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最後に「てん」の前で倒れた女性は誰なのか?月の井団吾の妻?姉?妹? - 朝ドラ『わろてんか』56話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年12月5日放送の56話は「てん」の前に今週来週キーになる女性が現れました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

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『わろてんか』第10週「笑いの神様」

www.nhk.or.jp

 

2017年12月4日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第10週「笑いの神様」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は先週までの大正3年(1914年)から2年ほど経った大正5年(1916年)に移っています。本作のヒロイン「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は、「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と結婚をして北村姓「北村てん」となり、「隼也(しゅんや)」という名前の男の子もいます。

「てん」は大阪・天神にある寄席小屋「風鳥亭(ふうちょうてい)」を2店舗経営する「北村笑店(きたむら・しょうてん)」の御寮人さん(ごりょんさん)として家事と育児と仕事で忙しい毎日を送っています。

現在は夫婦と、「てん」の実家「藤岡屋」の女中であった「トキ(演:徳永えり)」、元席主の「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」、藤吉の芸人時代からの仲間「キース(演:大野拓朗)」や「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」、「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」、「アサリ(演:前野朋哉)」は芸人として舞台に出つつも小屋での仕事もこなしてくれています。

 

 

リリコ解任

「てん」は、「タネ」という隼也の子守をする女性を新たに雇っていました。これまで隼也の子守をしていたのは「リリコ(演:広瀬アリス)」でしたが、お役御免です。

これから何をしたらいいのとボヤくリリコに、「てん」は芸人に戻る気はないのかと聞いていました。リリコは今のところ女義太夫を再び演じる気はさらさらないようです。新世界辺りで女給さんにでもなろうかなと言い、なかなか彼女の真意を読み取れません。

タネさんを演じているのは「辻葉子」さんです。

 

 

天才落語家「月の井団吾」

大正5年現在、大阪のお笑いに新しい風が吹いています。落語界の風雲児「月の井団吾(つきのい・だんご)」です。団吾を演じるのは「波岡一喜(なみおか・かずき)」さん。

藤吉は今、その団吾師匠にご執心です。笑いに今の世相を取り入れて客を笑わす話術は絶品だ、破天荒でウケると思ったら高座で屁もするしすっぽんぽんにもなると。

太夫元「寺ギン(てら・ぎん、演:兵動大樹)」の元で働いている、「てん」の従兄で藤岡屋の手代であった「武井風太(たけい・ふうた、演:濱田岳)」も、お金を取り立てに風鳥亭を訪れては、芸者をあげて返せないほどの大きい借金を作っているとか口癖は「女遊びは芸の肥やし」だとかの団吾武勇伝を語ったり、「通天閣団吾は大阪の二大名物」と言われるくらいの天才、笑いの神に愛された天才と絶賛したりしています。

藤吉は何とか団吾を風鳥亭のお抱えの芸人にできないかと考えています。団吾を風鳥亭の目玉商品にしようと、藤吉が団吾に用意する金額は1万円です。大正5年時の1万円は現在の価値に換算すると5000万円ほどの大金だそう。

もちろん1万円などという大金は手元にありません。となると借金を作って、ということになるのですが、団吾師匠には借金をしてでも1万円を支払う価値がある、と藤吉は感じています。

 

 

長屋芸人たちの抵抗

藤吉が団吾師匠を1万円で契約しようと画策している話は直ちに風鳥亭内に知られることとなり、反発をした人たちがいました。現在、風鳥亭のお抱え(他では稼げない?)芸人たちです。具体的に挙げると、吉蔵とキースとアサリと岩さんです。

吉蔵たちは風鳥亭開業時からずっと高座にあがってきて、それだけでなく客引きなどの仕事もしてきた、いわば家族のような存在です。そんな家族のような自分たち長屋芸人そっち退けで旬の芸人を1万円の高額で契約しようとするなんて、と藤吉に直接抗議をしていました。団体交渉ってやつです。

吉蔵たちの要求は当然待遇改善です。要は給料を上げろということ。団吾師匠を迎えるために1万円も払うなら俺らの給金を上げてくれと。自分たちの出番も減るでしょうから、団吾師匠と契約することも反対しています。

長屋芸人たちは何より、ずっと苦楽を共にしてきた自分らをそっち退けにして団吾に熱を上げている藤吉に対して寂しさを覚えているようでした。

 

 

おわりに

56話ラストで、風鳥亭の店前で一人の女性が倒れいました。「てん」がその女性を介抱するのでしょうし、その女性は団吾と縁のある女性のはずです。

『わろてんか』56話が終わると、生活情報番組『あさイチ』の放送が始まりました。司会の「有働由美子(うどう・ゆみこ)」アナウンサーがあの女性はどなたでしょうかと、この日のスタジオゲストであるトキを演じている「徳永えり」さんに聞いていました。トキが言うには、今週来週のキーになる方だということです。

ということはやはりあの女性は団吾と縁のある人でしょうね。姉か妹か、かつての妻か……今結婚しているんでしたっけ?

 

ていうか、藤吉は結局自分のやりたいことばかりですね。先週「てん」や隼也そっちのけで店を広げることに執心していたことで「てん」と夫婦喧嘩をしていて、最後に自分の非を認めて反省したはずなのに、今週も家族同然の長屋芸人そっち退けで団吾に執心しているのですから、全く進歩していないです。谷沢もビックリなほど。谷沢は『スラムダンク』の22巻で安西先生から「まるで成長していない」と言われていた人ですね。回想シーンで。

藤吉が成長していないというか脚本家さんが成長していないというか……。

 

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