえてきました。アンチスパイラルの声は初めて聞かれました。オペレーターが言うには全方向から声が聞こえてきて、ロージェノムが言うには大グレン団が戦うのは宇宙そのものです。アンチスパイラルは宇宙を支配しているからです。

 

 

敵の数は「無量大数」

アンチスパイラルは大グレン団に対して巨大艦隊を多数出動・出現させました。戦艦タイプのようですが船首前面に巨大な顔面がついています。兵器ムガンと同タイプのようですが、より巨大で強大です。メガテン3のラスボス「カグツチ」みたいな顔。

顔のような戦艦クラスは「アシュタンガ級」というようです。他にも手の形をした「ハスタグライ級」、足の形をした「パダ級」もあるようです。

その巨大艦隊はそれぞれに多数の艦載機を出撃させ、その数は「無量大数(むりょうたいすう)」とオペレーターは言っています。

 

無量大数(むりょうたいすう)は、漢字文化圏(漢字圏)における数の単位の一つ[1]。漢字文化圏において名前がついている最大のものである。無量大数がいくつを示すかは時代や地域により異なり、また、現在でも人により解釈が分かれる。一般的には1068を指すが、1088とする人もいる。

- 無量大数 - Wikipedia

無量大数のWikipediaにはこのように書かれています。要するに具体的な数を言っているのではなく、数えられないくらい多数の敵がいると言いたかったのでしょう。

 

命数法(めいすうほう)とは、数詞を用いて数を表す命数(めいすう)の方法であり、言語により異なる。

- 命数法 - Wikipedia

命数法のWikipediaにはこのように書かれています。

 

一、十、百、千、万、十万、百万、千万、億、十億、百億、千億、兆、十兆、百兆、千兆、京、十京、百京、千京、垓、十垓、百垓、千垓、𥝱(秭)、十𥝱、百𥝱、千𥝱、穣、十穣、百穣、千穣、溝、十溝、百溝、千溝、澗、十澗、百澗、千澗、正、十正、百正、千正、載、十載、百載、千載、極、十極、百極、千極、恒河沙、十恒河沙、百恒河沙、千恒河沙、阿僧祇、十阿僧祇、百阿僧祇、千阿僧祇、那由他、十那由他、百那由他、千那由他、不可思議、十不可思議、百不可思議、千不可思議、無量大数

漢数字の桁は引用部のようになるみたいです。Eテレの『にほんごであそぼ』を観ている方は馴染みがあるかもしれません。こうすると無量大数の現実感はまるでないですね。これがアンチスパイラルが展開した手下の数です。

ですが大グレン団も負けてはおらず、超銀河ダイグレンでは新たなガンメンが製造されていました。「キングキタン」が「スペースキングキタン」へ、「ダヤッカイザー」が「スペースダヤッカイザー」へ、他のガンメンもスペースガンメンへとグレードアップされています。巨大化した敵には巨大化で対応するというシンプルな考えです。 アークグレンラガンを先頭にしてスペースガンメン隊が出撃し、無量大数の敵と対峙します。

 

 

超銀河グレンラガンへ

アシュタンガ級はアークグレンラガンのドリルでも倒せません。あまりに巨大だから。もっと大きなドリルはないかと探すシモン、その視線の先にあるのは超銀河ダイグレンです。

超銀河ダイグレンは人型に変形可能なようす。ロージェノムが言うには「人の形こそ螺旋力を最大限に発揮させる形。超銀河ダイグレンを人型へと変形させれば螺旋力は何倍にも増幅される。小宇宙にも匹敵するパワーを内包した存在となる」とのこと。

直ちに超銀河ダイグレンを人型の「超銀河グレンラガン」へと変形させようとします。変形するためには相応の螺旋力を持つ者、当然シモンの力が必要になり、変形完成までは時間がかかります。完成までは「キタン」や「ヨーコ」たちで耐える必要があります。時間まで耐えきれず全滅するかもしれません。時間にしておよそ10分。

 

 

大グレン団の犠牲者たち

初めこそ大人しかったアンチスパイラルの艦隊でしたが、急に牙を剥いて大グレン団に襲いかかり、大グレン団にも多数の犠牲が出てしまいました。その多くがガンメンのパイロットたちです。

24話では「ゾシィ・カナイ」と「キッド・コイーガ」、「アイラック・コイーガ」「マッケン・ジョーキン」、「ジョーガン・バクサ」、「バリンボー・バクサ」が戦死していたかと思います。

マッケンの死は妻の「レイテ」も気がついたようです。気がついても尚、レイテは気丈に振る舞い、自分に課せられた仕事を続けていました。ジョーガン&バリンボーは若い「ギミー」と「ダリー」を助けるために犠牲となっています。

 

 

おわりに

このように大きな犠牲を払いましたが、とうとう超銀河グレンラガンが変形完了……と行きたいところでしたが、アンチスパイラルの罠がシモンたちを襲っていました。シモンたちの目の前に突如として海が現れ(宇宙なのに)、海に超銀河グレンラガンが飲み込まれ沈んで行くところで24話が終わっています。

シモンは10分間ずっと耐えに耐えました。大切な仲間が死んでいくところを見ていなければならなかったことは大きな苦痛だったでしょう。この1分1秒を忘れるものかと、怒りと悲しみに包まれたサブタイトル回収ですが、それどころではなくなってしまいました。悲壮感満載。この苦境をシモンたちはどうやって切り抜けるか……25話を待ちましょう。

 

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